January 15, 2018 / 4:35 AM / 2 years ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル110円後半、ユーロ高やアジア通貨高で円高地合い

[東京 15日 ロイター] -

<13:27>ドル110円後半、ユーロ高やアジア通貨高で円高地合い

ドルは110.75円付近。

前週末からのユーロ高/ドル安の流れに、アジア通貨高も加わり、ドル安/円高が目立っている。

ユーロ高の背景には独連立政権樹立に向けた期待感のみならず、欧州中央銀行(ECB)が出口戦略を前倒しするとの予想があるとされるが、「まだ大きな資金のフローが出ているようにはみえない。投機筋がユーロを買ってみたら上がったので、一段と買い上げているという程度の話」(機関投資家)との指摘もある。  

一方、中国人民銀行(中央銀行)は15日、人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.4574元とし、2016年5月3日以来の元高水準に設定した。スポット市場での元高に加え、ドルが海外市場で他通貨に対して全面安となっていることを反映した。

人民元をはじめとした全般的なアジア通貨高の流れを受けて、円高になりやすい地合いもあるという。

<12:03> 正午のドルは110円後半、4カ月ぶり円高水準

正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点からドル安/円高の110円後半。一時110.63円まで売られ、昨年9月15日以来4カ月ぶり安値を更新した。市場では、対ユーロや英ポンドで勢いづいてきたドル安が、対円にも影響しているとの声が出ている。

ユーロは東京市場でも一時1.2212ドルまで上昇。前週末につけた3年ぶり高値へ再び迫った。

<11:35> 前週末のドル一段安、薄商い下でテクニカルが主導か

ユーロは1.2204ドル付近。前週末海外市場の終盤につけた3年ぶり高値の1.2218ドルから小幅下落した水準で底堅く推移している。

ユーロ上昇の背景は、欧州中央銀行(ECB)が前週公表した12月理事会の議事要旨がタカ派的だったことに加え、12日にドイツのキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が社会民主党(SPD)と連立交渉の土台となる政策文書に合意したこと。破談となれば独のみならず、欧州政治を強い不透明感が覆う可能性すら指摘されていただけに、安心感が広がったという。

ただ、前週末にユーロが上げ足を速めたのは欧州市場序盤に独連立協議の前進が伝わったタイミングと、NY市場の取引終盤。特に、主要通貨に対するドルの値動きを示すドル指数が昨年9月安値を下抜け、3年ぶり安値をつけたのはNY時間の午後3時過ぎだった。

前週末の米時間の午後は、連休を控えて取引が閑散。終盤の急速なユーロ高やドル安は、薄商い下を狙ったテクニカル主導の動きだった可能性もあるという

<11:10> 日銀の成長率引き上げ報道も話題、円買い気運の強さ象徴

日銀が22─23日に開く金融政策決定会合で、2018年度の成長見通しを引き上げるとの複数の報道が話題となっている。昨年10月に示した1.4%を、1%半ばから後半へ引き上げる方向で検討しているといい、成長率の上振れが出口戦略の前倒しや円高を連想させるとの思惑が、投機筋の関心を呼んでいるようだ。

日本の成長率上振れは、対外直接・証券投資の活発化や株高などを通じて、逆に円安圧力が強まるシナリオも考えられる。それでも円買い手がかりとして話題になっているのは、前週のオペ減額後に強まった日銀のタカ派化観測を手掛かりとする円買い気運の強さを表しているのではないか、との見方が出ていた。

<10:43> 国内投資家、下値のドル買い見送りか 先安観で様子見も

市場では110円台でドルを下支えすると期待されていた国内投資家が、様子見に転じ始めたとの声が上がっている。

年初来、欧州通貨高とともにドルは参加者の想定以上のペースで下落しており、対ユーロで3年ぶり、対英ポンドで1年半ぶり安値を更新した。4カ月ぶり安値にとどまる対円での出遅れ感が目立ち、一段安の公算が否定できなくなってきたことが影響しているとみられる。

ただ、一方で米10年債利回りがようやく2.5%台へ上昇するなど、投資妙味が増しているのも事実。ドルが一段安となっても「110円前半から109円台は、再び買い興味が沸いてくるのではないか」(都銀)との指摘も出ていた。

一時110.65円まで下落、昨年9月15日以来の安値を更新したドルはいったん下げ止まった。現在110.80円付近で取引されている。

<10:12> ドル110.66円まで一段安、テクニカル上の下値支えなし

ドルは仲値公示を経て110.66円まで下落。市場では「昨年9月安値を下抜けた後は、しばらく目立ったテクニカル的な下支えポイントがない」(都銀)といい、下げ幅が広がりやすい可能性を指摘する声が出ている。

日銀が午前10時10分に通告した国債買い入れオペの予定額は、いずれも前回から据え置きだった。

<09:27> ドル110.82円まで下落、4カ月ぶり安値

ドルは仲値公示に向けて売りが優勢。一時110.82円まで売られ、前週末の海外安値を下抜け。昨年9月15日以来、4カ月ぶり安値を更新した。市場ではドルの上値の重さが目立ってきたことで、一段安を見込む声も増えている。

<08:30> ソフトバンク上場報道、円高手がかりで話題

日本経済新聞は15日付朝刊で、ソフトバンクグループが傘下の携帯事業会社ソフトバンクを東京証券取引所第1部に上場させる方針を固めたと報じた。調達額は2兆円程度で、過去最大規模の新規株式公開(IPO)になる見込みだという。

市場では「事実ならグローバル投資家が強い関心を寄せる可能性がある銘柄」(邦銀)として話題を集めている。仮に上場が決まっても、実際に海外投資家が株式購入に伴ってどの程度の円調達を行うかは未知数だが、少なくとも投機筋の間では思惑先行で円買い手がかりとされやすい話題だ。

ソフトバンクグループはけさ、報道について「資本政策に関するさまざまな選択肢を常に検討している。同社上場もその一つだが、正式に進めることを決定した事実はない」とのコメントを発表した。

<07:51> ドル110.50─111.40円の見通し、突発的な円高に要注意

ドル/円は111.13円付近、ユーロ/ドルは1.2197ドル付近、ユーロ/円は135.58円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.50―111.40円、ユーロ/ドルが1.2160─1.2260ドル、ユーロ/円が134.80―136.60円とみられている。

前週末海外市場の流れを引き継ぐ形で、日中は上値の重い展開が続く見通し。きょうは米国が休日で参加者が限られるため「仲値公示後は動意が薄れる可能性」(邦銀)もあるが、薄商いとなれば急速に値が振れる公算も高まる。ドル安地合いが強まっているだけに、突然の円高進行には要注意だ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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