June 6, 2018 / 11:31 PM / 2 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ユーロ129円後半、急激な反発のあと一服か

[東京 7日 ロイター] -

<08:23> ユーロ129円後半、急激な反発のあと一服か

ユーロは129.75円付近。

前日東京市場の夕刻にはイタリア国債の利回りが急進し、ユーロが小幅に弱含む場面があったが、その後、欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事の発言が伝わり、ユーロの上昇に弾みがついた。

同専務理事は「インフレがECB目標に収束する兆しが強まっている。ユーロ圏経済の基調的な強さ、およびその強さの賃金形成への影響が強まりつつあるという事実は、インフレ率が中期的に2%を小幅に下回る水準に達するというECBの自信を支援している」と語り、これまでの債券買い入れ規模を段階的に縮小することが妥当と判断するに十分かどうか、来週のECB理事会で評価する必要がある、とした。

その後、ECB理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は、債券買い入れプログラムを可能な限り早期に終了すべきとの認識を示した。

当局者らの発言をうけて、ユーロは128円後半から129.83円まで約1円上昇した。ユーロ/ドルも1.1716ドル付近から1.1795ドルまで大幅高となった。

「来週の理事会のブラックアウトを控えて、たたみかけるように当局者らが発言したため、ユーロ高にはずみがついた」(外為アナリスト)という。

ユーロ/円は5月29日に124.62円と約1年ぶりの安値をつけたが、その後は6営業日連騰しており、反発が急なため、上昇相場が小休止する可能性もある。

ただ、前日1.1800ドル目前で押し戻されたユーロ/ドルが1.1800ドルに乗せれば、新たな上昇局面もありうる。

<07:45> ドル109.70─110.70円の見通し、ユーロの動向を注視

ドル/円は110.15円付近、ユーロ/ドルは1.1782ドル付近、ユーロ/円は129.74円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が109.70―110.70円、ユーロ/ドルが1.1720─1.1820ドル、ユーロ/円が129.20―130.20円とみられている。

前日の海外市場では、欧州中央銀行(ECB)が年内に債券買い入れ策を終了する可能性があることを示唆する当局者の発言が材料視され、ユーロが対ドルで約2週間ぶりの高値を更新した。ドル/円もユーロ/円での円売りに支援されたことや、米長期金利の上昇を受け110円台に乗せた。

この日の東京市場では「株価と米長期金利の動向をみながらの展開となりそうだが、前日、急進したユーロの動向にも注意が必要だ。ユーロ/ドルではショート・カバーが一巡したとみられることや、ユーロ/円が急角度で反発してきたことなどもあり、週末のG7を控えた調整の動きもあり得る」(外為アナリスト)との意見が出ていた。

また、前日同様に、仲値公示にかけては輸出勢の売りが流入する可能性もあるという。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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