September 19, 2018 / 7:33 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル112.28円付近、日銀総裁会見中も小動き

[東京 19日 ロイター] -

<16:31> ドル112.28円付近、日銀総裁会見中も小動き

黒田日銀総裁の記者会見が終了した。ドルは112.28円付近と会見前からほぼ変わらず。会見中も112.29円から112.39円と上下10銭の狭いレンジ内で小動きだった。

<13:30> 円じり安、安倍首相「米大統領は為替で日本攻撃してない」も話題

ドルは午後に入り一時112.43円まで上昇。午前の高値を上抜け、7月20日以来2カ月ぶり高値を更新した。日経平均の上昇幅が一時400円を超え、前日海外の流れを引き継ぐ形で円が弱含みとなっている。

米中貿易戦争の激化にもかかわらず、前日から円が広範に弱含みとなっている背景は、世界的な株高などいくつかの点が指摘されているが、そのひとつに週末の安倍首相の発言を上げる声も出ている。

報道によると、安倍首相は16日にNHKの日曜討論で、トランプ米大統領との間で「お互いに為替について触れることは危険ですね、と。大統領は私と会って以来は為替について日本を攻撃したことはない」と述べ、為替に関する認識は米と共有していると強調した。

市場では、来週にも行われる予定の茂木敏充経済再生担当相とライトハイザー米通商代表による閣僚級通商協議、その後の日米首脳会談などを控え、ドル高/円安けん制につながるような動きが強まる可能性があるとして、警戒が強まっていた。

<12:02> 正午のドルは112円前半、日銀が金融政策の現状維持を決定

正午のドルは、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の112.31/33円。正午前に日銀が金融政策の現状維持を決めたことが伝わり、市場は若干の円売りで反応したが、その幅は数銭と限定的かつ一時的なものにとどまった。

この日は、日経平均が350円を超える上げ幅となっているほか、米10年国債利回りが3%台に乗せているにもかかわらずドル/円はこう着感を強め、正午までのドル/円の取引レンジはわずか16銭にとどまった。

前日の米国株の上昇、日本株や中国株の続伸で「リスクオン的な地合いとなっているため、ドルと円の両方が売られ、綱引きになっている」(FX会社)ことがこう着感の背景だという。

他方、リスクオンで新興国通貨が買われているわけでもないとされ、トルコリラは先日の利上げ前の水準に下落するなど、変則的なリスクオン相場の様相を呈している。

トルコリラ/円は17.60円付近。前日一時17.25円まで下落し、利上げが実施された13日以来の安値をつけた。

銀行筋によると、トルコ中銀はリラ建て預金準備に対して支払われる金利を9月21日付で7%から13%に引き上げる見込みだ。

これに先立つ13日、中銀は政策金利を6.25%ポイント引き上げ24.00%とした。トルコ政府は20日に新規の中期経済プログラムを公表する予定だが、財政や経常収支の赤字を是正しない限り、トルコへの不安は続くとみられている。 <11:50> ドル112円前半、日銀が金融政策の現状維持を決定

ドルは112.32円付近。日銀は金融政策の現状維持を決定した。ドルは同報道を挟んで112.37円までわずかに上昇したが、現在は報道前の水準まで反落している。

ユーロは131.02円付近。同報道を挟んで131.05円まで上昇したが、反応は、ドル/円同様に一時的かつ限定的だった。

<10:23> ドル112円前半でこう着、米2年国債利回りは10年ぶり高水準に

ドルは112.30円付近でこう着気味。

早朝から112.23―112.39円と極めて狭い取引レンジに収まっている。株高を背景とするリスクオン地合いのなか、ドルと円が同時に売られる形になっている。

他方、米国債市場では、2年債利回りが2.8030%(ビッドサイド)と前日の2.8110%からはやや低下したものの、2008年6月下旬以来、10年ぶりの高水準に到達している。

今月に入って上昇ペースを速める2年債利回りについて市場では、「米国の追加利上げを織り込んで強気のスタンスを反映したものだが、米中貿易摩擦の悪影響が消費財にも及び、米消費者を直接巻き込む格好になるなかで、いつまで景気に対して強気の見方を維持できるのか疑問だ」(金融アナリスト)との声も上がっている。

貿易摩擦の影響は米国内にとどまらない。

在中国および在上海の米商工会議所は、中国で事業展開する米企業の6割以上が米国による対中関税によって業務に影響が出ているとの調査結果を13日に公表するとともに、トランプ政権に対中通商政策の手法を見直すよう求めた。 ドイツ産業連盟(BDI)は18日、米国が中国製品に対する新たな追加関税を課すと発表したことを受け、米中の貿易摩擦の高まりはドイツ企業にも影響を及ぼすと強い懸念を示した。

<09:00> ドル112円前半、安倍首相任期中に出口遂行発言の影響は

ドルは112.28円付近。

「この水準だと動きにくい。112円半ばからは実需のドル売り、111円後半では押し目買いが控えている」(国内銀)という。

前日の海外市場では、米国と中国がお互いに追加関税発動を決めるなか、金融市場では過度な懸念が後退し、ドルが112.39円まで上昇し2カ月ぶりの高値をつけた。また、米国債市場では米利上げ期待や社債の供給増を見込み、米10年国債利回りは3.0588%まで上昇し約4カ月ぶり高水準をつけた。

きょうは日銀政策決定会合の結果が明らかになる。市場では政策変更無しが確実視され、ほぼ無風で通過するとみられている。

7月の会合では、金融緩和のさらなる長期化が濃厚になったことを認めつつ、副作用の軽減を図る緩和策修正を決めた経緯がある。

また、今月14日の自民党総裁選の討論会で、安倍首相は、長いデフレの中であったからこそ緩和策をやった、ずっとやっていいとは全く思っていない、非常に良い形で経済が成長してきているなかで(出口の道筋について)何とか任期のうちにやり遂げたい、と述べる一方で、どう判断するかは日銀総裁が判断する、とした。

市場では「黒田総裁が会見で、安倍首相の発言をフォローするようなことを言うのか、または、従来どおり緩和継続姿勢をみせるのか注目される」(FX会社)との声が聞かれた。

他方、「安倍氏は政治家として当然言うはずのことを言っただけだ。任期中に出口にたどり着けそうもないと言えば、アベノミクスの失敗を意味するだけで、自己否定につながるからだ」(国内エコノミスト)との意見も聞かれた。きょうの黒田総裁は、日銀の真意はどうあれ、「粘り強く緩和を継続するというスタンスを見せるだろう」(同)。

為替市場の影響については、最近のパターンでは、決定会合後に円安傾向、欧州時間に入ると円高傾向がみられる。しかし、「5銭、10銭の話(変動幅)になるかもしれない」(前出のFX会社)という。

<07:41> ドル111.80─112.80円の見通し、日銀決定会合はサプライズなしか

ドル/円は112.33円付近、ユーロ/ドルは1.1678ドル付近、ユーロ/円は131.19円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が111.80―112.80円、ユーロ/ドルが1.1630─1.1730ドル、ユーロ/円が130.60―131.80円とみられている。

早朝の取引でドルは株高期待感から底堅い展開となっている。

111.80円付近で押し目買いのニーズがある一方、112.50円からは「期末を控えた実需筋を中心に断続的な売り」(外為アナリスト)があるという。

きょうの日銀による金融政策決定では特段のサプライズはないとみられる。「最近は決定会合のあとに円安傾向になり、その後の海外市場で円高傾向に戻るのがパターンとなっている」(同上)とされ、為替面でのインパクトは差し引きゼロのケースが増えている。

トランプ米大統領は17日、2000億ドル相当の中国製品に対し、10%の追加関税を課すと発表。これに対して中国財政省は18日、従来の計画通りに約600億ドル相当の米国製品に課税することを表明した。

一方、米国債市場では、米連邦準備理事会(FRB)が今後さらに利上げを実施するとの観測が一段と織り込まれつつあることや、今週の社債発行額が250億ドルを上回る見通しなどを背景に、10年債と30年債の利回りがともに4カ月ぶりの高水準に達した。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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