[東京 20日 ロイター] -
<14:25> ドルは112円前半、総裁選の結果受け小幅な上下動
ドルは112.17円付近。自民党総裁選の結果を受けた初期反応として112.24円付近まで5銭ほど円安が進んだが、その後は112.07円付近まで一時的に下落した。
市場では、安倍首相の圧勝が織り込み済みだったこと、石破元幹事長が善戦したことで、総裁選自体は「円安材料でも、円高材料でもない」(証券会社)との意見が出ていた。
<13:50> ドルは112円前半、自民党総裁選の結果待ち
ドルは112.18円付近。
午前の取引では、期末を控えた輸出企業のドル売りで112.09円まで下押しした。その後は緩やかに反発し、現在は自民党総裁選の結果待ちとなっている。
「安倍首相が再選するとみているが、石破茂元幹事長が意外と健闘していることが各種報道で伝わっている。安倍氏の再選を根拠に株価が上昇すれば112円半ばをトライするかもしれないが、石破氏の健闘を評価する流れになれば、円が買い戻される可能性もある」(外為アナリスト)という。
共同通信によれば、自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は20日昼、党総裁選で石破氏に投票すると表明した。党本部で記者団に明らかにした。20日午後の投票後、支持理由を記者団に説明する。周囲に「健全な批判勢力が必要だ」と伝えていた。
石破氏は20日午前、自身への支持に関し「小泉さんは自民党はいかにあるべきかを考えてきたのだと思う。事実なら思いを一つにするということだ」と歓迎した。東京都内で記者団に語った。
<12:02> 正午のドルは112円前半、円売り一服
正午のドルは前日NY市場終盤の水準から小幅安の112円前半。日経平均が一時マイナス圏へ下落するなど、きょうのアジア株は上下まちまち。中国株も前日終値付近で小動きとなり、海外市場で強まった円売り地合いは一服となった。
ドルは一時112.09円まで下落した。市場では「意外感のあったここ数日の株価の堅調さが崩れなければ、円売りは出やすい情勢」(邦銀)との声が出ていた。
<09:30> ドル112.34円まで上昇、上値には売り
ドルはきょうの高値となる112.34円まで上昇。しかし、2カ月ぶり高値となる112.50円付近より円安水準には、輸出企業など実需の売りが待ち構えているという。
加えて、1月につけた年初来高値113.40円が視野に入ってくると「貿易戦争への懸念を抱える中で広がるリスクオンムードには限りがある。短期筋の戻り売りも強まりやすい」(トレーダー)という。
日経平均は前日比30円高と小幅高で推移している。
<07:55> ドル111.90─112.60円の見通し、円弱含み
きょうの予想レンジはドル/円が111.90―112.60円、ユーロ/ドルが1.1640─1.1730ドル、ユーロ/円が130.70―131.60円とみられている。
日中は海外の流れを引き継ぐ形で、円が弱含みやすそうだ。世界的な株高を背景に為替市場でもリスクオンムードが強まっており、前日は豪ドルが対米ドル、対円でともに3週間ぶり高値を更新した。「貿易戦争の当事者である米中を含めて株価の堅調ぶりが目立っており、円が売られやすい」(邦銀)という。
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