September 13, 2019 / 5:13 AM / 9 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル108円前半、円安/株高で日銀は追加緩和を留保か

[東京 13日 ロイター] -

<14:00> ドル108円前半、円安/株高で日銀は追加緩和を留保か

ドルは108.12円付近でやや上値が重い。

東京市場は三連休を控えて調整的な売買が中心となっている。前日激しい値動きとなったユーロ/円は119.68円付近で小動き。

市場の関心は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀決定会合に向かっている。

ロイター調査によると、米連邦準備理事会(FRB)は来週17─18日に開くFOMCで、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げるとの予想がコンセンサスとなった。 調査はエコノミスト120人を対象に9日から、12日の欧州中央銀行(ECB)理事会の決定が発表される前までに行われた。

日本の金融政策に関するロイター調査によると、日銀の次の緩和時期は来週18―19日と10月30―31日にほぼ2分された。調査期間は9月2日―11日。

緩和手段としては、フォワードガイダンスの文言修正と長期金利の許容変動幅の拡大を見込む向きが多かったほか、マイナス金利の深掘り予想が増加した。

市場では、「足元では円安、株高の流れなので、この流れが変わらない限り、来週は追加緩和はしないのではないか」(外為アナリスト)との見方がでている。

ただ、前日、欧州中央銀行(ECB)が金融緩和のパッケージを決定し、来週はFRBの追加利下げも見込まれる中、「日銀だけ動かなければ円高的な流れになるリスクがあり、総裁は記者会見などで緩和的な姿勢を示す必要がある」(国内銀)との声がある。

<12:55> ドル108円前半で伸び悩み、リスク選好促す報道への感応度が低下

ドルは108.17円付近で小動き。今日13日は3連休を控えて実質的な五・十日に当たるが、仲値にかけて実需のフローは予想より少なかったという。

トランプ米大統領は12日、中間所得層向けの減税を来年のどこかで発表すると発言した。東京市場の朝方に伝わった同発言は株式市場では好感されたもようだが、外為市場の反応は鈍かった。

「最近はリスク選好を促すようなニュースが矢継ぎ早に報じられているが、こうした報道に対する反応はだんだん鈍くなってきている。対中追加関税を撤廃するなど中味のあるものが出てこない限り、ドルが108円台でどんどん上値を伸ばすのは難しいだろう」(外為アナリスト)との見方が聞かれた。

トランプ大統領は12日、中国との暫定的な通商合意を検討する可能性もあると述べたが、ドル/円は反応薄だった。

中国の劉鶴副首相は12日、米中当局者が来週会合し、通商面や市場アクセス、投資家保護などについて協議すると語った。新華社が報じた。

前日、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和を受けて激しく上下したユーロ/円は119.68円付近。朝方からの値幅は119.62―119.79円と狭いレンジに収まっている。

<12:09> 正午のドルは108円前半、1カ月半ぶり高値

正午のドルは前日NY市場終盤の水準から小幅円安の108円前半。一時108.26円まで上昇し、8月1日以来約1カ月半ぶり高値をつけた。連休を控えた実需の売買に加え、米中対立の緩和期待などから円が売られやすくなっている流れも続いた。

市場では、欧州中央銀行(ECB)の利下げにも関わらず、ユーロが119円後半と1カ月半ぶりの120円乗せに向けて上昇していることで「クロス円での円売りが対ドルにも波及している」(トレーダー)との指摘が出ていた。

<09:50> ユーロ119円半ば、1カ月ぶり高値 先々の見方様々

ユーロは119円半ば。海外市場で乱高下の果てにつけた1カ月ぶり高値から大きな調整もなく、高値圏で底堅い動きが続いている。

ECBの決定とユーロの先行きに関する参加者の見方は様々。モルガン・スタンレーは、欧州の投資家が景気の下支えを期待して域内投資を活発化させる可能性があること、ユーロ売りポジションが積み上がっていることなどから、対ドルで1.13ドル台へ上昇するとの予測を打ち出した。

一方、シティグループ証券チーフFXストラテジストの高島修氏は、対円相場はしばらく118─120円付近のレンジになると指摘。「独、仏、オランダの中銀総裁が量的緩和策に反対して独2年金利が急上昇するなど、追加緩和観測は後退した」という。

<08:02> ドル107.80─108.50円の見通し、ECB新政策は評価定まらず

きょうの予想レンジはドル/円が107.80―108.50円、ユーロ/ドルが1.1000─1.1100ドル、ユーロ/円が119.00―120.00円付近。

欧州中央銀行(ECB)理事会後のユーロは乱高下。1.10ドル前半からいったん1.09ドル前半まで急落した数時間後、1.10ドル後半まで大きく切り返した。

市場では、ユーロの急反発について様々な見方が示されている。ドラギ総裁が「財政政策が主導する時期に来ている」などと述べたことで「ユーロ圏のリスク資産がサポートされ、対外投資が活発化する」(外銀)こと、トランプ米大統領の側近らが追加関税の一部先送りや撤回につながる限定的な合意案の提示を検討したとの報道を受け、リスクオン的にドルと円が売られたとの見方や、「ECBの決定は市場想定の範囲内だったので、短期筋の買い戻しが活発化した」(トレーダー)ことなどだ。

決定に対する市場の評価はまだ定まっていない状態で、日中も様々な思惑から売買が交錯しそうだ。きょうは中国が休場で取引量が少なくなるため、値が振れづらくなる可能性もある。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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