May 16, 2018 / 11:29 PM / 7 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル110円前半、米長期金利上昇に反して伸び悩み

[東京 17日 ロイター] -

<08:19> ドル110円前半、米長期金利上昇に反して伸び悩み

ドルは110.35円付近。

米10年国債利回りは3.1038/3.1019%の気配と6年10カ月ぶりの高水準となっている。

ドル/円相場と米長期金利は相関を高めていたが、足元は、米長期金利の上昇にもかかわらずドルの上昇が勢いづかない状況となっている。背景には、地政学リスクと、国内の輸入企業や機関投資家によるドル売りが久々の110円台で活発化していることがあるとみられる。

「市場では米朝首脳会談や米中貿易摩擦について、楽観的ムードが広がっていたが、足元では、そう楽観もしていられない状況が持ち上がってきた」(国内銀)との声が出ている。

北朝鮮の国営KCNAは、米政府が北朝鮮の核プログラム放棄を一方的に主張し続けるならば、北朝鮮は米国との首脳会談開催を再考するかもしれないと伝えた。一方トランプ米大統領は、会談が実現するかは分からないとしながらも、朝鮮半島の非核化を主張し続けるとの立場を示した。

一方、きょうからはじまる米中通称協議では、対中強硬派とされる米ホワイトハウスの名場路通称製造政策局長が、米国の交渉団を主導しない見通しだと、米政府高官が16日に明らかにした。ナバロ氏は、2週間前に北京で行われた米中通商協議に出席していた。

<07:40> ドル109.80─110.80円の見通し、北朝鮮問題などでリスク回避の円需要も

ドル/円は110.30円付近、ユーロ/ドルは1.1814ドル付近、ユーロ/円は130.33円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が109.80―110.80円、ユーロ/ドルが1.1760─1.1860ドル、ユーロ/円が129.70―130.70円とみられている。

前日のニューヨーク市場では、イタリアで連立協議中の2党が、欧州中央銀行(ECB)に債務免除を要請するとの報道が重しとなり、ユーロが値下がりした。

一方、トランプ大統領は16日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談が実現するかは分からないとし、「様子を見る必要がある」と述べた。

「金利の上昇や米株高の割にはドルが上げ渋っているという印象だ。イタリアや北朝鮮を巡る不透明感を背景にリスク回避の円買い需要があり、それが(投機的な)円売りと拮抗して、ドルが伸び悩んでいるのではないか」(外為アナリスト)との指摘が出ている。

ドルが110円の半ばを上抜ければ、110.80円を試しにいく展開が予想されているが、東京の日中は、110円台で輸出の売りが流入しやすいとみられている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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