March 12, 2018 / 12:02 AM / 2 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル106円後半で伸び悩み、森友問題や日米貿易摩擦への懸念で

[東京 12日 ロイター] -

<08:57> ドル106円後半で伸び悩み、森友問題や日米貿易摩擦への懸念で

ドルは106.90円付近で伸び悩んでいる。きょうの日経平均は高く始まりそうで、ドル/円のネガティブ要因をどこまで相殺できるかが焦点となりそうだ。

ドルは早朝106円半ばまで下落したが、「日本の森友問題と、トランプ米大統領の発言による貿易摩擦の激化懸念が意識された」(市場筋)という。

日本では、学校法人「森友学園」との国有地取引に関して財務省が決済文書を書き換えた疑惑が生じている。書き換えが事実となれば、野党の追及が厳しさを増すのは必至だ。麻生太郎財務相の責任問題を含めて、安倍政権がどのような対応をとるのか、先行きに不透明感がある。

一方、トランプ米大統領は10日、日米間の貿易に関してツイッターで言及。貿易摩擦の激化が懸念され、ドル売り/円買いにつながったという。トランプ氏は安倍首相と電話で協議し、その上で「米国が対日貿易で1000億ドルもの赤字を抱える状態の解消に向けた日本市場の開放についても話し合った。(対日貿易は)公平でも、持続可能でもない」と投稿した。

<08:06> ドル106.30─107.30円の見通し、株価にらみ方向探る

ドル/円は106.96円付近、ユーロ/ドルは1.2311ドル付近、ユーロ/円は131.65円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.30―107.30円、ユーロ/ドルが1.2260─1.2360ドル、ユーロ/円が131.10―132.10円とみられている。

きょうは目立った経済指標やイベントの予定がなく、株価や金利の動向をにらみながら方向感を探る展開となりそうだ。

先週9日に発表された米2月雇用統計は非農業部門雇用者数の伸びを好感し、ドルは一時107.05円まで上昇、3月1日以来の高値をつけた。ただ、賃金の伸びが予想を下回り、その後、ドルは伸び悩んだ。

107円台の定着にはさらにポジティブな材料が必要とみられ、市場からは「13日の米消費者物価指数が注目。米国の利上げペースが加速すれば、金利上昇・ドル買いで反応しやすい」(ブローカー)との見方が出ていた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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