January 25, 2019 / 12:40 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:豪ドル77円半ば、株高でも上値重い 利下げ懸念強まる

[東京 25日 ロイター] -

<09:35> 豪ドル77円半ば、株高でも上値重い 利下げ懸念強まる

豪ドルは77円半ば。日経平均が一時200円超上昇する中、引き続き1週間半ぶり安値圏で上値の重い展開が続いている。

豪ドルは前日、12月の雇用統計が予想を上回ったことで、いったん78円半ばへ上昇。しかし、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が住宅ローン金利の引き上げを発表すると一転急落した。ローン金利引き上げは調達コストの上昇が要因としており、その「影響を緩和するため、豪中銀が利下げに動くとの観測が出回った」(外銀)という。

豪では昨年来、大手行が相次ぎ住宅ローン金利を引き上げていたが、NABは実施していなかった。

豪の金利先物市場は、年内に利下げが行われる確率を5割強、織り込んでいる。

ドルは109円半ばで一進一退。

<08:00> ドル109.00─110.00円の見通し、クロス円軟調か

きょうの予想レンジはドル/円が109.00―110.00円、ユーロ/ドルが1.1250─1.1350ドル、ユーロ/円が123.50―124.50円とみられている。

きょうは海外市場で強まったユーロ安の持続性が注目点となりそうだ。ユーロは前日、対ドルで1.12ドル後半と昨年12月以来1カ月ぶり安値を更新。対円でも日中高値から1円超下落し、123円後半と1週間ぶり安値をつけた。

手がかりは域内景気の減速懸念が急速に高まってきたこと。1月の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は予想を大きく下回り、13年7月以来の低水準を記録。算出元のIHSマークイットによると、今回の統計は第1・四半期の域内総生産(GDP)伸び率が0.1%弱となることを示したという。

さらに、その後に理事会後の記者会見を行った欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁も「成長見通しを巡るリスクは下向きに移行した」と指摘。独で政府が30日に発表する今年の経済成長率見通しを1.8%から1%に下方修正する、と地元紙が伝えたことも話題となった。

ドラギ総裁の発言内容は「悲観的」(外銀)との受け止めで、市場ではリスク回避的に円とドルが堅調。ロス米商務長官が対中通商交渉について「妥結点までまだ何マイルもある」と発言したことも、そうした雰囲気に拍車をかける形となっており、ユーロ/円などクロス円の上値が重くなりそうだという。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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