August 24, 2018 / 2:31 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:豪ドル80円半ば、政権交代なら「AAA」格付けに揺らぎ

[東京 24日 ロイター] -

<11:26> 豪ドル80円半ば、政権交代なら「AAA」格付けに揺らぎ

豪ドルは80円後半、対米ドルで0.72ドル半ば。事態の推移を見守る形で、朝方からほとんど値動きがない。スカイニュースは日本時間午前11時20分から、自由党が会合を開催すると報じた。

市場では今後何が起こる可能性があるのか、その影響を見極めようと、多様なシナリオが議論されている。仮に総選挙になって政権交代が実現すると、財政出動の拡大見通しなどから「トリプルA格付けを失う可能性がある」(外銀)と警戒する声も出ていた。

ムーディーズとS&P、フィッチはともに、豪の格付けを「AAA」としている。

<08:51> 豪ドル全面安、取引も倍増 与党内紛に強い不透明感

政治的不透明感が一気に強まってきた豪ドル相場が荒れている。トムソンロイターマッチングの取引状況を示したヒートマップによると、豪ドル/米ドルは前日日本時間午前から、過去1カ月の平均を倍近く上回る取引高を記録。午後はいったん落ち着いたが、夕方から深夜にかけて再び平均値を5割以上超える活況を見せた。

激しい売り圧力が直撃した豪ドル/米ドルは、0.72米ドル半ばと1週間ぶり安値を更新。日中高値からの下げ幅は120ポイント超に達した。

米ドル以外の通貨に対しても豪ドルは全面安。対円は80円半ばと15日につけた1年9カ月ぶり安値の79円半ばに再接近。対ユーロでは1.59豪ドル台と3カ月半ぶり、対英ポンドでは1.76豪ドル台、対NZドルで1.09NZドル台と、ともに3週間ぶり安値を更新した。

ターンブル首相は前日、その座を失った場合には議員を辞職すると表明した。連立政権はわずか1議席差で議会の過半数を維持しているため、今後政局はさらに流動化するおそれもある。

市場では「状況が刻々と変化しているので見通しがまったく立たない」(トレーダー)と困惑の声が出ている。野党・労働党のショーテン党首は与党内の混乱を「共食い」と評した。

<07:55> ドル110.80─111.80円の見通し、豪ドルの行方が鍵

きょうの予想レンジはドル/円が110.80―111.80円、ユーロ/ドルが1.1500─1.1580ドル、ユーロ/円が128.00―129.00円。

前日、全面安となった豪ドルがきょうも主要通貨の動きに影響を与えそうだ。豪与党の自由党はきょう昼にも会合を開く見通しで、党首交代を求める動議が可決された場合、ターンブル首相は「不信任決議とみなし、党首選に出馬することはない」としている。

市場では「次の首相は誰か、総選挙はいつになるのか、不透明なことばかり」(外銀)と不安の声が出ている。日中も関連ニュースで豪ドルが上下すれば、ドルや円など他の主要通貨はその影響を受けることになりそうだ。

海外市場では豪ドルが大きく売られる一方で、米ドルが広範に上昇。ドル/円はけさまでに一時111.39円まで買われ、今月15日以来1週間半ぶり高値をつけた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below