February 7, 2019 / 7:12 AM / 2 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル109円後半、LIBORー米10年金利は「逆イールド」継続中

[東京 7日 ロイター] -

<15:56> ドル109円後半、LIBOR―米10年金利は「逆イールド」継続中

ドルは109.95円付近で小動き。

米10年国債利回りは2.6913/6895%の気配。

米国株が年末年始で急落した分を相当程度取り戻したのと対照的に、米長期金利は低水準が続いている。

1月29―30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文やパウエルFRB議長の会見が利上げ休止を強く示唆したことで、米長期金利の上昇余地は限定された。

FRBのハト派転換を受けて、短期金利も低下しているが、その低下は長期ゾーンに比べてもたついている。

結果的に、3カ月物ドルLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)と米10年国債利回りの利回り格差は、現時点でマイナス4.63ベーシスポイント(bp)と「逆イールド」の状態が続いている。

サンフランシスコ連銀によると、1955年1月―2018年2月までの9回のリセッション全てで、リセッションに先行して1年国債と10年国債の利回りの逆転が起きた。逆イールドから2年以内にリセッションになることを条件に同連銀が検証した結果では、予測に失敗したのは1度だけ(1960年代)で、後は6―24カ月内にリセッション入りしている。 目下、米1年国債―10年国債の利回り格差は14.3bpで、まだ逆イールドは発生していない。

<14:40> ドル109円後半、政治リスク意識され上値が重い

ドルは109.92円付近で底堅いが、110円台をトライするには力不足だという。為替市場では米国を巡る政治リスクが意識されている。

「(米株式市場では)S&P500が12月の急落前の高値に迫るなど、形的にはリスクオンになっているが、様々な政治リスクがあるため、腰の入った円売りもできない状況」だとみずほ証券、チーフFXストラテジストの鈴木健吾氏は言う。

米国では暫定予算の期限を来週末に控え、メキシコ国境の壁建設を巡る民主党と共和党の対立が解消されなければ、16日以降は再び政府機関の閉鎖に陥りかねない。

また、3月1日に期限を迎える連邦政府債務の上限引き上げにも影響が及ぶ可能性があり、ドルの重しとなるかもしれないと鈴木氏はみている。

トランプ大統領は5日、一般教書演説で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と2月27―28日にベトナムで再会談すると明らかにした。

一方、米中通商協議では、ムニューシン財務長官とライトハザーUSTR代表が来週初めに北京で中国側と協議すると報じられている。対中制裁関税の発動期日(3月1日)が迫る中、なんらかの妥協や進展があるか、注目されている。

きょうは英国のメイ首相とユンケル欧州委員長がブレグジット問題で会談を行う予定。

<13:13> ドル109円後半、パウエル議長講演はほぼ無風通過

ドルは109.90円付近。

注目されていた米連邦制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演は、同議長の講演原稿が事前に伝わり、金融政策や景気見通しに言及しないことが判明した。

市場では、パウエル氏がハト派的な金融スタンスの念押しをするとの期待感もあったとされ、ドルは若干軟化したが、大きな値動きにはつながらなかった。

ドルはその後、日経平均の下げに連動して109.73円まで下げ幅を拡大した。

ユーロは1.13ドル半ばで軟調。

前日はドイツの昨年12月の鉱工業受注指数が前月比1.6%の低下と予想外の低下を見せたことや、欧州委員会が2019年のイタリアの経済成長率見通しを11月時点の1.2%から0.2%引き下げる見通しが伝わり、ユーロの下落を招いた。

<12:10> 正午のドルは109円後半、株さえず上値重い

正午のドルは前日NY市場終盤の水準から小幅安の109円後半。アジア株が上下まちまちとなる中、前日海外に続いて円が底堅い展開となった。ドルは一時109.73円まで下落した。

午前に目立ったのはNZドル。昨年第4・四半期の失業率が4.3%と予想の4.1%を上回った。市場では、中央銀行は来週開く政策会合で、景気に対して「非常に慎重な見方を示すのではないか」(外銀)との声が出ていた。

NZドルは75円前半から74円前半へ売られ、2週間ぶり安値をつけた。

<09:22> ドル109.90円付近、NZドル安で上昇圧力

朝方の取引ではNZドルが下落。昨年第4・四半期の失業率が4.3%と、予想の4.1%を上回ったことが手がかり。NZドルは対米ドルで0.68ドル前半から0.67ドル半ばへ下落し、1月25日以来2週間ぶり安値を更新した。

市場では「雇用の伸び鈍化、賃金上昇圧力の減退が示された」(外銀)との声が出ていた。NZドルは対円でも75円前半から74円前半へ売られ、2週間ぶり安値をつけた。

対NZドルでドルと円がともに上昇したため、ドル/円は早朝の水準からほぼ変わらずの109.90円付近。ただ、前日海外では幅広い通貨の売りがドル高地合いを強めており、NZドル安もこの流れに勢いをつける可能性がありそうだ。

<07:52> ドル109.50─110.50円の見通し、底堅い

きょうの予想レンジはドル/円が109.50―110.50円、ユーロ/ドルが1.1300─1.1400ドル、ユーロ/円が124.50―125.50円。

日中のドル/円は底堅い展開となりそうだ。前日海外市場では、中銀総裁発言や経済指標の下振れなどを受けて、豪ドルやユーロ、ポンドなど幅広い通貨が売られ、結果的にドルが特段の手掛かりのない中で押し上げられた。

注目材料は、日本時間午前9時開始予定のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演。質疑もあるため、金融政策に関する発言が出る可能性もある。議長は4日夜にトランプ米大統領、ムニューシン財務長官と非公式に会食しており、発言のトーンに変化があるかがポイントとなりそうだ。

当日のFRBの声明によると、大統領との会談は1時間半。経済に関するさまざまな議題で意見を交換したが、将来の金融政策の見通しには踏み込まなかったという。パウエル氏が議長に就任して以来、トランプ大統領と直接協議するのは今回が初めてだった。

一方、ドルの110円台では「個人や短期筋、実需も含めて売り需要が根強い」(外銀)といい、戻り売り圧力が強まる可能性が高いという。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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