February 18, 2019 / 2:29 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ユーロ1.13ドル前半に上昇、短期筋のショートカバーで

[東京 18日 ロイター] -

<11:25> ユーロ1.13ドル前半に上昇、短期筋のショートカバーで

ユーロは1.1316ドル付近。

前営業日の高値1.1306ドルを上抜けたことで、損失確定の買い戻し(ストップ)を巻き込んで上昇に弾みがつき、一時1.1321ドルまで上値を伸ばした。上昇の原動力は短期筋によるショートカバー。

「サンフランシスコ連銀のデイリー総裁の発言が、年内の利上げは不要との考えを示したことや、このところの米国の小売や鉱工業生産の弱い数字を受け、ユーロには対ドルで反発する余地があった」(外為アナリスト)という。

ドル/円は110.55円付近。ユーロ高/ドル安の影響で上値が重いが、ユーロ高/円安の流れもあるため、下値リスクも限定されているという。

ドル/円の変動要因が他律的なものに限られていることから「ドル/円はきょうも蚊帳の外」(同)との意見が聞かれた。

<10:40> ドル110円半ば、米自動車生産の急減を心配する声も

ドルは110円半ばで小動き。株の大幅高には反応薄となっている。

為替市場では1月の米国の鉱工業生産の落ち込みを懸念する声が上がっていた。

「米国で自動車生産に急ブレーキがかかっているのを見るにつけ、ドル買いは盛り上がりづらい」(国内銀)という。

1月の鉱工業生産指数は前月比0.6%低下し、8カ月ぶりのマイナスとなった。

米経済の約12%を占める製造業部門は0.9%低下し、8カ月ぶりの大幅マイナス。予想は0.1%上昇だった。昨年12月分は0.8%上昇と、1.1%上昇から下方修正された。

部門別では、自動車および部品生産が前月比8.8%低下し、2009年5月以来の大幅な低下となった。台数ベースでは12月が前月比9.0%増から6.6%増に下方修正され、1月は13.6%減に陥った。

「米国経済が一時の強さを失いつつある示唆が増えている。既にピークアウトしている世界経済および、世界の製造業循環にカップリングする方向へ、米国の製造業循環は向かい、鉱工業生産は徐々に勢いを弱めていくだろう」と日興SMBCは18日付の顧客向けリポートで指摘する。

14日に発表された12月の小売売上高は前月比1.2%減と、09年9月以来の大幅な減少となり、金融市場に「リテールセールス・ショック」(証券会社)をもたらし、ドルも111円前半から110円前半まで下落した。

<09:15> ドル110円半ばで小動き、株高でも円売り進まず

ドルは110.51円付近で小動き。日経平均は前営業日比で300円を超える上昇をみせているが、円売りは進んでいない。

現状について市場では「他の通貨に比べて、ドルは買ってもいい通貨だが、買わなければならない通貨ではない」とFXプライムbyGMO・常務取締役の上田眞理人氏は言う。

ドル/円については、111.30円付近に上値抵抗線があり、その手前の111円付近では上値が重くなるという。

また、予想外に弱い12月の米小売売上高が前週発表された時点で、ドルは111円台前半だったが、「そこから振り落とされて現在に至っているわけで、今、ドル買い/円売りするインセンティブは強くない」(上田氏)という。

ニューヨーク連銀の国内総生産(GDP)予想「ナウキャスト」は、第1・四半期の米GDP伸び率は年率1.08%とし、8日時点の2.17%から半分程度の水準に引き下げた。

失望を誘った物価や小売売上高、鉱工業生産統計を反映させた。

<07:45> ドル110.00─111.00円の見通し、欧米共に弱い材料の綱引き

ドル/円は110.50円付近、ユーロ/ドルは1.1290ドル付近、ユーロ/円は124.77円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.00―111.00円、ユーロ/ドルが1.1240─1.1340ドル、ユーロ/円が124.20―125.20円とみられている。

週末にかけて、欧米共に弱い材料が出たことで、こうした弱い材料の綱引き状態となり、きょうはユーロ、ドル、そして円も方向感が出にくいと見られている。

さらに、この日は米国市場が休場で取引が低迷しそうだ。

15日のニューヨーク市場では、米ニューヨーク連銀が発表した2月のNY州製造業業況指数が、前月比4.9ポイント上昇の8.80と改善したことからドルが110.64円まで買い進まれる場面があった。

しかし、その後発表された1月の米鉱工業生産指数が前月比0.6%低下し、8カ月ぶりのマイナスとなったことや、サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁が、年内の利上げは不要との考えを示唆したことを受け、ドルは110.45円付近まで下落した。

市場では「小売売上高のショックが覚めやらないなか、鉱工業生産の低下で、米経済の減速懸念が広がっている。世界経済が減速するなか、今後発表される2月、3月分の米指標が改善されるか否か、注目される」(外為アナリスト)

デイリー総裁は経済成長の減速に加え、インフレが抑制されていることを踏まえると、米連邦準備理事会(FRB)は年内に利上げを実施する必要はないとの考えを、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューで示した。

経済成長率が2%、インフレ率が1.9%という自身の予想通りに経済が推移すれば、物価圧力が上向き、成長が加速すると予想することはできないとの考えを示し、そうなった場合「(今年の)利上げの論拠はないと考える」と述べた。

一方ユーロは、15日の欧州時間に、対ドルで3カ月ぶりの安値1.1234ドルをつけた。欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事が、新たな貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)の実施について討議していると明かし、材料視された。

クーレ専務理事はこのほか、ユーロ圏のこのところの景気減速はこれまでの予想よりも強く、幅広いものとなっているとの認識を示し、これによりインフレの道筋は浅いものになることが示唆されていると述べた。

ユーロはその後、米国で発表された弱い鉱工業生産やサンフランシスコ連銀総裁のコメントを受けたドル安に助けられ、1.1306ドルまで切り返した。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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