April 13, 2018 / 4:33 AM / 14 days ago

〔マーケットアイ〕外為:英ポンド152円後半で2カ月ぶり高値、武田薬によるシャイアーの買収検討で

[東京 13日 ロイター] -

<13:20> 英ポンド152円後半で2カ月ぶり高値、武田薬によるシャイアーの買収検討で

英ポンド/円は152.82円付近。一時153.03円まで上昇し、2月8日以来2カ月超ぶりの高値圏。

武田薬品工業のクリストフ・ウェバー最高経営責任者(CEO)は5日、アナリスト向け説明会で、アイルランドの製薬会社シャイアーの買収の可能性に言及したが、英ポンド/円はそれ以来、騰勢を強めている。

武田薬はすでに3月28日、シャイアーへの買収提示を検討していると発表している。武田薬の広報担当者は、CEOが5日の説明会で、英国の企業買収規則に従って何か新たな情報を開示したわけではないとした。同規則によれば、武田薬は4月25日までに買収提案を行うかどうかの決定をする必要がある。

複数の関係筋が12日、明らかにしたところによると、武田薬は主力行の三井住友銀行など主要行に対し、買収資金借り入れを打診した。シャイアー買収に向けた準備が本格化してきていることが、外為市場で意識されている。株価などから試算したシャイアーの価値は5兆円規模と言われる。

武田薬のシャイアー買収観測から、外為市場では「ファンド勢がユーロ/ポンドを売っているほか、ポンド/ドルも上がっている。最近の英ポンド/円は何らかの実需のフローが背景にある上昇の仕方をしている」(ファンド・マネージャー)という。

<12:14> 正午のドルは107円前半で堅調、地政学リスクやや後退で

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の107.36/38円。一時107円半ばまで上昇し、直近高値を試す展開となった。

ドルは朝方の安値107.20円をつけた後、日経平均の上げに歩調を合わせる形で107.48円まで上昇した。前日のトランプ米大統領によるツイッターでシリア情勢が急展開するリスクが後退した。

さらに、日銀の国債買い入れオペで金額据え置かれたことに減額を警戒していた向きから安心感が出た可能性もある。

ロイターが市場関係者を対象に行ったアンケート調査によると、日銀が金融引き締めに動く時期について、2019年以降との予想が引き続き多数を占めた。早期の引き締めは難しく、現状維持が長期化する公算が大きいとの見方が多いようだ。

一方、「1ドル100円を超える水準まで円高が進めば、日銀は追加緩和に追い込まれる」(銀行系証券)との見方も出ていた。

<11:29> ドル伸び悩み107円前半、予想変動率は低下傾向

ドルは107.34円付近。きょうの高値107.48円をつけた後、やや伸び悩んでいる。

通貨オプション市場では、ドル/円の予想変動率(インプライド・ボラティリティー)が低下。ロイターデータによると1カ月物が6%後半と、1月下旬以来の水準となっている。

2月初旬から中旬にかけて断続的に10%台まで上昇していたのに比べると落ち着いてきた。「一時は105円を割れて一気に100円トライという様相の中で将来の値幅拡大を見込んだものの、そういった観測がかなり後退してきている。下落トレンドがいったん終わったことを示しているのではないか」(国内証券)との見方が出ていた。

<10:31> ドル107円半ばに上昇、直近高値トライ中 日銀オペは金額据え置き 

ドルは107.47円付近。

日銀は午前10時10分に超長期・中期の国債買入を通告。金額は据え置きだった。ドル/円は円安方向で反応し、4月5日の直近高値107.49円を試す展開となっている。

テクニカル的には日足一目均衡表の雲の中に入っており、107.49円を上抜けた場合は心理的節目の108円ちょうどが次の上値めどになるという。

<09:43> ドル107円前半で小動き、日銀国債買入オペに注目

ドルは107.33円付近。141円高で寄り付いた日経平均が一時200円超に上げ幅を拡大。ドルは朝方の安値107.20円から小幅に反発している。

きょうは日銀による国債買入オペが予定されている。一部に減額観測があるといい、「ここでやられると再び105円トライになる可能性が高い」(国内証券)と警戒されている。

日銀は今年に入って2回の減額を実施しているが、いずれも円高で反応した。ここからの円高を避けるために、きょうの減額はないのではないか、との見方も多い。

<08:23> ドル107円前半、米長期金利の上昇が支えとなるか

ドルは107.22円付近。

前日の米金融・債券市場では、シリア情勢に関するトランプ米大統領の発言が材料となり、国債利回りが上昇した。

米10年債利回りは2.8431/2.8413%の気配と、3月27日以来2週間超ぶりの高水準となっている。現在、短い時間軸では日米長期金利差とドル/円の相関が戻ってきたとの指摘もあり、米金利の上昇がドル/円の支えとなりそうだ。

きょうは複数の米連邦準備理事会(FRB)高官による発言機会があり、「利上げペースの加速が必要と言わないまでも、米国経済に自信を示す話をしてくる」(市場筋)とみられている。

<07:50> ドル106.80─107.80円の見通し、実需の売りをこなして上昇できるか

ドル/円は107.27円付近、ユーロ/ドルは1.2327ドル付近、ユーロ/円は132.27円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.80―107.80円、ユーロ/ドルが1.2280─1.2380ドル、ユーロ/円が131.80―132.80円とみられている。

前日、トランプ米大統領がツイッターで、シリアに対する軍事攻撃の可能性について「すぐかもしれないし、すぐではないかもしれない」と指摘。主張をトーンダウンさせたことで、地政学リスクへの警戒がやや後退している。

東京時間は「107.30─50円にある実需筋の売りをこなし、上昇していけるかが注目」(市場筋)。チャート的にも4月5日の直近高値107.49円が上値のポイントとして意識されている。

海外時間に地政学リスクなどが再び意識され、地合いが悪くなった場合は106円台に下落する可能性もある。

きょうは中国の貿易統計、米ミシガン大消費者信頼感指数などが発表される。ローゼングレン米ボストン地区連銀総裁の講演、ブラード米セントルイス地区連銀総裁のプレゼンテーション、カプラン米ダラス地区連銀総裁の質疑応答などもある。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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