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〔マーケットアイ〕外為:ドル113.07円まで上昇、欧州株先物も一段高
December 4, 2017 / 7:43 AM / 14 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル113.07円まで上昇、欧州株先物も一段高

[東京 4日 ロイター] -

<16:33> ドル113.07円まで上昇、欧州株先物も一段高

夕方に入りドルは113.07円まで上昇。日中高値を上抜け、11月17日以来2週間ぶり高値を更新した。欧州市場も米税制改革法案の上院可決などを好感し、主要株価指数先物は1%前後の上昇で取引が始まった。各国国債先物も売りが先行しており、独10年債利回りは0.34%台へ気配値を切り上げて取引が始まった。ドルはユーロ、ポンド、スイスフランなど様々な通貨に対して上昇している。

<14:40> 米リパトリ減税、上下院歩み寄りも市場は冷ややか

米上院は可決した税制改革法案で、企業が本国へ還流させる利益への課税率を、流動性資産については当初案の10%から14.5%へ、非流動性資産については5%から7.5%へ引き上げた。下院案の同14%、7%より小幅に高いが、当初案から大きく歩み寄った形だ。

企業の為替取引を促す、いわゆるリパトリ減税は、直接的にドルを押し上げる可能性がある法案として市場で大きな注目を集めている。上院の歩み寄りにより一本化できる可能性が高まった項目のひとつといえるが、市場では期待が先行し過ぎていると冷ややかな声が増えている。恒久減税で期間の縛りがないためドル買いが散発的になりやすいこと、海外子会社が手元資金をドルで保有している可能性もあることに加え、日本はもともと米国発の対日直接投資が少ないことなどが背景だ。

日本総合研究所調査部副主任研究員の井上肇氏も、同様の政策で前回ドル高が進んだ05年と比較すると「当時は円キャリートレードが流行していたこともあり、ドル高/円安が加速しやすい状況だった。現在はそこまで日米金利差が開いている状況でもない」としている。

<12:20> 正午のドルは112円後半、米税制改革への期待が支え

正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点に比べ、ドル高/円安の112.75/77円だった。早朝は米税制改革の進展期待で113円手前まで上昇したが、その後は伸び悩み、112円後半でもみ合いが続いた。

市場では、米上院の税制改革法案が可決されたことで、年内成立の可能性が高まったとの見方が出ている。早朝は期待を織り込むかたちで112.98円まで上昇し、きょうの高値をつけた。

その後は、次のニュース待ちとなり、112円後半で方向感なく推移した。

市場では「先週半ばから北朝鮮に反応しなくなって、ドル/円も上方向に行きたそうな感じだった。税制改革のニュースで米国の短期金利が上昇してくれば、ドルも今週113円後半へ強含む可能性がある」(邦銀)との見方が出ていた。

先週1日は、フリン前米大統領補佐官が、ロシア側と連絡を取るよう大統領候補だったトランプ氏から指示を受けたと証言する用意がある、との一部報道でドルが急落する場面があった。その後、指示は選挙中ではなく選挙後の政権移行の期間中だった、と訂正され、ロシア疑惑については、ひとまず落ち着きを取り戻している。

<10:52> ドル112円半ば、米暫定予算の期限先送りできるか注目  

ドルは112.68円付近。

市場では、8日に迎える18年度の暫定予算の期限を先送りできれば、米税制改革法案の年内の議会通過の確度がかなり高まるとの見方が出ている。

暫定予算の先送りは上院で民主党議員の賛成も必要だが、「大型ハリケーン後の復興支出の追加分を暫定予算に盛り込ませる可能性がある。それを持ち出されると民主党議員も容易に反対できない」(三井住友銀行の森谷亨チーフ・マーケット・エコノミスト)との指摘もある。

税制改革法案成立のめどが立てば、株高・米金利上昇の材料となり、ドルは114円台に向かって上昇する可能性もあるという。

<09:55> ドル112円後半、次の材料待ちで一進一退

ドルは112.75円付近。早朝は米上院の税制改革法案可決を織り込むかたちで112.98円まで上昇したが、その後は112円後半で一進一退となっている。

市場では「ドル/円はロシア疑惑の悪いニュースで急落した後、米上院の税制改革法案可決という良いニュースで急落前の水準に戻ってきた。これからドルが上がるのか下がるのかは続報次第」(外為アナリスト)との声が出ていた。

税制改革法案については下院案とのすり合わせなど法案成立にはなお調整が必要。一方、ロシア疑惑についても、トランプ政権中枢に捜査の手が及ぶ可能性も否定できない。

<07:59> ドル112.30─113.30円の見通し、ロシア疑惑と米税制改革の綱引き

ドル/円は112.74円付近、ユーロ/ドルは1.1868ドル付近、ユーロ/円は133.70円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が112.30―113.30円、ユーロ/ドルが1.1810─1.1910ドル、ユーロ/円が133.20―134.20円とみられている。

きょうは目立った経済指標がなく、「ロシアゲート」疑惑と米税制改革の進展期待の綱引きとなりそうだ。早朝は112.98円と、心理的節目の113円に迫る水準まで上昇したが、いったん上抜けに失敗している。東京時間は株価や米長期金利の動向をにらみながら上下動するとみられる。

先週末は、ドル/円が急落する場面があった。米上院で税制改革法案が可決されるとの思惑などで112.87円まで上昇していたが、フリン前米大統領補佐官がトランプ米大統領に不利な証言をする準備をしていると伝わり、ドル売りが加速。米株安と米長期金利の低下もあり、111.40円まで下落した。

その後、市場は落ち着き、ドル/円に買い戻しが入った。フリン氏のニュースで急落したが、税制改革への期待がサポートとなり底堅さも確認された格好となった。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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