August 25, 2019 / 10:53 PM / 24 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドルが一時104円半ばまで下落、株安懸念でリスク回避の円買いも

[東京 26日 ロイター] -

<07:49> ドルが一時104円半ばまで下落、株安懸念でリスク回避の円買いも

ドルは104.72円付近。一時104.46円まで下落し、1月3日以来の安値をつけた。

「週末のトランプ砲で、米国株先物が時間外取引で大幅安になっている。株安リスクが意識され、東京市場ではリスクオフの円買いが広がりやすい」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

また、きょうはロンドン市場が休場で、全般に流動性が低いため、値動きが荒くなりやすいという。

ただ、「久しぶりの104円台ということもあり、104円前半では実需がドル買いに動きそうだ」(前出のアナリスト)とされ、ドルの下値を支える動きも予想される。

一方先物市場では、投機筋のドルロングが徐々に縮小一方で、円ロングは徐々に膨らんでいる。

米商品先物取引委員会(CFTC)が23日に発表したデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(8月20日までの週)によると、ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する買い越し額は133億2700万ドルと、前週の167億ドルから減少し、2018年7月上旬以来の低水準となった。減少は3週連続。 枚数ベースでみると、円のネット・ロングは8月20日時点で3万1154枚と前週の2万4742枚から増加した。

<07:28> ドル104.30─105.30円の見通し、トランプ砲でドル年初来安値圏

ドル/円は104.50円付近、ユーロ/ドルは1.1153ドル付近、ユーロ/円は116.98円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が104.30―105.30円、ユーロ/ドルが1.1090─1.1190ドル、ユーロ/円が116.50―117.50円とみられている。

前週末の海外市場では、いわゆる「トランプ砲」で金融市場ではリスク回避が強まり、株安、米長期金利低下、ドル安の流れとなった。 この流れをくんだ早朝の東京市場でドルは104.46円付近まで下落し、1月3日以来の安値をつけた。

中国商務省は23日、米国から輸入する約750億ドル相当の製品に5─10%の追加関税を課すと発表。 トランプ大統領はこれを受け、「米企業に対し中国の代替先を直ちに模索するよう命じる。事業を米国に戻し、米国内で生産することも含まれる」とツイッターに投稿。「われわれに中国は必要ない。率直に言えば、中国がいない方が状況はましだろう」とした。

トランプ氏のツイートを受け、米10年債利回りも大きく低下した。 23日は連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がワイオミング州ジャクソンホールで開催中の経済シンポジウムで講演。米経済は「良好な立場」にあり、FRBは足元の景気拡大を維持すべく「適切に対応」すると表明したものの、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを行うかについては明言しなかった。

パウエル議長が利下げを確約しなかったことで、これまでも繰り返しFRBに対し利下げ圧力を掛けているトランプ大統領は「パウエルFRB議長と中国の習近平国家主席のどちらが米国に対するより大きな敵なのか」とツイッターに投稿し、議長を痛烈に批判。パウエル氏の講演よりトランプ氏のツイートの方が市場に大きな影響を及ぼす結果となった。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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