May 31, 2018 / 12:37 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル108.54円まで小幅下落、上値の重さ再確認

[東京 31日 ロイター] -

<09:30> ドル108.54円まで小幅下落、上値の重さ再確認

ドルは108.54円まで小幅下落。109円台が近づくと戻り売り圧力が強まるとの指摘が出ている。

ドルは29日海外市場で109.11円、30日も109.07円まで一時上昇したが、その後すぐに反落。明確な109円乗せに2度失敗した格好だ。上値は重いとみた短期筋が戻り売りに動いているほか「イタリア情勢の急速な悪化で円が急伸したため、それまでもう一段の円安を期待していた輸出企業が、売り水準を切り下げている」(邦銀)ことも影響しているようだ。

<08:44> ユーロ大幅反発、オプション市場は懐疑的

前日はユーロが大幅反発。大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」と右派「同盟」が経済相候補を差し替え、再び連立政権の樹立を目指している動きが明らかになったことで、ユーロ/円は前日につけた11カ月ぶり安値の124.62円から127.32円まで3円弱急伸。ユーロ/ドルも10カ月ぶり安値の1.15ドル前半から1.16ドル後半へ150ポイント強値を戻した。

急反転をうながしたのはイタリア市場の反発。主要株価指数は2%超上昇し、2年債利回りは再び2%を割り込んだ。文字通り同国の政局の行方に「一喜一憂している」(証券)情勢だ。

一方、オプション市場の反応は鈍さが目立った。ロイターデータによると、ユーロ/円の予想変動率(インプライド・ボラティリティー)は1カ月物で10.1%付近と2月以来の高水準で小幅な調整にとどまり、ユーロ/ドルも一時9%前半と3カ月ぶりぶり高水準に到達。その後は7%台まで低下したものの、リスクリバーサルは依然として1年ぶりの大幅なユーロプットオーバーで、ユーロの先安感が根強いことを示している。

<07:55> ドル108.30─109.30円の見通し、底堅い動き

きょうの予想レンジはドル/円が108.30―109.30円、ユーロ/ドルが1.1610─1.1730ドル、ユーロ/円が126.30―127.60円とみられている。

日中は底堅い動きが続く見込み。イタリア市場の反発や米株高を背景に、リスク回避ムードが和らぐ形で、ドルは前日つけた1カ月ぶり安値の108.11円から109円台へ切り返した。

しかしその実態は「(急落した)ユーロのショートカバー祭り。イタリア情勢そのものはまだ紆余曲折が予想される」(国内金融機関)という。堅調推移となりそうな日本株はドル/円の下支えになるが、一段の買い戻しには慎重な声が出ている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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