March 4, 2019 / 12:54 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル112円手前、短期筋の円売り回転で112円定着トライか

[東京 4日 ロイター] -

<09:47> ドル112円手前、短期筋の円売り回転で112円定着トライか

ドルは111.96円付近。トランプ発言を受けた早朝の安値111.75円から、ショートカバーで111.98円まで反発したが、現在は112円を目前に足踏み状態となっている。前週末1日のニューヨーク市場高値は112.08円だった。

ユーロは1.1370ドル付近で小幅安。

このところ、ドルはユーロに対してほぼ横ばい。ドルが全般に強いわけではなく、対円でのみ上値を伸ばしている。

「短期筋の円売り回転が効いた状態で112円台をトライする可能性はあるが、週末に出た米国の経済指標は総じて芳しくなく、今週は全人代やECBの理事会も控え、短期筋はそろそろ円売りからいったん降りるタイミングを見計らっているのではないか」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

早朝の取引では、トランプ大統領が2日、他国と取引できないようなドル高を望んでいないと発言したことが伝わり、ドルが111.90円付近から111.75円まで下落した。

しかし、ドルはその後まもなく買い戻された。買い戻しの背景は、未明に伝わった米国と中国は通商合意に近く、合意の一環として米国は対中関税の全てか大半を撤回する可能性が高いとの報道。

<09:00> ドル111円後半、トランプ発言受けた安値から反発

ドルは111.95円付近。

早朝の取引で、トランプ大統領が2日、他国と取引できないようなドル高を望んでいないと発言したことが伝わり、ドルが111.90円付近から111.75円まで下落した。その後、ドルは買い戻され現在に至っている。

買い戻しの一因は、未明に伝わった米国と中国は通商合意に近く、合意の一環として米国は対中関税の全てか大半を撤回する可能性が高いとの報道。同報道を受けてオフショア人民元と豪ドルが上昇した。

一方、経済指標では米経済の3分の2を占める米個人消費の減速が、市場参加者の間で懸念されている。 米商務省が1日発表した1月の個人所得(季節調整済み)は前月比0.1%減となり、2015年11月以来3年2カ月ぶりのマイナスとなった。配当や利子の受け取りが減った。市場予想の0.3%増を下回った。

昨年12月の個人消費支出は0.5%減と09年9月以来の大幅な落ち込みとなった。個人消費は米経済の3分の2を占める。12月の個人消費支出の内訳は、モノの支出が1.9%減った。自動車や娯楽品が減少した。

「(米国の)第4・四半期は、辛うじて市場予想を上回る2%後半のGDP成長率をたたき出したが、今年の第1・四半期は、個人消費の減速で成長率が一段と低下するリスクがある」(エコノミスト)との意見が聞かれた。

<07:43> ドル111.30─112.30円の見通し、ドル高で競争力低下=トランプ氏

ドル/円は111.76円付近、ユーロ/ドルは1.1378ドル付近、ユーロ/円は127.16円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が111.30―112.30円、ユーロ/ドルが1.1330─1.1430ドル、ユーロ/円が126.80―127.80円とみられている。

早朝の取引では、トランプ大統領の2日の発言が報じられ、ドル/円の下押し材料になっている可能性がある。

トランプ米大統領は2日、連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めはドル高につながり、米国の競争力を阻害していると批判した。

トランプ大統領は、メリーランド州オクソン・ヒルで開催された保守政治行動会議(CPAC)で演説し「FRBには、非常に強いドルを好む紳士が1人いる」と発言。「私は強いドルを望むが、わが国にとって素晴らしい強いドルを望むのであって、非常に強いために他国との取引ができなくなるような強いドルは望んでいない」と述べた。

また、「政策金利をいまの水準に据え置いたら、どうなるか想像できるだろうか。量的引き締めを行わなければ、ドルは少し下がるだろう」と述べた。

市場では「(1日の)海外市場で112円台をつけたので、ある種の達成感はあるだろう」(外為アナリスト)とされ、一段の上昇余地は足元では限られそうだ。

また、「明日から中国で全人代が始まること、トランプ氏がドル高けん制発言を行ったこと、短期的に過熱感のある株価が調整する可能性など、週後半は下値リスクが意識されそうだ」(同)という。

1日のニューヨーク市場では、一連の景気指標が予想を下回る結果となり、ドルが弱含む場面がみられた。

2月のISM製造業景気指数が54.2に低下し2016年11月以来の低水準となったことや、2月のミシガン大消費者信頼感指数の確報値も下方修正された。また、1月の米個人所得は2015年11月以来のマイナスとなった。

しかし、指標発表後に米長期金利が上昇したことで、短期筋の円売りが活気付き、ドルは一時112.08円と昨年12月20日以来の高値をつけた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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