March 13, 2018 / 12:48 AM / 5 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル/円もみあい、次期NEC委員長は保護貿易主義台頭の防波堤となるか

[東京 13日 ロイター] -

<09:42> ドル/円もみあい、次期NEC委員長は保護貿易主義台頭の防波堤となるか

ドルは106.30円付近。

辞任する米国家経済会議(NEC)のコーン委員長の後任として、保守派コメンテーターのラリー・クドロー氏が有力候補として浮上していることが伝わっている。現在、CNBCテレビのコメンテーターを務めており、トランプ大統領の古くからの友人で非公式に助言役も担ってきたという。

クドロー氏は大別すると自由貿易主義者とされ、実際に就任すれば、保護貿易主義への傾倒懸念が緩和され、市場はどちらかといえばドル高で反応するとみられている。ただ「米ホワイトハウス内では、トランプ大統領を穏当な路線に引き戻す役目を果たすとみられていた人たちの力が落ちているもよう。クドロー氏が、暴走気味の大統領の防波堤になれるかは不透明」(邦銀エコノミスト)との指摘が出ていた。

<09:18> ドル106円前半で弱含み、麻生財務相は辞任を否定

ドルは106.31円付近で弱含み。日経平均はマイナス圏で推移している。

麻生太郎財務相は13日の閣議後会見で、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る財務省文書の書き換え問題に関し、「原因究明と再発防止が大臣として与えられた仕事だ」と述べ、辞任の考えがないことを重ねて表明した。

森友文書の改ざんを巡っては野党が追及を強める構えで、麻生財務相の進退や安倍首相の責任問題に発展するかどうかが注目されている。

みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストは、財務相が辞任に追い込まれる場合、安倍内閣の支持基盤が不安定化し、自民党総裁選の行方が不透明になる、と指摘。さらに、麻生氏の後任に「リフレ派」の考え方に近い政治家が就任した場合、マクロ経済政策でどのような対応がとられるか、市場の内外で重大な関心事になり得るという。

<07:58> ドル105.90─106.90円の見通し、上値重い 森友文書問題見極め

ドル/円は106.40円付近、ユーロ/ドルは1.2334ドル付近、ユーロ/円は131.22円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が105.90―106.90円、ユーロ/ドルが1.2280─1.2380ドル、ユーロ/円が130.80―131.80円とみられている。

東京時間のドルは106円前半から半ばでもみあいそうだ。海外時間の流れを引き継ぎ、日本株の序盤は売り先行で動くとみられる。前日ほど「森友文書」を材料に動くことはなさそうだが、「麻生財務相の進退問題に発展するようだとアベノミクス後退を想起させ円高に反応しやすい」(市場筋)といい、少なくとも今週中は森友問題が尾を引きそうだという。

海外時間には米国で2月消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、ペンシルベニア州で連邦下院補欠選挙が行われる予定。CPIは米国の利上げペース加速につながるか注目だ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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