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〔マーケットアイ〕外為:前日の円全面高、原油安で加速 ドル横ばいで値動き拡大
2017年12月7日 / 00:49 / 5日前

〔マーケットアイ〕外為:前日の円全面高、原油安で加速 ドル横ばいで値動き拡大

[東京 7日 ロイター] -

<09:40> 前日の円全面高、原油安で加速 ドル横ばいで値動き拡大

きょうにかけて外為市場で目立ったのはクロス円の下げ。世界的な株安を背景に円に上昇圧力がかかる中、米エネルギー情報局(EIA)週報で燃料在庫の急増が判明したことなどを受けて原油価格が急落。カナダやオーストラリアなど資源通貨が売られたあおりを受けた。

加ドルの下げはカナダ銀行(中央銀行)が発表した声明が「一段の利上げに慎重」(外銀)との見方も売り手掛かり。中銀は前日、政策金利を予想通り据え置き、声明で「将来的に利上げが必要になる可能性がある」が「中銀は引き続き慎重であり続ける」とした。

加では1日発表の雇用者数が前月比7万9500人増と予想の1万人増を大幅に上回ったほか、失業率が5.9%と08年2月以来の低水準を記録したことで、事前の市場では中銀がタカ派に傾くのではないかとの思惑もあった。加ドル/円は87円半ばへ1円超売られた。

そうした通貨に売りが強まる一方、米10年債利回りは10月以降のレンジ下限である2.3%付近で下げ渋り、米ドルの値動きを抑制。上昇手掛かりのある対円で値動きが大きくなった構図だ。ドル下げ渋りの背景には「リスク回避的なドル買い」(都銀)もあるという。

ドルは現在112.43円付近。仲値公示に向けてややしっかり。

<08:30> 中国株の行方が焦点、引き締め顕著なら円高圧力

市場では、中国株の行方をきょうの大きな注目点として挙げる声が出ている。中国人民銀行(中央銀行)は12月に入り、前日まで4営業日連続で公開市場操作を見送り。政策引き締めシフトとの思惑が台頭する中、前日は上海総合指数が当面の下値めどとされていた3300付近を割り込んだことで、売りが加速した。

一時3年ぶりに4%台を超えた10年債利回りは、上昇こそ一服となったが、現在も3.8%付近で高止まりしている。「中国政府が景気を一気に冷やすようなことはしないだろうが、11月の党大会を経て、バブル抑制へ運営方針をやや引き締め方向へ転調させた可能性がある」(都銀)という。

仮に中国株がさらに調整色を強めるようなら、商品安などと連鎖する形で、為替市場ではリスク回避的な上昇圧力が円にかかりやすくなる。

<07:57> ドル111.80─112.80円の見通し、株価急落に警戒

ドル/円は112.25円付近、ユーロ/ドルは1.1803ドル付近、ユーロ/円は132.50円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が111.80―112.80円、ユーロ/ドルが1.1760─1.1840ドル、ユーロ/円が131.80―133.00円とみられている。

米国株の下げ渋りなどを受けて、海外市場で円が買われた流れは一服となる可能性もあるが、日本や中国などアジア株が下げ幅を広げる展開となれば、クロス円を中心に円が再び強含む可能性もある。ただその中でもドルの値動きは限定的で「ドル/円は横ばい」(邦銀)となる見通しだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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