March 28, 2019 / 1:40 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:英ポンド145円前半、英EU離脱「結果だけ教えてほしい」との声

[東京 28日 ロイター] -

<10:28> 英ポンド145円前半、英EU離脱「結果だけ教えてほしい」との声

英ポンドは145.20円付近で軟調。早朝の高値145.97円から一時145.14円まで下落した。ユーロは123.98円と早朝の高値124.36円から下落した。

ドルは110.18円付近で軟調。日経平均が下げ幅を拡大したため、リスク回避の円買いがクロス円を中心に広がり、ドル/円にも円高が波及している。

外為市場参加者は、英国の欧州連合(EU)離脱を巡る膨大かつ継続的な報道をフォローすることに疲れ気味で、「結果だけ教えてほしい」(国内銀)との声も上がっている。

英国のメイ首相は27日、議会が3度目の採決で自身の欧州連合(EU)離脱協定案を可決すれば辞任する意向を表明した。

与党・保守党の議員会合で、協定案が最終的に可決されれば退任し、将来の対EU関係を巡る交渉で新しい指導者が次の段階を進めるよう円滑な交代を約束する考えを示した。

英下院は27日、EU離脱に関し過半数の支持が得られる代替案を模索するための「示唆的投票」を実施し、8つの案全てで反対票が賛成票を上回った。

<09:40> ドル110円前半、新興国通貨安でリスク回避の円買い先行

ドルは110.30円付近。朝方の高値110.52円から下落している。

新興国通貨安や株安を背景に、市場は典型的なリスク回避の様相を呈しており、ドルと円が両方買われ、そのなかでも円買いが先行している。

ただ、期末、月末を控え、110円台前半には実需のドル買い需要があるとされ、東京時間に110円を割り込んで大幅に円高が進む可能性は低いと見られている。

この日は、前日からのトルコリラ安、アルゼンチンペソ安などが注目されている。

トルコリラは前日2%超、ペソも約3%下落した。

ロイターデータによると、トルコリラ/円は現在20.40円付近となっている。

しかし、市場では「(リラの気配値で)ビッドとアスクの幅が1.5円ほど開いている。ドル/円に置き換えれば気配値が5円程度の幅まで開いた状況で、現行水準がよくわからない。早朝の取引では18円台もあったようだ」(FX会社)という。

新興国通貨の見通しについて「米国経済が順調な中での、新興国通貨の揺らぎと、米国経済に陰りが出ている中での新興国通貨の揺らぎは違う。今回はより深刻になりそうだ」(同)という。

安全資産としての米10年国債の利回りは目下、2.3559/3542%の気配。

<08:45> 新興国通貨に灯る「赤信号」、トルコリラは2%超下落

前週から不安定さを増しているトルコリラは前日2%超下落した。

トルコリラ/円は、22日に19.06円と20円を割り込んだが、現在は20.43円付近を推移している。

リラ安の背景として、政治環境を含め様々な要因が指摘されるなか、トルコ中銀のデータによると、トルコ国内の個人投資家の外貨預金残高が増えており、リラ売り/ドル買いを増幅しているとみられる。

前日のロンドン市場では、リラの翌日物スワップレートが一時、1000%に達するなど、短期市場も異様な雰囲気になっている。同レートは前日には330%、前週末は24%だった。

市場関係者によると、トルコ政府は国内銀行に対し、少なくとも31日の統一地方選まで主要な海外市場でのリラの流動性を抑制するよう指示し続けている。

一方、アルゼンチンペソは27日に対ドルで約3%安。1ドル=43.9ペソと過去最安値を更新した。インフレや低成長、10月の大統領選を巡る懸念が背景。

市場では「米国の利上げ停止で新興国に再び資金が還流するとの思惑もあったが、各国の政局混迷に加え、グローバルな景気減速懸念で、グローバルなマネーが主要国の安全資産に流入しやすい状況が続いている」(アナリスト)との意見が出ていた。

主要国の安全資産の代表ともいえる米国債10年物の利回りは前日2.352%と、1年3カ月ぶり低水準となった。

<07:35> ドル110.00─111.00円の見通し、クロス円の動向に注意

ドル/円は110.52円付近、ユーロ/ドルは1.1250ドル付近、ユーロ/円は124.36円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.00―111.00円、ユーロ/ドルが1.1200─1.1300ドル、ユーロ/円が123.80―124.80円とみられている。

前日は、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が利上げをさらに遅らせる趣旨の発言をしたことで、独国債の利回りが急低下し、これに呼応して米長期金利も低下した。米10年国債利回りは1年3カ月ぶりの低水準となる2.352%まで低下し、ドル売りを誘い、ドルは110.24円まで下落した。

ただ、その後に発表された米貿易収支の内容が市場予想より良かったことや、前営業日比で一時200ドル安となったダウ工業株の下げ幅が縮小したこと、米長期金利が若干反発したことなどを受け、ドルは110円半ばまで切り替えした。

米商務省が発表した1月の米貿易赤字は、前月比14.6%減の511億4900万ドルと、2018年3月以来10カ月ぶりの大幅な減少となった。

きょうは「109円台では実需のドル買い需要もあり、ドル/円は底堅さを保ちそうだが、前週末にクロス円が崩れて、ドル/円が下押しした経緯もあり、クロス円の値動きには注意したい」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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