March 19, 2018 / 4:49 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル105円後半、安倍首相「解明する責任が私にある」

[東京 19日 ロイター] -

<13:43> ドル105円後半、安倍首相「解明する責任が私にある」

ドルは105.80円付近で一進一退。ユーロは129.83円付近で軟調。

安倍首相は19日の参院予算委員会で、学校法人「森友学園」への国有地売却に自身や昭恵夫人の関与があれば議員辞職するとした昨年2月の国会答弁が、改ざんの原因になったとの見方を否定した。文書改ざんに関し、「そもそも(財務省)理財局内の決裁文書の存在すらも知らない。指示のしようがない」と述べた。

また、「国民の信頼を揺るがす事態だと承知しており、厳しい目が向けられていることを真摯に受け止めている」と述べ、「なぜ改ざんされたのか、しっかり解明する責任が私にはある」と語った。

国会での安倍首相の発言は、為替相場に直接的な影響を及ぼしていないが、市場では、「安倍政権の支持率の低下と共に、自民党の分裂もより明確になっていくだろう。自民党にずっとやらせておけば安泰というような世論も後退していくとみている」(機関投資家)との意見が出ていた。

<12:15> 正午のドルは105円後半、人民銀総裁に易氏 市場の懸念後退

正午のドルは前週末NY市場終盤の水準から小幅安の105円後半。週末の世論調査で内閣支持率が急低下したこと、日中の日経平均が一時300円安と下げ幅を拡大したことなどから、海外市場の流れを引き継ぐ形で、円が全般に堅調だった。

中国で行われている全国人民代表大会(全人代、国会に相当)はきょう午前、人民銀行(中央銀行)総裁に易綱・副総裁の昇格させる人事を承認した。米イリノイ大で経済学博士号を取得している易氏は、市場でも安定感のある次期有力総裁候補のひとりとして以前から名前が上がっていただけに、特段のサプライズはなかった。

習近平国家主席の経済顧問を務める劉鶴氏が副首相と兼任するシナリオを想定する声も多かったが、格下の人民銀総裁を兼任する異例の人事は「債務問題が深刻であることの裏返しである可能性」(大和総研経済調査部主席研究員の齋藤尚登氏)との深読みもあっただけに、市場の懸念は杞憂で終わった形だ。

<10:35> 国内投資家が巨額の対外債券投資、7カ月ぶり1兆円超

財務省によると、3月4─10日の週に国内投資家は差し引き1兆0900億円の対外中長期債投資を行った。週間の買い越し額としては昨年8月初旬以来7カ月ぶり高水準。

この間、ドルは前週末の2日につけた1年4カ月ぶり安値の105.24円を底に、107円台までじりじりと反発。市場では、ドルの安値圏で一部の国内大手投資家がオープン外債投資に動いたとのうわさが流れていた。

野村証券債券アナリストの多田涼子氏は、1月の対外債券投資で米債が売り越しとなった一方で独仏債を買い越していた点に言及し「先週の外債投資の多くも欧州債であった可能性がある」と話している。

日経平均の下げ幅が300円を超える中、ドルは仲値公示を経て105.74円まで下げ幅を拡大した。現在は105.84円付近へ小幅に値を戻した。

<09:35> 投機の円売り持ち、半年ぶり低水準 107円台にかけ解消か

米商品先物取引委員会(CFTC)がまとめたIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組状況によると、3月13日までの週に円の売り越しは差し引きで7万9539枚と、前週の8万6845枚から減少した。減少は2月半ばから4週連続。売り越し幅は昨年9月26日の週以来の低水準となった。

この期間中、ドルは7日の安値105.45円から9日に107.05円まで反発。前週まで進んだ円高が一服となった。市場では、日銀の金融政策変更期待が後退したこと、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた持ち高調整が入りやすかったことなどが要因と指摘する声が出ている。

この円安局面を利用して、投機筋は円の買い戻しに動いていたようだ。この週、市場では「107円台(になると上値)が非常に重い」(都銀)との声が相次いでいた。

ドルは106.01円付近。早朝取引で下落した反動もあり、底堅い動きが続いている。

<08:33> 早朝取引で円急伸、内閣支持率急低下を警戒

週明け早朝の取引で円が一段高。アジア市場の取引開始直後の薄商いの下、対ドルで一時105.80円と、前週末NY市場終盤の106円付近からやや円高水準へ気配値を切り下げて取引が始まった。

市場では、週末に報道各社がまとめた世論調査で安倍政権の支持率が軒並み急低下したことを手がかりとして挙げる声が出ている。共同通信によると、政権支持率は3─4日の前回調査から9ポイント低下して38%へ落ち込み、不支持率は9ポイント上昇の48%と支持率を上回った。

その他の社でも、朝日が31%と前回比13%ポイント減、毎日も33%と同12%ポイントの大幅減だった。「問題は予想以上に長期化しそうだ。(アベノミクス減速懸念による)円高リスクが高まってきた」(国内金融機関)という。

ドルは国内勢の参戦とともに小幅に値を戻し、現在は105.97円付近。一時106.06円をつけて早朝来の下げ幅を埋めた。

<07:54> ドル105.50─106.50円の見通し、円急伸に警戒

きょうの予想レンジはドル/円が105.50―106.50円、ユーロ/ドルが1.2240─1.2340ドル、ユーロ/円が129.70―130.70円付近とみられている。

海外で円が買われた流れが週明けも続く見込み。日米政治に市場参加者が神経をとがらせる中、きょうは参院予算員会で森友問題に関する集中審議が行われる。「佐川(宣寿前国税庁長官)氏辞任だけでは収集がつかなくなってきた。発言などによっては円がさらに買われる可能性がある」(ブローカー)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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