April 1, 2019 / 7:11 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル111円付近へ再び軟化、欧州通貨高/ドル安の影響で

[東京 1日 ロイター] -

<16:03> ドル111円付近へ再び軟化、欧州通貨高/ドル安の影響で

ドルは111.05円付近。

ドルは新元号の発表後の午後の取引で、株価が上げ幅を縮小したことを受け111円ちょうどまで弱含んだが、その後は111.14円付近までいったん反発した。

しかし、足元では英ポンドやユーロなどの欧州通貨が反発し、ドルが売られる流れとなっており、ドル/円もその影響で上値が徐々に重くなり、再び111円に近づいている。

ユーロ/円は現在124.77円付近で朝方の安値124.47円から上昇した。

英ポンド/円はきょう未明につけた安値144.40円から一時145.36円と約1円幅で買い戻された。英ポンドについて市場では、「特に新規の材料はないが、いったんショートカバーが入っているのではないか」(外為アナリスト)との意見がでていた。

英議会は29日、欧州連合(EU)離脱協定案の主要部分を巡る採決を行い、賛成286票、反対344票の反対多数で否決した。結果を受け、欧州委員会は4月12日に合意なき離脱に突入する公算が大きくなったとの認識を示した。

<12:36> ドル111円付近、日銀短観2期ぶり悪化、中国財新PMIは好転

ドルは111.06円付近。

朝方から株価の上げ幅拡大に平仄(ひょうそく)を合わせて上昇し、111.19円まで上値を伸ばしたが、新元号の発表後は、利益確定売りに押され、若干下げている。

午前には日銀短観と財新の中国製造業PMIが発表されたが、両者は明暗を分ける結果となり、後者はドル買い材料となった。

日銀が1日に発表した3月の短観は、大企業・製造業の景況感が2四半期ぶりに悪化した。中国をはじめとする海外経済の減速を受け、前回12月調査からの悪化幅は7ポイントと12年12月調査以来の大きさとなった。

大企業・製造業は業況判断DI(良い-悪い)はプラス12となった。ロイターがま とめた民間調査機関の予測ではプラス14が見込まれていたが、これを下回った。非製造 業もプラス21で、前回調査から3ポイント悪化。これも、事前予想のプラス22を下回 った。

事業計画の前提となる2019年度の想定為替レートは108.87円。

想定レートについて、三井住友銀行・チーフストラテジストの宇野大介氏は、日本と米欧の金融緩和余地の違いを踏まえ「緩和を経由した通貨安があり得る」とし、現在の想定レートでは「『備えあれば憂いなし』と言えるほどに十分な円高リスクの織り込みはなされていない」と述べている。

一方、財新/マークイットが1日発表した3月の中国製造業購買担当者景気指数 (PMI)は50.8と8カ月ぶりの水準に上昇し、拡大・縮小の分岐点となる50を4カ月ぶりに上回った。

ただ、国内の新規受注や新規輸出受注の伸びは小幅にとどまり、中国経済への圧迫が今後数カ月間続く可能性を示唆した。ロイターが実施したエコノミスト調査では3月の製造業PMIは2月から横ばいの49.9と予想されていた。

国家統計局が31日に発表した3月の製造業PMIも予想に反して50を上回った。

<12:00> 正午のドルは111円前半、株高に連れ高で12日ぶり高値

正午のドル/円は、29日のニューヨーク市場終盤に比べ、ドル高/円安の111.11/13円。

早朝の取引でドルは一時111.13円まで上昇。背景は、中国国家統計局が週末に発表した3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.5(予測49.5)と、業況改善・悪化の分かれ目となる50を4カ月ぶりに上回ったことや、トルコの統一地方選が大きな混乱なく終わったことなどがあるという。

日銀は午前8時50分に日銀短観を発表したが「大企業製造業のDIの落ち込みは織り込み済み」(外為アナリスト)とされ、ドルは目立った反応を示さなかった。

午前9時過ぎからは元号変更に伴うご祝儀相場で、日経平均がほぼ一本調子の上昇となったため、為替市場では株高を受けたリスク選好の円売りが広がり、ドルは一時111.19円と3月20日以来、12日ぶりの高値をつけた。

また、財新・マーク一イットが午前10時45分に発表した3月の中国製造業のPMIが50.8と、2月の49.9、ロイター予測の49.9を上回る好結果となったことや、中国株の上昇、米長期金利の上昇もドル買い安心感を誘った。

<10:56> ドル111.15円付近、米長期金利が2.44%台に上昇

ドルは111.15円付近で12日ぶりの高値圏。

日経平均が前週末比で400円を超える上げ幅となっていることを受け、リスク選好の円売りが広がっている。

米国債市場では、10年債利回りが2.4422/4405%と前週末のニューヨーク市場終盤(2.3911%)から上昇し、ドル買い安心感を誘っている。

米商品先物取引所(CFTC)によると、非商業部門が保有する米10年国債先物は3月26日時点で16万6293枚の売り持ち(ネットショート)となり、前週の16万3974枚からショートが小幅に膨らんだ。(1枚=10万ドル)

ネットショートは昨年9月25日に75万6316枚と過去最大に達し、その後はトレンドとして縮小している。

市場では「米国債先物のネットショートは、株高・債券安のシナリオを上書きするものだが、ネットショートがニュートラルからロングに転じた場合には、株高のエンジンも失速すると予想される」(外国銀)という。

<10:00> ドル111円付近、株高でリスクオン的な展開

ドルは111.08円付近。

早朝の取引で111.13円をつけたあと、いったん110円後半に軟化したが、株高に乗じて111円台に再度乗せている。新年度に入って実需勢では売りが様子見の構えになっているとされ、ドルの上値を軽くしている。

市場では「FRBのハト派転換が米国株高に寄与し、ドル買いになっている。また、欧州では、混迷するブレグジットを巡る議会採決が英ポンド安を、英ポンド安がユーロの連れ安を招き、結果的にドルが買われている」とFXプライムbyGMO常務取締役の上田眞理人氏は言う。

<07:35> ドル110.40─111.40円の見通し、中国製造業PMI改善を好感

ドル/円は110.96円付近、ユーロ/ドルは1.1224ドル付近、ユーロ/円は124.53円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.40―111.40円、ユーロ/ドルが1.1180─1.1280ドル、ユーロ/円が124.00―125.00円とみられている。

早朝の取引でドルは一時111.13円まで上昇し12日ぶりの高値をつけた。31日に発表された中国の製造業データを好感したとみられる。

中国国家統計局が発表した3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.5(予測49.5)となり、3年ぶりの低水準だった前月の49.2から上昇し、業況改善・悪化の分かれ目となる50を4カ月ぶりに上回った。

生産指数が52.7と6カ月ぶりの高水準。前月は49.5だった。全体の新規受注もさらに速いペースで拡大。工場渡し価格指数は5カ月ぶりの高水準となる51.4となった。

前週末は英議会が、欧州連合(EU)離脱協定案の主要部分を巡る採決を行い、反対多数で否決した。議会による離脱案の否決は3度目となる。この結果を受け、欧州委員会は4月12日に合意なき理圧に突入する公算が大きくなったとの認識を示した。

為替市場では、英ポンド安、ユーロ安が進み、結果的にドル/円が上昇する流れとなった。

きょうは「新年度の入り口ということで、フローが出る可能性もある。ただ、111.10円より上の水準ではドル売り需要があるとされ、111円にしっかり乗せられるか否かが焦点だ」(外為アナリスト)という。

新元号が発表されご祝儀相場で株価が上昇すれば、ドル/円にも若干の上値余地が生じるとみられる。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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