May 10, 2018 / 5:17 AM / 14 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル109円後半、米原油先物は71ドル後半で高値もみあい

[東京 10日 ロイター] -

<14:10> ドル109円後半、米原油先物は71ドル後半で高値もみあい

ドルは109.72円付近で方向感に乏しい値動き。

為替市場では原油高がもたらすインフレ圧力や長期金利押し上げ余地に関心が向かっている。

米原油先物は前営業日比で0.83%高の71.73ドル付近。

米ゴールドマン・サックスは9日付の調査ノートで、米国によるイラン核合意離脱決定やサウジアラビア、ベネズエラなどの産油国を巡る緊張の高まりを背景に、原油価格がさらに上昇するリスクがあるとの分析を示した。

北海ブレント原油先物は今夏までに1バレル=82.50ドルを付けると予想。前日は77ドル近辺で推移していた。

一方、米シェールオイル生産会社センテニアル・リソース・デベロップメントのマーク・パパ最高経営責任者(CEO)は9日、トランプ米大統領のイラン核合意離脱方針で原油の需給が世界的に逼迫しても、米国のシェール生産企業が増産に踏み切ることはないとの見解を示した。

米国のシェール企業の多くは2018年予算を策定済みで、株主が増配や自社株買いを求める中、増産に向けた支出拡大には慎重になっているという。

しかし、市場では「原油先物市場ではネットロングが過去最大の水準まで膨らんでいる上、シェール産業では産出コストが相当低下している。一段の原油高となれば、シェールは必然的に増産するので原油価格が75ドルに向けてどんどん上昇する可能性は低い」(商品アナリスト)との見方も出ていた。

<13:00> ユーロは1.18ドル後半、ユーロロングの投げ一巡すれば底打ちか

ユーロは1.1863ドル付近。ユーロ/円は130.18円付近。

朝方からの値幅は1.18440―1.18710ドルと小幅なレンジにとどまっている。ユーロ/円も130.02―130.22円と小動き。

ユーロは4月17日に付けた1.2414ドルからほぼ一本調子で下値を切り下げてきたが、この間、ユーロロングの投げが進捗している。 「ユーロを買っていた人が、ロングポジションを諦めれば、ユーロは底打ちして上値が軽くなり、その後は反発傾向になるだろう」(金融アナリスト)との意見が聞かれた。

 直近のIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取り組み(5月1日まで)データでは、ユーロロングが12万0568枚と前週の13万0594枚から縮小している。1日以降もファンド勢や投資家の間でユーロロングの投げが進捗したとみられ、今週末に発表されるIMMのデータでは、ユーロロングが相当程度縮小していると予想される。

黒田日銀総裁は10日、現時点で出口の条件など説明することは、市場の混乱を招く可能性があるとしたうえで、時間の経過とともに物価目標実現の確度が高まれば、出口について金融政策決定会合で議論するとした。

黒田総裁に一連の発言に対して、市場は目立った反応を示していない。

<12:00> 正午のドルは109円後半、3カ月ぶり高値目前で足踏み

正午のドルは前日NY市場の終盤とほぼ変わらずの109円後半。海外市場で円が売られた流れに乗って一時109.93円まで上昇、今月2日以来の110円乗せに迫ったが、心理的にも節目となる大台乗せを前にドルの戻り売りが強まった。

ドルは2日に110.05円まで上昇。それを上抜ければ2月5日以来の高値圏へ浮上することになる。

岡三オンライン証券投資戦略部部長の武部力也氏は「ドル/円はドルが強く上げ基調だが、いくつかの新興国でネガティブ材料が相次いでおり、リスク回避の円買いが意識されれば、110円ラインに対する抵抗力になるかもしれない」 としている。

<10:32> 原油一段高予想が相次ぐ、資源国通貨に追い風

前日は欧米で原油相場が急反発。米WTIは3%上昇し71ドル台、北海ブレントも3%超高い77ドル台と、ともに2014年11月以来3年半ぶり高値をつけた。トランプ米大統領がイラン核合意から離脱すると発表したことが手がかりで、外為市場ではノルウェークローネやカナダドル、オーストラリアドルといった資源国通貨が人気化した。

市場ではトランプ大統領の決定を受けて、原油はしばらく上昇基調が続くとの見方が大勢。イランが今後どの程度の減産を強いられるかが当面の焦点となるが、過去に制裁が強化された際と同様に日量100万バレル超減少すると「原油の需給ギャップは2013年並みまで改善する」(みずほ証券)。当時のWTIは80ドルから100ドル程度で「こうした仮定のもとでは(原油相場の)レンジ上方シフトが意識されうる」(同)という。

ゴールドマン・サックスは米国のイランに対する姿勢がより強硬になっているため、イランの生産量は50万バレル減少する可能性があるとして、夏までに82ドルをつけると予想している。

仲値公示にかけて109.93円まで上昇したドルは109.65円まで反落した。一時100円超上昇していた日経平均は30円高まで上げ幅を縮小している。

<09:15> マレーシアリンギ一段安、総選挙は予想外の野党勝利

時間外取引でマレーシアリンギが一段安。フォワード市場で2%近く売られている。9日投開票のマレーシア議会下院選挙で、マハティール元首相率いる野党連合が過半数の議席を獲得したことが手がかり。

事前から接戦は伝えられていたものの、1957年の独立以来初となる政権交代が実現する可能性を予想する声は少なかった。「予想外の結果」(外銀)に困惑が広がっている格好だ。

市場では前日こそやや一服となったものの、ドル高の一方で新興国通貨安が目立っていただけに、リンギ安が他国へどう波及するかも注目点のひとつ。韓国ウォンは前日終値とほぼ変わらずの1080ウォン付近で取引が始まった。

マレーシア証券取引所は選挙のため11日まで休場。

<08:35> NZドル76円前半へ下落、新総裁初の理事会はハト派的

早朝の取引でNZドルが下落。対円で76円半ばから前半へ売られた。ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が予想通り政策金利の据え置きを決めた一方、「四半期見通しやコメントがハト派寄り」(外銀)だったという。

今回は3月に総裁に就任したエイドリアン・オア氏にとって初の中銀理事会。同じ3月に労働党主導の新政権と合意した政策目標協定(PTA)で、「持続可能な雇用の最大化」を責務に追加した中銀が、どのような見解を示すかが関心を集めていた。

総裁は声明で「次の(政策)措置の方向は上下に均衡している。時間の経過やイベント次第だ」とした。

市場では、4月以降下げ足を速めているNZドルが、対米ドルで昨年11月安値の0.68ドル付近を下抜けると一段安の可能性があるとの声が出ている。NZドルは0.69ドル後半から前半へ売られ、5カ月ぶり安値を更新した。

<07:55> ドル109.50─110.30円の見通し、主要企業決算受けた日本株に関心

きょうの予想レンジはドル/円が109.50―110.30円、ユーロ/ドルが1.1820─1.1880ドル、ユーロ/円が129.70―130.50円とみられている。

円が売られた前日の流れを引き継ぐ形で、日中のドル/円は底堅い動きとなる見込み。2日以来の110円台を回復するかが注目点だが、上値では輸出企業などの売りも活発化しやすいため、一段高は見込みにくい情勢だ。市場では「前日は米国株が上昇したが、ソフトバンクなど主要企業の決算発表が日本株市場でどう消化されるかも見どころ」(邦銀)との声があった。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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