March 7, 2019 / 5:59 AM / in 7 months

〔マーケットアイ〕外為:ドル111円後半、FRBのB/S縮小は早めに終了か

[東京 7日 ロイター] -

<14:48> ドル111円後半、FRBのB/S縮小は早めに終了か

ドルは111.70円付近。株安で上値の重さが意識されている。

ユーロは1.13ドル付近。前日は米貿易収支の発表を受けてユーロが上昇する場面がみられ、ユーロの地合いは強めだ。

市場参加者は、きょうの欧州中央銀行(ECB)理事会で、ネガティブ・サプライズがない限り、ユーロの深押しはないとみている。

金融市場では、米連邦準備理事会(FRB)のバランスシート(B/S)縮小停止の着地点を巡り、さまざまな推計が出ている。

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、B/Sの負債サイドを構成する金融機関の準備預金(現在1.68兆ドル)の規模について、2月19日のロイターとのインタビューで、「多分1兆ドルか、それを若干上回る程度」の水準まで圧縮するとしていた。

カンザスシティー地区連銀のシニアエコノミスト、A・リー・スミス氏は、準備預金の必要額はフェデラル・ファンド金利と、超過準備に適用する付利(IOER)の差によって変わり得ると指摘。

差が大幅に開いた場合、準備預金は1.1兆ドル程度で十分だが、差がゼロに近い場合、1.5兆ドル程度が必要となる可能性があるとした。

仮に1.5兆ドルとすると、準備預金の現行水準との格差は1800億ドルであり、FRBが予定通り毎月500億ドルの資産(米債、MBS合計)を償還するとすれば、あと4カ月足らずで目標を達成することになる。

1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、ほとんどすべての参加者が、年後半にB/Sの縮小を停止することを支持していたが、FRBからの新しい情報を踏まえると縮小停止は年半ばになる可能性もある。

<13:40> ドル111円後半、トランプ米大統領と財務長官の会談を警戒

ドルは111.69円付近。

朝方からのレンジは111.57―111.76円と、極めて狭いものにとどまり、現在はその中間地点で「まったり」(外為アナリスト)とした状態だという。ただ、株安のためドルの上値は重い。

一部のメディアは米国東部時間のきょう午前に、トランプ米大統領とムニューシン財務長官が会談する予定だと伝えている。

「前日発表された昨年の米貿易赤字が10年ぶり高水準となったことで、トランプ氏は不満を表明している。ムニューシン氏との会談も、為替調整を含めた赤字削減の具体的手法に及ぶのではないか」(前出のアナリスト)と警戒する声が上がっている。

米商務省が発表した2018年の米貿易赤字は前年比12.5%増の6210億3600万ドルと、08年以来10年ぶりの高水準となった。

減税で内需が刺激されたことで、輸入総額が過去最高を記録したほか、対中貿易赤字も過去最高となった。

<12:05> 正午のドルは111円半ば、豪ドルが小幅反発

正午のドルは前日NY市場終盤の水準とほぼ変わらずの111円半ば。海外市場に続き、アジア株にも売りが先行したことで、円がやや底堅い動きとなり、ドル/円は今月1日以来の安値となる111.57円まで一時下落した。

主要通貨は全般小動きだったが、前日大きく売られた豪ドルは小幅反発。「テクニカル的に重要な節目となる0.70ドル付近の攻防が激しい」(アナリスト)という。

豪の1月小売売上高は前月比0.1%増と予想の0.3%増を下回った。豪ドルは0.7022ドルまでいったん下落、2カ月ぶり安値を更新した後に、0.70ドル半ばまで切り返した。

豪ドル/円も同様の動きで、78円前半と2週間ぶり安値へ下落した後、同半ばへ小幅上昇した。

<09:19> ドル一時111.60円まで軟化、1週間ぶり安値

ドルは111.60円まで下落。海外安値を下抜け、今月1日以来1週間ぶり安値をつけた。アジア株は韓国や豪が前日比横ばい圏だが、日経平均は0.7%安とやや軟調。円は全般に底堅く、カナダドルが83円前半と海外安値に再び接近している。

市場では、きょう権利行使期限を迎える巨額オプションに関連する売買が、値動きを抑制する可能性を指摘する声も出ている。市場筋によると、ストライクは111円半ばから後半で23億ドル程度、112円付近で16億ドル程度。

<07:57> ドル111.20─112.20円の見通し、円底堅い展開か

きょうの予想レンジはドル/円が111.20―112.20円、ユーロ/ドルが1.1250─1.1350ドル、ユーロ/円が125.50―126.80円。

海外市場は株安が目立ち、円が全般に堅調な展開。アジア株がその地合いを引き継げば、ドル/円は上値の重い展開が続きそうだ。

前日は金融政策のハト派化を匂わす手掛かりのあった豪ドルやカナダドルの下げが、ドルや円を押し上げた側面もあった。こうした動きがきょうも続くようなら、円が一段高となる可能性もある。

豪ドルは前日、78円前半と2週間ぶり安値をつけた。きょうは1月の貿易収支と小売売上高の発表が予定されている。

市場では「今夜の欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて手控えムードが広がりやすい」(邦銀)との指摘も出ているが、それ以前に円が堅調さを増す可能性には注意が必要だ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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