April 10, 2018 / 5:53 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル107円前半で小動き、次の材料待ち  

[東京 10日 ロイター] -

<14:49> ドル107円前半で小動き、次の材料待ち  

ドルは107.15円付近。午後は107.00─107.10円台で小動き。次の材料待ちとなっており、今は「やることがない」(邦銀)という。

中国の習近平国家主席の演説については「したたかな対応で、トランプ米大統領に比べて1枚も2枚も上手な印象。貿易摩擦問題についても落としどころを探っているのではないか」(同)との声が出ていた。

きょうは米国の3月卸売物価指数(PPI)が発表される予定で、結果が注目されている。ロイターがまとめた市場予想によると、3月米PPIのコアは前年比プラス2.6%と、2月のプラス2.5%から上昇する見込み。米雇用統計の平均時給に続き、PPIの上昇基調の維持も確認されれば、11日発表の3月米消費者物価指数(CPI)上昇の思惑が高まるとみられている。

逆に、市場予想を下回ればドル/円には下落圧力がかかりそうだ。

<12:08> 正午のドルは107円前半、中国国家主席の発言好感し強含み  

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル高/円安の107.16/18円だった。習近平国家主席が演説で改革開放路線を堅持する姿勢を示したことを好感し、上昇の勢いを強めた。

朝方106.70円台で推移していたドルは、日経平均の下げ幅拡大に連れ安となり、前日安値と並ぶ106.62円まで下落した。

その後、人民元の対ドル基準値が元高方向に設定されたことが安心感を誘い、ドルは106円後半を回復。さらに習主席の発言を受けて株価がプラス転換、200円超の上げ幅となる中、ドルは107円前半まで強含んだ。

市場では、習主席の発言が米中貿易戦争懸念を促進させる事態を警戒していたものの、穏当な発言となったことを好感している。

習主席はボアオ・アジアフォーラムで演説し、自由貿易港の検討、金融の開放措置、外資企業の事業範囲拡大、外国企業の知的財産保護、自動車などの輸入関税引き下げなどに言及した。

<11:25> ドル107円前半に上昇、中国国家主席の演説内容を好感

ドルは107.18円付近。中国の習近平国家主席の演説内容が伝わる中、上昇の勢いを強めている。一時107.20円まで強含んだ。日経平均も200円を超える上げ幅となっている。

習氏はボアオ・アジアフォーラムで、中国の改革開放は間違いなく成功すると表明した上で、冷戦時代の心理や、ゼロ・サム的な考え方、孤立主義は行き詰まるとの認識を示した。

そのほか「中国は供給サイドの改革を進める、自由貿易港を検討へ」、「中国は他国を脅かさず、既存の世界秩序を損なうことはない」、「自動車などの輸入関税を引き下げへ」などと述べている。

<10:44> ドル106円後半に上昇、人民元基準値の元高設定に安心感

ドルは106.84円付近。

中国人民銀行(中央銀行)が取引開始の目安として示す人民元の対ドル基準値は、1ドル=6.3071元に設定された。前営業日終値の6.3126元に比べて元高の水準となっている。

前日、中国が米国との貿易摩擦における対応措置として、人民元の段階的な切り下げを検討しているとの観測報道が出ていたこともあり、元高方向の設定に安心感が出ているとみられる。

<10:24> ロシアルーブル軟調、シリア情勢の緊迫化を警戒

前日はロシアルーブルの下落が目立った。米国による対ロシア経済制裁措置を受けて同国の株価が急落したことや、シリアのアサド政権による化学兵器使用疑惑でトランプ大統領が近々重大な決定を下すと発言したことも関連した可能性がある。

トランプ米政権は昨年4月、アサド政権軍の支配下にある空軍基地に対して巡航ミサイルによる攻撃を行った。この際、リスク回避ムードが強まって円高に振れた経緯があり、仮に今回軍事行動が展開された場合は、ドル/円は下落するとみられる。

トランプ米大統領は9日、シリアの反体制派地域である東グータ地区で化学兵器が使用された疑いがあることについて、「野蛮な行為」だとして強く非難、迅速な行動を約束した。米政府当局者によると、多国間による軍事行動を検討しているもよう。

一方、ロシアのネベンジャ国連大使は9日、シリア政府が化学兵器を使用したとの報道を受けて米国が攻撃に出れば「重大な反動」を招く恐れがあると警告した。

<09:26> ドル106円半ばで上値重い、日本株安・米政治リスクにらみ

ドル/円は上値重い。78円安で始まった日経平均が下げ幅を100円超に拡大。ドルは一時、前日安値と並ぶ106.62円まで下落している。

ドルは前日海外時間、米株安・米長期金利低下に連れて下落した。トランプ大統領の顧問弁護士を務めるマイケル・コーエン氏の事務所を連邦捜査局(FBI)が捜索したと報じられたことや、米議会予算局(CBO)が今後数年間に米財政赤字が拡大する見通しを示したことなどが嫌気された。

コーエン氏は、2016年の大統領選以前にトランプ氏と性的関係を持ったポルノ女優に支払われた口止め料の出所を巡る問題の中心人物という。市場からは「今回の捜索においてコーエン氏が中心人物であるか明らかになっていないものの、刑事捜査と推定されることから政治リスクの高まりが懸念される」(三菱UFJ信託銀行)との指摘が出ていた。

<07:59> ドル106.40─107.40円の見通し、習国家主席は「親分肌」みせるか

ドル/円は106.74円付近、ユーロ/ドルは1.2323ドル付近、ユーロ/円は131.56円付近。

きょうの予想レンジはドル/円がまる106.40―107.40円、ユーロ/ドルが1.2250─1.2350ドル、ユーロ/円が131.00―132.00円とみられている。

きょうは中国の習近平国家主席がボアオ・アジアフォーラムで行う演説が注目されている。米中の貿易摩擦に関し、中国は外務省や財政省、商務省といった当局が米国をけん制してきたが、習氏はほとんど何も述べてこなかった。そのため「今回も問題をあおるようなことはせず、親分肌を出すような発言をするのではないか」(市場筋)との見方が出ていた。その場合は安心感が広がり、円安方向に振れる可能性があるという。

米国では3月卸売物価指数が発表される。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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