June 6, 2018 / 5:44 AM / 16 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル109円後半で堅調、米金利上昇や株高を好感

[東京 6日 ロイター] -

<14:36> ドル109円後半で堅調、米金利上昇や株高を好感

ドルは109.92円付近。

投機筋の買いに先導され、一時109.97円まで上昇した。110.20円に200日移動平均線があり、きょうにもその水準を試す可能性があるという。

ただ、イタリアを巡るリスクは依然警戒されている。

前日はイタリア懸念が再燃し、伊10年国債利回りが上昇した。

イタリア国債の上昇はユーロ売り材料だが、前日は、欧州中央銀行(ECB)が今月の理事会で資産買い入れ策を終了させる時期を決定する公算が大きいとの報道が伝わり、ユーロ買いとなった。

きょうについては「ECB関連の目新しい材料もないなか、イタリアの金利が続伸することになれば、ユーロが売られ、ユーロ/円が下がり、円高傾向になる余地がある」(証券会社)との声が聞かれた。

<13:00> ドル109円後半、イベント控え方向感出ず

ドルは109.86円付近。

朝方からのレンジは109.79―109.94円ときわめて狭いものに留まっている。

今週末に主要7カ国(G7)首脳会議、来週に米朝首脳会談、米連邦公開市場委員会(FOMC)、欧州中央銀行(ECB)理事会とイベントを控え、投機筋も新たなポジションを手がけるのを控えているという。

トランプ米大統領の経済、外交などに関する一連の言動を受け、G7は現状では米国とその他6カ国に分断されている構図だ。

市場では、G7サミットでは「トランプ大統領の不規則発言が飛び出すのではないか」(国内銀)との警戒感もでている。

米原油先物は65.83ドル付近。前営業日比で小幅高。

同原油先物は5月22日に72.83ドルと3年半ぶり高値をつけていたが、サウジアラビアとロシアが協調減産の緩和を検討しているとの報道を手がかりに、ロングの撒き戻しが加速し、下げ足を速めた。

今後は、米国の経済制裁を受けているイランやベネズエラの供給が細る可能性もあり、「65ドル前後でいったん落ち着くのではないか」(商品アナリスト)との意見が出ていた。

<12:08> ドル109円後半で小動き、ユーロ/円は2週間ぶり高値 

正午のドルは、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の109.82/84円だった。今週末から来週にかけて重要イベントが目白押しのため、市場は様子見ムードが支配的になっているという。

仲値付近の実需筋の売り買いは交錯したとみられるが、午前6時頃から正午にかけてのドル/円の値幅は20銭未満にとどまった。

一方、午前のユーロは堅調に推移。午前11時前に128.96円まで上昇し、2週間ぶりの高値をつけた。前日、イタリアのコンテ新首相がユーロ圏からの離脱を検討したことはないと言明したことが好感されているほか、欧州中央銀行(ECB)の金融政策に関する観測報道などが材料視された。

<10:34> メキシコペソ軟調、通商問題や大統領選見据え

前日はメキシコペソの下落が目立った。対ドルでは2017年2月以来の安値をつけている。米国がメキシコとカナダと個別の貿易協定を目指す可能性があることを示したことで、北米自由貿易協定(NAFTA)が崩壊するとの懸念が出た。

新興国通貨の中では、政治の先行き不透明感からトルコリラが売られやすい通貨となっていたが、ここに来てメキシコペソの方がより売られやすい状況になっているという。

トルコは中銀が通貨防衛策を打ち出している一方、メキシコは市場の人気が低いロペスオブラドール氏が大統領選で優勢と伝えられている。「政治を見据えるなら不人気の大統領が就任する確率の高いメキシコペソの方が売られやすい」(外為どっとコム総合研究所の神田卓也氏)との声が出ていた。

<09:41> ユーロ128円後半、ECB関連の話題が支え

ユーロは128.86円付近。前日海外時間に安値127.79円をつけた後、じり高で推移。5月23日以来2週間ぶりの高値圏に上昇中。

ブルームバーグが関係筋の話として、欧州中央銀行(ECB)が今月の理事会で資産買い入れ策を終了させる時期を決定する公算が大きいと報じたことがユーロの支援要因となっているという。

ドル/円はユーロ/円の円売りや日経平均のプラス転換などもあり、109.90円台に押し上げられている。仲値公示にかけて110円ちょうどを試す展開もあり得るという。

<07:45> ドル109.30─110.30円の見通し、株・米金利にらみ

きょうの予想レンジはドル/円が109.30─110.30円、ユーロ/ドルが1.1660─1.1760ドル、ユーロ/円が128.20─129.20円。

ドルは株価と米金利をにらみながら109円後半を中心にもみあいそうだ。日米首脳会談やG7など重要イベントを控えており、動きがとりにくい。株価が軟調なら109円前半に下落する可能性はあるが、下がったところでは押し目買いが入りそう。一方、上値は110円前半にある200日移動平均線が抵抗線として意識されそうだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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