[東京 27日 ロイター] -
<07:35> ドル105.60─106.60円の見通し、米中貿易関連のニュースを注視
ドル/円は106.12円付近、ユーロ/ドルは1.1101ドル付近、ユーロ/円は117.82円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が105.60―106.60円、ユーロ/ドルが11.1050─1.1150ドル、ユーロ/円が117.30―118.30円とみられている。
この日は「株価や米長期金利に加え、米中貿易摩擦関連のヘッドラインや中国人民元の動向を注視していきたい」(外為アナリスト)という。
ただ、前週末からのトランプ大統領のツイートをきっかけとする為替相場の相次ぐ急変動で参加者には疲労感が広がっており、「きょうは前日のような値幅は出ないと予想される」(同)という。
実際今日早朝からのドルの値幅は106.11―106.15円ときわめて狭いレンジに収まっている。
前日のニューヨーク外為市場では、米中が貿易摩擦解消に向け歩み寄りをみせたことが追い風となり、ドルが買い戻される展開となった。 トランプ米大統領は主要7カ国(G7)首脳会議の合間に、中国から通商交渉再開に向けた申し入れがあったことを明らかにした上で、通商協議を再開する方針を表明、合意の実現に期待感を示した。
中国の劉鶴副首相も中国・重慶で行った講演で「われわれは冷静な態度で協議と協力を通じて問題を解決する方針だ。貿易戦争の激化には断固として反対する」とし、「貿易戦争は中国のためにも、米国のためにも、世界の人々のためにもならない」と述べた。
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