May 1, 2018 / 5:13 AM / 20 days ago

〔マーケットアイ〕外為:英ポンド2カ月ぶり安値、5月利上げ期待ほぼ消滅

[東京 1日 ロイター] -

<14:05> 英ポンド2カ月ぶり安値、5月利上げ期待ほぼ消滅

前週末から日本の連休中にかけて、主要通貨間で最も大きな動きを見せたのは英ポンド。対円で1カ月ぶり安値となる149円後半へ2.5円売られ、対ドルでも2カ月ぶり安値の1.37ドル前半へ200ポイント超急落した。

きっかけは27日発表の第1・四半期国内総生産(GDP)速報値。前期比0.1%増と事前予想の0.3%増を下回り、12年第4・四半期以来の低い伸びとなった。

さらに、統計局の背景説明が参加者の警戒感を一段と強めた。「大雪は建設や一部小売りを中心にある程度影響したが、全体的には限定的」と、荒天が主因とする市場の楽観論を否定したためだ。そのため一部では「ブレグジットを巡る先行き不透明感に加え、中銀の利上げが住宅ローン需要を抑制している可能性がある」(SMBC日興証券)との声も上がった。

予想以上の苦戦が判明した第1・四半期GDPを受けて、市場では5月の利上げ観測がさらに後退。一時は9割だった金利市場が織り込む利上げ確率は1割台まで急速に低下している。

ポンドは現在150円半ば、1.37ドル半ばで取引されている。

<12:18> 正午のドルは109円前半、材料難で方向感欠く

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の109.34/36円。アジアの主要市場が休場。日本も大型連休の谷間で、参加者が少なかった。値幅は上下12銭程度にとどまった。

ユーロ/ドル、ユーロ/円も材料に乏しく膠着した。

米ホワイトハウスは、トランプ大統領が、カナダ、欧州連合(EU)、メキシコに対する鉄鋼・アルミニウム関税導入に関する決定を6月1日に先送りすることを決めたと発表した。関係筋によると、6月1日以降の関税猶予措置の延長はないという。「通商問題をテーマにセル・イン・メイになるとみていた投資家からすると、そのタイミングが今でなくなったというくらいの効果はある」(国内金融機関)との声が聞かれた。

<11:18> ドル109円前半、米国の鉄鋼関税巡る決定先送りにやや安心感

ドルは109.32円付近。14円安で寄り付いた日経平均がプラス圏に浮上している。

トランプ米大統領は、カナダ、欧州連合(EU)、メキシコへの鉄鋼・アルミ関税導入に関する決定を6月1日に先送りすることを決めた。事情に詳しい関係筋が30日、明らかにした。

市場では「先送りに過ぎず大きなインパクトはなさそうだが、一時的に米株下落の歯止めになり得る材料」(国内金融機関)との見方が出ている。

「米企業は好決算にもかかわらず、利食いが入りやすかった。通商問題をテーマにセル・イン・メイになるとみていた投資家からすると、そのタイミングが今でなくなったというくらいの効果はある」(同)との声が聞かれた。

5月は通商・外交問題に関するイベントが多く、米中で通商問題の協議が行われるほか、12日には米国がイラン核合意の修正、破棄の是非を判断する期限を迎える。各イベントが相場の波乱要因になる可能性もある。

<10:21> イタリアの政局不安、ユーロの上値重くする可能性 

ユーロ/ドルは1.2072ドル、ユーロ/円は132.09円付近でそれぞれ小動き。

イタリアの3月の総選挙で第1党となった大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」のディマイオ党首は30日、新政権樹立に向けた連立協議が実を結ばなかったとして、6月の再選挙実施を求めた。市場では、イタリアの政局不安が今後ユーロの上値を重くする可能性があるので注意が必要との指摘が出ている。

<09:29> ドル/円小動き、110円乗せには材料必要

ドルは109.30円付近。日経平均が14円安で寄り付き、その後もマイナス圏で推移。ドルは小動きが続いている。

上値は、日銀短観で示された2018年度の大企業・製造業の想定為替レート109.66円が意識されているもよう。さらに大型連休中の国内大手メーカーが「110円や110.50円にドル売りオーダーを置きやすい」(市場筋)といい、110円を上抜けしていくには相応の材料が必要との指摘が出ている。

<07:50> ドル108.80─109.80円の見通し、参加者少なく動意に乏しい

ドル/円は109.25円付近、ユーロ/ドルは1.2078ドル付近、ユーロ/円は132.00円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.80―109.80円、ユーロ/ドルが1.2030─1.2130ドル、ユーロ/円が131.50―132.50円。

ドイツ、フランス、ブラジル、メキシコ、香港、韓国、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ロシア、南アフリカがレーバーデー、中国が労働節で休場。日本も大型連休の谷間で参加者が少ない。

ドルはこのところ108円後半で底堅く109円半ばで上値が重くなっており「109円前半が居心地のいいレベル」(ブローカー)になっている。翌2日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表も控えており「無理して動く必要はない」(同)との声が出ていた。

海外時間は米国のISM製造業景気指数、アップルの決算発表が注目される。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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