May 8, 2019 / 12:21 AM / 2 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル110.10円まで下落、予想変動率は円高を示唆

[東京 8日 ロイター] -

<09:13> ドル110.10円まで下落、予想変動率は円高を示唆

通貨オプション市場で、ドル/円の予想変動率(インプライド・ボラティリティー)が上昇してきた。リフィニティブのデータによると、1カ月物は現在6.3%付近と今年3月下旬以来1カ月半ぶり水準をつけた。

連休入り前の4月後半には4.2%付近と、2014年7月につけた過去最低水準に迫っていた。

2000年以降、ドル/円のボラティリティーは4月に大きく低下した後、5月に切り返す傾向がある。特に3カ月物のボラティリティーは、スポット相場と8割強の負の相関を有するため、5月はスポット相場の「下落リスクが高くなる」(ソシエテ)ことになるという。

午前9時過ぎにドルは110.10円まで下落。海外安値を小幅に下抜け、3月28日以来1カ月半ぶり安値を更新した。日経平均は300円を超える下げで取引が始まった。

米ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)は7日、CNBCとのインタビューで、米国の対中関税について「25%へ引き上げる確率は5割以上だと思う。市場は引き上げを望んでいないが(そうしたリスクに)反応している」と述べた。

<07:55> ドル109.70─110.60円の見通し、下値の買い見極め

きょうの予想レンジはドル/円が109.70―110.60円、ユーロ/ドルが1.1150─1.1230ドル、ユーロ/円が122.50―123.60円付近。

複数の市場筋によると、ドル/円の下値での買い意欲が後退しつつある。トランプ米大統領の対中関税発言で、リスクオフ的な円の一段高を警戒する雰囲気が強まってきたことが要因とみられる。

前日海外市場では円が全面高。予想外の金利据え置きで急伸した豪ドルに対しても、その上昇幅を帳消しにする勢いで「急速にリスクオフムードに傾いてきた」(トレーダー)という。

ドルが110円台を割り込めば、今年3月26日以来1カ月半ぶりの円高水準となる。その水準で「国内勢の買い意欲を再度を確認したい」(邦銀)との声が出ている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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