[東京 24日 ロイター] -
<07:39> ドル109.50─110.50円の見通し、クロス円の値動きに注意
ドル/円は109.96円付近、ユーロ/ドルは1.1703ドル付近、ユーロ/円は128.73円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が109.50―110.50円、ユーロ/ドルが1.1660─1.1760ドル、ユーロ/円が128.10―129.30円とみられている。
前日公開された5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨は、インフレ上昇が必ずしも米利上げペースの加速につながらない可能性を示唆した。これを受け、米長期金利が低下。FOMCの結果をはさんで110.33円とニューヨーク市場の高値圏にあったドルは110.10円付近まで下落した。
議事要旨ではまた、大部分のメンバーが、米経済見通しが維持されれば追加利上げは「近く」正当化される可能性が高いとの見方を示したことがわかった。また、多くの参加者が労働市場の全般的な過熱の兆しはみられないと考えていることも示された。
ユーロは激しい値動きをみせた。特にユーロ/円は、東京時間に130円前半を推移していたが、一時128.24円まで急落した。
「きょうは昨日の流れを引き継いで、このままズルズルと円高にいくかどうか、落ち着きどころを探る展開となりそうだ。ただ、クロス円でボラティリティがあがっており、クロス円の値動きが激しさを増すと、ドル/円も影響を受けるだろう」(外為アナリスト)との見方が出ていた。
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