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〔マーケットアイ〕外為:中東情勢緊張にも市場警戒、イスラエルの米大使館移転へ
December 6, 2017 / 7:43 AM / 12 days ago

〔マーケットアイ〕外為:中東情勢緊張にも市場警戒、イスラエルの米大使館移転へ

[東京 6日 ロイター] -

<16:28> 中東情勢緊張にも市場警戒、イスラエルの米大使館移転へ

市場ではトランプ米大統領が、在イスラエルの米国大使館をエルサレムへ移設する方針を懸念する声も出ている。移設は米政策の大きな転換となり、中東での紛争発生を刺激する恐れもあるためだ。

報道によると、電話で会談したパレスチナ自治政府のアッバス議長はトランプ氏に、移転は「(イスラエルとの)和平プロセスや、地域や世界の治安と安定に重大な結果を招く」と警告したという。

ただ、非常に複雑な問題を抱えるエルサレムの首都承認が、金融市場にどのような影響を直接与え得るのか、明確なシナリオを現時点で描ける参加者は多くない。「市場の調整ムードに影響している可能性はあるが、問題が今後どう波及していくのか、よくわからない。しばらく事態を見極めたい」(都銀)との声が上がっている。トランプ大統領はきょう、移転を正式に発表する予定。

ドルは一時112.02円まで下落した。一時500円超の下落となった日経平均は結局445円安と、今年最大の下げ幅できょうの取引を終えた。欧州株先物も1%弱の下げで取引が始まった。

<13:44> 調整ムード、震源は中国株か 成長不安で非鉄相場急落

広範な市場で調整ムードが強まってきたきっかけとして、中国株の下げを指摘する声が出ている。上海総合指数が下値めどとされていた3300付近を割り込むとともに、地方政府が水増しの疑いがあるとされる域内総生産(GDP)の見直しを開始したとの一部報道などを受け「成長押し上げ路線からある程度抑制する方向へ政策が転換するのではないか」(都銀)との見方が出回っているという。

中国経済減速の影響を直接受けることとなる商品市場では、非鉄を中心にすでに売りが加速。ロンドンの銅先物は前日、2年ぶりの大幅安となる4%超の下げを記録した。

ただ年末が近づき、投資家を中心に「持ち高整理が値動き主導する展開」(外銀)となりやすいのも事実。中国株安も理由は後付けで、実態は持ち高調整である可能性も否定できない。

ドルは一時112.11円まで下落。日経平均は468円安まで下げ幅を広げた。

<12:48> ドル112.23円付近で上値重い、アジア株全面安

正午前に一時112.18円と前週末以来の安値をつけたドルは、その後も112.25円付近で上値の重い展開。日経平均は午後に入り下げ幅を前日比300円超へ拡大。中国、台湾、香港などアジア株は全面安で、アジア時間の米株先物も次第に上値の重さを増してきた。米10年債利回りも低下ぎみ。市場では「米減税案の上院可決でいったん材料出尽くしのもよう」(野村証券)との声が出ている。

<12:12> 正午のドルは112円前半、株安や米金利の低下で

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の112.20/22円。

早朝の取引で112円半ばを推移していたドルは、日経平均が下げ幅を拡大したことや、米長期金利が低下したことに平仄を合わせ、一時112.18円付近まで下落した。一部の市場参加者の間では、112.20円付近にドル買いオーダーがあるとされていたが、ドルは同水準をあっさり割り込んだ。

日米欧の株安に加え、ロシアゲートの進展や、中東を巡る地政学リスクなどが意識され、リスク回避のセンチメントが広がって、円買いを誘発している。ただ、米雇用統計を8日に控え、取引高は低迷しているという。

市場では、米大統領選挙へのロシア介入疑惑を捜査するモラー特別検察官が、ドイツ銀行に対し、トランプ大統領と家族の口座に関する情報提出を求めたことが話題にのぼっていた。 ドイツ銀は数週間前、特定の取引に関して情報提供を求める召喚状を受け取ったという。

<11:05> 英ポンドは1.34ドル前半、英警察が首相暗殺計画を阻止との報道

英ポンドは1.3433ドル付近。ソフト・ブレグジット期待を背景に、11月を通して進んできた英ポンド買いが、12月に入ってから停滞している。

英ポンド/円は151.08円付近。4日には152.95円と昨年6月の英国の欧州連合(EU)離脱決定以来の高値を付けたが、ポンド買いはそれ以降失速した。

市場では「ソフト・ブレグジットを巡る期待感が現時点ではしぼんでいる」(外国銀)との意見が聞かれた。

EU離脱条件を巡る交渉について、EUの外交官は、英国は週内に良好な条件を提示する必要があるとの考えを示した。EUサイドは6日には良好な条件が提示されると期待しており、同日にメイ首相がブリュッセルを訪問する可能性があると述べた。

一方、英スカイニュースは5日、メイ首相の暗殺計画が未遂に終わったと関係筋の話として報じた。

警察によると、爆発装置のようなものをダウニング街の首相官邸に仕掛け、混乱を起こし首相を攻撃・殺害する計画があった。

ロンドン警視庁、情報局保安部(MI5)、ウエストミッドランズ警察が少なくとも数週間かけて捜査を進めていたという。首相の報道官は、過去12カ月間で9回の計画が阻止されたと明らかにしていた。

<10:30> ドル112円前半、米長短利回り格差は10年ぶりの低水準

ドルは112.47円付近。米10年国債利回りは2.3562%付近で、ニューヨーク市場午後5時時点の2.3527%からやや上昇。

前日の米国債市場では、2年債利回りが2008年10月以来、3年債の利回りは2009年6月以来の水準にそれぞれ上昇した。こうした中、長めの金利が低下したことで、利回り曲線のフラット化は進んだ。

2―10年国債の利回り格差は、現在53ベーシスポイント(bp)と2007年10月11日以来の10年ぶり低水準。3―30年国債の利回り格差も10年ぶりの低水準に落ち込んでいる。

「コアPCEが徐々に上がってくる中で、長期金利の低迷が示唆するインフレが起こらないという前提が正しいのか、8日発表の米雇用統計での賃金上昇率が注目される」(国内銀)との指摘が出ていた。

  米国債市場では、米国のつなぎ予算案についても、関心が注がれている。

米下院共和党は5日、つなぎ予算の期間について協議を続けた。6日にも採決にかける見通しだ。保守強硬派グループ「自由議員連盟(フリーダム・コーカス)」は党指導部に、30日までの延長検討を求めている。

下院議事運営委員会のピート・セッションズ委員長は記者団に、22日までのつなぎ予算案を検討する方針を示した。同委はヒアリングを6日2000GMT(日本時間7日午前5時)に設定した。   

<09:45> ドル112円半ば、株安でリスク回避のセンチメント広がる

ドルは112円半ばで、上値の重さが意識されている。

前日の欧米株安に引き続いて、日経平均が下落するなか、リスク回避のセンチメントが広がっている。 一方で、 市場の一部では112.20円付近にまとまった規模の買いがあるとの憶測も出ている。

「英ポンドの独歩高が、足元では小康状態となっているので、ドルかユーロが強含んでしかるべきだが、ドルについては、ロシアゲートや米株式市場の高値波乱などで買い進めない状況だ」(FX会社)という。

<07:45> ドル112.10─113.10円の見通し、株価と米長期金利の動向を注視

ドル/円は112.60円付近、ユーロ/ドルは1.1827ドル付近、ユーロ/円は133.15円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が112.10―113.10円、ユーロ/ドルが1.1780─1.1880ドル、ユーロ/円が132.70―133.70円とみられている。

前日のニューヨーク市場でドル/円は112.53―112.87円と狭いレンジ内の取引に収まった。

米供給管理協会(ISM)が発表した11月の非製造業総合指数(NMI)は57.4と、7月以来の低水準になったことや、米大統領選挙へのロシア介入疑惑を調査するモラー特別検査官が、ドイツ銀に対し、トランプ大統領と家族の口座に関する情報提出を求めたことなどのニュースが伝わり、ドルの上値を抑えた。

きょうも、「米税制改革法案を巡る期待を背景とするドル買いと、ロシア疑惑に関する調査の進展によるドル売りのせめぎ合いにより、112円後半では上値が重く、112円前半では、底堅い推移が予想される」(外為アナリスト)という。

米国ではS&P総合500種が、8月初旬以来となる3営業日続落となっているほか、ダウ工業株30種も前営業日比109.41ドル安、ナスダックも13.15ドル安と軒並み株安となり、株安が米長期金利低下を促した。

きょうの東京市場でも「株価動向と米長期金利の推移をみながらの取引となりそうだ」(同)とされる。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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