April 26, 2018 / 1:22 AM / 7 months ago

〔マーケットアイ〕外為:米株安でもドル/円堅調、武田の巨額買収に絡む思惑が一因

[東京 26日 ロイター] -

<09:58> 米株安でもドル/円堅調、武田の巨額買収に絡む思惑が一因

米国で10年債利回りが4年ぶりに3%台へ上昇、株価が続落する中でもドル/円が下げ渋っているのは、武田薬品工業のシャイアー買収に関する思惑が根強いことが一因ではないかとの見方が、市場で出回っている。

今回の買収が実現すれば、日本企業による海外企業の合併・買収(M&A)として最大案件。買収総額460億ポンド(約7兆円)のうち4割強に当たる3兆円超を現金で支払うとの報道もあり、買収に伴う外貨手当てのため、対英ポンドのみならず米ドルでもまとまった円売りが発生するのではないかとの観測だ。

実際にどの程度の為替取引が、いつ発生するかは未知数。しかし異例の巨額買収だけに、市場の思惑は様々な形で広がりやすい状況だ。

ドルは仲値公示を経て109.22円まで小幅に下落したが、すぐに109.43円付近へ値を戻した。

<08:35> ドル109.49円まで上昇、テクニカル的には達成感も

ドル全面高の余韻が残る朝方の取引で、ドルは一時109.49円までじりじりと上昇。海外高値を小幅に上抜け、2月8日以来2カ月半ぶり高値をつけた。

市場では、最近多くの参加者が関心を寄せている日足の一目均衡表で、主要な抵抗ゾーンとされる「雲」をほぼ上抜けたことが話題となっている。「目先の上値めどに到達した形となり、いったん調整売りが出やすい」(邦銀)という。

しかし、109円台を推移していた雲の上限はきょう以降108円台へ急速に低下するため、ドル/円相場がしばらく横ばいでも、テクニカル的には抵抗ゾーンを上抜けた状態が続き、強気トレンドが継続することになる。大きな調整も見込みにくい情勢だ。

<07:55> ドル109.10─109.90円の見通し、底堅い動きか

きょうの予想レンジはドル/円が109.10―109.90円、ユーロ/ドルが1.2120─1.2200ドル、ユーロ/円が132.70―133.60円とみられている。

日中のドルは全面高となった海外市場の流れを引き継ぐ形で、底堅い動きが続く見通し。ただ、上昇ピッチが急であることに加え、今回の上昇の一因となったテクニカル的には「いったん達成感が出やすい水準」(邦銀)に到達しており、短期筋の利益確定売りが強まる可能性もあるという。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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