September 21, 2018 / 2:12 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:米30年債3.25%の壁、4年ぶり突破目前 円への影響は株次第

[東京 21日 ロイター] -

<10:57> 米30年債3.25%の壁、4年ぶり突破目前 円への影響は株次第

市場では、米30年債利回りの行方に大きな関心が集まっている。3%台に乗せた10年債利回りも話題だが、30年債は今週3.24%まで上昇、2014年秋以降上限となってきた「3.25%の壁」の突破が目前に迫ってきたためだ。

30年債利回りの3.25%は14年以降、何度も上抜けを試しては反転低下し続けた強力な抵抗ライン。特に今年は2月に3.23%、3月に3.17%、4月に3.21%をつけた後、5月に3.26%へ瞬間的に上昇した途端、2%台まで急低下した経緯がある。

米投資会社ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)は19日、30年債利回りの終値が2日連続で3.25%を超えた場合、国債相場が全面安になる恐れがあると警告した。

上抜けた際、円相場に与える影響の鍵となるのは米株の反応。「最高値更新中の株価が崩れなければ、金利の一段の上昇がドル高につながる可能性もあるが、金利高を嫌気して株価が下落すれば、リスク回避の円買いが活発化するだろう」(トレーダー)という。

ドルは現在112.50円付近でもみあい。30年債利回りは3.20%付近で取引されている。

<09:22> 新興国通貨が堅調、南アランド急伸 トルコリラは戻り鈍い

前日、円安とともに目立ったのは新興国通貨の堅調ぶり。リスクオンムードを背景に、南アフリカランドをはじめとして買いが先行。MSCIの新興国通貨指数は3日続伸し3週間ぶり高値を奪回した。

その中で最も買われたのは南アランド。南アフリカ準備銀行(中央銀行)は政策金利を予想通り据え置いたが、金融政策委員会のうち4人が据え置きに賛成した一方、3人が利上げを主張。「ややタカ派的な決定だった」(外銀)という。

南アランド/円は前日日中安値の7.6円台から7.8円台へ上昇。8月下旬以来3週間半ぶり高値を更新した。

一方、さえなかったのはトルコリラ。対円で18円前半から17円半ばを上下する展開となった。アルバイラク財務相が中期経済プログラムを発表したが、成長率見通しの大幅引き下げや不良債権問題への対応が乏しかった点などが、課題として指摘されている。

<07:54> ドル111.70─112.70円の見通し、円売り一服か

きょうの予想レンジはドル/円が111.70―112.70円、ユーロ/ドルが1.1740─1.1800ドル、ユーロ/円が131.80―132.80円とみられている。

朝方の市場では、連休を控えて持ち高調整が先行し、ここ数日で急速に進んだ円売りが一服となる可能性を指摘する声が出ている。前日は主要国の株価が全面高で再び円が売られたが、ドル/円は最近の取引レンジ上限近辺に達しており、貿易戦争への懸念がくすぶる中、ドルの戻り売りが活発。年初来高値113.40円は「近くて遠い」(邦銀)という。

ドルは海外市場で一時112.58円まで上昇、7月20日以来2カ月ぶり高値を付けた。

海外時間には、自民党総裁選で勝利した安倍晋三首相が、麻生太郎財務相や菅義偉官房長官を留任させる意向と伝わったが、円相場に特段の反応はなかった。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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