[東京 25日 ロイター] -
<10:32> ドル109円台に上昇、米長期金利が再び3%台に
ドルは109.00円付近。米10年国債利回りが3%台に上昇し、ドル買い圧力が強まっている。一時109.06円まで上値を伸ばした。
ドル/円はテクニカル的に109.21円付近にある日足一目均衡表の雲上限がレジスタンスとして意識されているもよう。
日銀が10時過ぎに行った国債買い入れオペの通告では金額の減額はなく、据え置きだった。
<10:03> ドル108円後半、日銀オペ減額の有無に注目
ドルは108.91円付近。108.97円まで上昇した後、やや伸び悩んでいる。
きょうは商業決済が集中しやすい五・十日、かつスポット取引では実質的な月内最終売買日に当たるため、仲値にかけて輸入企業のドル買い/円売りが観測された。
きょうはこの後、日銀の国債買い入れオペの通告が予定されており、減額されるかどうかが注目されている。
<08:58> 英ポンドが買い優勢 武田によるシャイアー買収の関連報道で
英ポンドが対ドル、対円などで買い優勢となっている。
ロイターが複数の関係筋の話として、武田薬品工業とアイルランドの製薬大手シャイアーは早ければ25日にも、武田によるシャイアー買収での暫定合意を発表する見通しと伝えたことが材料視されているもよう。
正式に発表されれば思惑的にポンド買い/円売りが強まり、クロス円の円売りにサポートされる形で、ドル/円も上昇する可能性があるという。
<08:00> ドル108.30─109.30円の見通し、株価と米金利の動向に注目
ドル/円は108.86円付近、ユーロ/ドルは1.2230ドル付近、ユーロ/円は133.12円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が108.30―109.30円、ユーロ/ドルが1.2180─1.2280ドル、ユーロ/円が132.60―133.60円とみられている。
東京時間のドルは108円後半を中心にもみ合いそうだ。週明け30日が祝日となるため、スポット取引は、きょうが実質的な月内最終売買日となる。仲値にかけては輸入企業のフローが下値を支えるとみられる。市場にドル先高観が醸成されつつあり、「108円前半では押し目買いが入りそうだ」(ブローカー)という。
前日は米10年債利回りが節目の3%を約4年ぶりに突破。さらに米消費者信頼感指数や新築住宅販売などが好調だったことから、ドルは一時109.20円まで上昇した。その一方で、米株式市場の主要3指数が下落しており、引き続き金利と株価の動向が注目されそうだ。
全スポットレート(ロイターデータ)
アジアスポットレート(同)
欧州スポットレート(同)
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