February 6, 2019 / 2:30 AM / 13 days ago

〔マーケットアイ〕外為:豪ドル急落、米国の一般教書演説から主役奪う

[東京 6日 ロイター] -

<11:20> 豪ドル急落、米国の一般教書演説から主役奪う

豪ドルは0.7175米ドル付近。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁が6日、失業が増え、インフレの停滞が続く場合、利下げが適切になるとの考えを示したことを受け、豪ドルは0.72ドル前半から0.71ドル後半まで急落し、現在も下げが止まらない。

市場では「ロウ総裁は昨年末には、次の一手は利下げより利上げとの趣旨の発言をしていたため、突然の手のひら返しで市場が仰天した」(外為アナリスト)との声が上がっていた。

トランプ大統領の一般教書演説が始まったが、演説の抜粋が事前に伝わっていたことや、「豪ドルの急落で市場の関心が豪州に向き、米国は主役を奪われた」(同)との指摘もある。

ロウ総裁の発言を挟んで、豪ドル/円は79円半ばから78.75円まで急落。対豪ドルでの円高がドル/円にも波及し、ドルは一時109.84円付近まで弱含んだ。

<10:05> ドル指数は96付近、ユーロの健闘で戻りは限定的か

ドルは109.87円付近。仲値公示を挟んで軟調気味に推移している。

ドル指数は96.047付近。前日の終値は96.067だった。

ドル指数は1月末につけた95.162から徐々に反発しているものの、指数の構成通貨で最も比重の大きいユーロが1.14ドル台で底堅いため、一段の反発余地は限定的との見方も出ている。

先行きについて「おおむね良かった米国の経済指標が減速し始めたことの方が、もともと芳しくなかったユーロ圏の指標が減速傾向を続けていることよりも、インパクトが強い」とマーケット・ストラテジィ・インスティチュート代表の亀井幸一郎氏は言う。

同氏によると「今年から来年にかけて米経済の減速や後退が懸念される中、ドルと逆相関を示す金相場は堅調で、ドルの弱さが金相場の下支え要因になっている]という。

金現物は現在1オンス=1315ドル付近で、昨年5月以来の高値圏にある。

<08:47> ドル110円付近、一般教書演説「トランプ氏の自画自賛」か

ドルは109.95円付近、ユーロは1.1407ドル付近、ユーロ/円は125.43円付近。

この日は日本時間の昼前に、トランプ米大統領が連邦議会の上下両院合同会議で一般教書演説を行う。演説は移民・外交政策に軸足を置き、メキシコ国境の壁建設の必要性を改めて主張するとみられほか、ベネズエラのマドゥロ政権退陣に向けた圧力に支持を表明するとみられる。

市場では「米中通商交渉が順調に運んでいる、北朝鮮と2度目の首脳会談を行う予定、FRBには利上げを見送らせたなど、(予算と関係のない)一般教書演説は、トランプ氏の自画自賛に終わるのではないか」(FXプライムbyGMO、常務取締役、上田眞理人氏)との声が出ていた。

<07:54> 英ポンド全面安、合意なき離脱への懸念とさえない指標で

英ポンド/円は142.35円付近。前日一時142.02円まで下落し、2週間ぶりの安値をつけた。

英ポンド/ドルは1.2948ドル付近で、現行水準が2週間ぶり安値となっている。200日の移動平均線を下回ったことで、前日の海外市場では、一部の大口投資家がポンドのロング・ポジションを手仕舞ったとの見方もあった。

前日IHSマークイット/CIPSが発表した1月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が50.1と前月の51.2から低下し、2016年7月以来の低水準となったことがポンド売りの背景。

「昨日は英ポンドが全面安となった。ブレグジットを巡る先行き不透明感があるなか、経済指標の落ち込みで、ポンドにとっては泣きっ面に蜂といったところだろう」(外為アナリスト)との声が出ていた。

英ガーディアン紙は5日、欧州連合(EU)とアイルランドは合意なき離脱に備え、大規模な緊急対策基金の設立を検討していると報じた。 一方、英国の基幹産業である金融サービスセクターでは、縮小均衡が起こっている。HSBCが、トレーディング、投資銀行業務などのグローバルバンキング・アンド・マーケッツ部門で人員削減を行うことが5日、関係筋の話で明らかになった。

<07:35> ドル109.40─110.40円の見通し、ドル/円は「蚊帳の外」

ドル/円は109.95円付近、ユーロ/ドルは1.1406ドル付近、ユーロ/円は125.40円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が109.40―110.40円、ユーロ/ドルが1.1360─1.1460ドル、ユーロ/円が124.90―125.90円とみられている。

前日のニューヨーク市場では、米長期金利が低下したことでドルが109.80円まで弱含む場面があった。

米供給管理協会(ISM)が発表した1月の非製造業総合指数は56.7と市場予想を下回り、新規受注が1年ぶりの低水準まで落ち込んだことで米経済の減速懸念が広がった。

きょうは「ドルが110円台に定着できるのか注目される。東京時間の昼前にトランプ大統領の一般教書演説もあるが、外交に関する発言が中心になる可能性もあり、このところ『蚊帳の外』で動きが鈍いドル/円に影響を及ぼすか不透明だ」(外為アナリスト)という。

昨日同様にアジアの大半の市場が旧正月で休場となっており、午前中の実需のフローが一巡した後は取引が低迷するとみられる。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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