April 11, 2019 / 6:35 AM / 4 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル111円前半、米原油先物は64ドル前半で下げ渋り

[東京 11日 ロイター] -

<15:23> ドル111円前半、米原油先物は64ドル前半で下げ渋り

ドルは111.11円付近でじり高。上値の重さも意識されている。

米原油先物は64.30ドル付近。

前日は米国の原油在庫が1年5カ月ぶりの高水準になったとの発表を受けて下落したが、現在は下げ渋っている。 米エネルギー省の週間統計によると、先週の原油在庫は700万バレル増の4億5660万バレルで、2017年11月以来の高水準となった。生産は日量1220万バレルで、ロシアとサウジアラビアを抜き世界最大。

トランプ米大統領は10日、テキサス州ヒューストン近郊の石油産業の従業員訓練所を訪れ、エネルギー事業の遅延を防ぐための大統領令2件に署名した。

米国では、水質浄化法に基づき、州政府が環境保護上の理由でパイプライン事業などの延期を指示できるが、今回の大統領令は、環境保護局(EPA)に対し、オバマ政権時代に出した同法に関する指針の見直しを指示する内容。

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、大統領令について「連邦政府による行き過ぎた権限行使で、ニューヨーク州の水質と環境を保護する能力を阻害する」と批判。プロジェクトに関する州の権限を奪おうとする行為には「あらゆる手段で」対抗すると表明した。

市場では、大統領令が来年の大統領選に向けた支持基盤を固める意図があるとみているほか、「原油高が、陰りが見える米企業業績や消費に悪影響を及ぼすことをトランプ氏は懸念しているようだ」(国内アナリスト)との意見も聞かれた。

<13:02> ドル111円付近、米自動車関税の行方を注視

ドルは111.06円付近で小動き。日経平均がさえない値動きとなっていることでドルの上値は重いが、110円後半では買い需要があるという。

今後の為替市場のテーマとして、「米中通商協議や英国のEU離脱に加え、米国の自動車関税の行方も注視したい」とみずほ証券、チーフFXストラテジストの鈴木健吾氏は言う。

米商務省は2月半ばに、通商拡大法232条に基づく自動車関税に関する報告書をトランプ大統領に提出した。

大統領は報告書提出から90日以内に内容を精査し、勧告されている措置について最終決定する必要があり、輸入自動車と自動車部品に最大25%の関税を課す可能性がある。

ドル/円相場について鈴木氏は「様々なリスクが意識されている。ただ、チャート上は、110.30―111.50円に20日から300日まで各期間の移動平均線(MA:Moving Average)が集中しており、現行水準が居心地のいい水準であることはまちがいない」という。このため、リスク要因について、想定外の事態が勃発しない限り、レンジを抜ける可能性は低いという。

目先では200日MAが111.50円に、20日MAが111.02円に、100日及び50日MAが110.90円付近にある。

<12:22> 正午のドルは111円付近、離脱交渉延期の英ポンドは反応薄

正午のドルは前日NY市場終盤の水準とほぼ変わらずの111円ちょうど付近。海外市場で進んだドル安は一服、東京市場はもみあいが続いた。相変わらず見送りムードは根強く、午前の値幅は上下22銭だった。

英ポンドは145円半ば。9日海外でつけた1週間ぶり安値から小幅に切り返した水準で一進一退となった。

欧州連合(EU)は日本時間午前、首脳会議で英国のEU離脱期限を10月31日へ延長することで合意したが、ポンド相場に目立った反応はなかった。

市場では「短期的な執行猶予のようなもの」(外銀)として、今後の動向に警戒が必要な状況に変わりはないとの指摘が出ていた。

<09:08> ユーロ125円前半、乱高下経て元の水準へ

ユーロは125.15円付近。海外市場では、欧州中央銀行(ECB)の声明発表、ドラギ総裁の記者会見を経て125円半ばから124円後半を上下したものの、結局は発表前とほぼ同水準へ値を戻すこととなった。

世界的な貿易摩擦などに関連して下振れリスクが高まってきたとする総裁の発言がハト派的と受け止める向きもあったが、欧州金利先物市場の金利織り込み度は「会合前後でさほど変化はなかった」(証券)という。

ドルは小幅高。111円台に値を戻した。

<07:58> ドル110.30─111.30円の見通し、下値には買い

きょうの予想レンジは、ドル/円が110.30―111.30円、ユーロ/ドルが1.1230─1.1330ドル、ユーロ/円が124.50―125.70円付近。

海外市場のドル/円はやや上値の重い展開。原油価格の堅調展開などを背景にカナダドルや豪ドルが強含みとなる一方でドルが売られ、一時110.84円と今月1日以来1週間半ぶり安値をつけた。

ただ市場では、下値での買い意欲の強さを指摘する声が少なくない。新年度入りした国内勢の押し目待ちに加え、最近は「海外ファンドなどの打診買いも入っている」(邦銀)という。

当面はレンジ相場との見方を固めている多くの個人も「ドルが水準を切り下げるにつれて、買いの勢いが増してくる」(FX業者)可能性を指摘する声もあった。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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