September 20, 2019 / 5:45 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル107円後半、日米首脳会談での合意を警戒する声も

[東京 20日 ロイター] -

<14:36> ドル107円後半、日米首脳会談での合意を警戒する声も

ドルは107.86円付近。午後に入って膠着気味の相場が続いている。

米長期金利が1.76%台と低水準で推移していることや、株価がさえない値動きとなっていることで、ドルの上値を追う機運は盛り上がっていない。

来週25日にはトランプ米大統領と安倍首相がニューヨークで会談し、日米通商交渉の大枠合意を受けた文書に署名する見通しとなっている。

市場では「いったい何を合意するのか全く見えない」(外銀)との声が複数聞かれる。また、「日本に不利な内容となれば、円高的な流れになる恐れもある」(FX会社)との意見も出ている。

最大の争点の一つは、日本車に対する追加関税を確実に回避できるかどうか。

仮に米政府が通商拡大法232条に基づいて日本から輸出する自動車に25%の高関税を課した場合、日本の自動車業界に大きな打撃が及ぶことになる。

ただ、自動車に関しては、いったん棚上げされたとの認識が市場では広がっている。 茂木敏充外相はこの点について「交渉の最終的な段階でも、日本の自動車への追加関税を行わないということはきちんと確認しておくと考えている」と繰り返し述べている。

一方、8月25日の原則合意の時点で、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は農業、工業、デジタル分野がカバーされると明らかにした。日本側が撤廃を求めていた日本車への関税は維持された。

<13:08>ドル107円後半、米の中国戦略専門家が対中関税引き上げ示唆

ドルは107.88円付近。小動きながら上値が重い。

前日の海外時間には、米国の中国戦略専門家が対中関税のさらなる引き上げを示唆し、東京市場でも話題となっている。

「来週はまた米中対立を巡るヘッドラインが相場を左右するのではないか。両国の緊張緩和のニュースには反応が鈍くなっているだけに、関係悪化を示すニュースには敏感に反応する可能性がある」(国内銀)という。

貿易政策についてトランプ米大統領に非公式に助言しているハドソン研究所のマイケル・ピルズベリー氏は貿易協定が迅速に合意されない場合、大統領には中国との貿易摩擦を激化させる用意があると述べたと、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが19日報じた。

ピルズベリー氏はインタビューで「大統領が貿易摩擦を激化させる選択肢を持っているかと問われれば、その答えはイエスだ。関税の引き上げは可能で、低水準の関税を50%や100%に引き上げる可能性がある」と述べた。

市場関係者によると「米国のペンス副大統領は昨年10月に対中強硬姿勢を示したスピーチを行い話題になったが、ピルズベリー氏はそのスピーチ原稿の作成に関与したとみられている」(国内エコノミスト)という。

<12:22> 正午のドルは107円後半、円高続かず

正午のドルは前日NY市場終盤の水準から小幅安の107円後半。米連邦公開市場委員会(FOMC)後に強まったドル高は一服となり、売買が交錯した。

午前のドルは107.90─108.08円の狭いレンジ内で推移。日米中銀会合を終え、手がかりに欠けたという。

日銀が前日、来月会合で経済物価動向を点検すると表明したことを「追加緩和の予告」(アナリスト)と受け止める声も市場では上がっている。しかし、黒田総裁の会見を経て、追加緩和は「指標を含む今後の経済動向次第」(証券)との見方が優勢となりつつあり、前日に進んだ円高も続かなかった。

中国は20日午前、1年物ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)を前月の4.25%から4.20%に引き下げた。ほぼ市場予想通りで、反応は限定的だった。

<11:07> ドル107.90円まで下落、中国のLPR引き下げは小幅

中国は20日、1年物ローンプライムレート(LPR)を4.20%に設定した。前月の4.25%から小幅な引き下げ。発表を受けて上海市場では小幅に元高が進み、ドルが下落。対円でも107.90円まで小幅に売られた。

事前の市場でも0.1%以内の小幅引き下げを予想する声が多かったため、大きな動きには至らなかった。

中国は前月、銀行の最優遇貸出金利であるLPRの算出方法を変更し、当局が定める貸出基準金利に代わる指標にすると発表した。企業の借り入れコスト低下による景気支援が狙い。

米連邦準備理事会(FRB)の利下げや欧州中央銀行(ECB)の緩和拡大を受け、中国も一段の金融緩和を進める可能性があるとして、毎月20日の定期見直しに当たるきょうの発表が注目されていた。

<09:19> ドル108円付近、日銀会合後の円高観測広がらず

ドルは108円ちょうど付近で売買が交錯。前日は日銀会合後に一時107.79円まで円が買われたが、その後さらに円高観測が広がることはなく、ドルはきょうにかけて107円後半から108円前半のレンジ内で推移している。

前日の日銀会合後に円高に振れたのは、追加緩和を予想していた一部投機筋が円売りを巻き戻したこと、来月会合での「点検」表明が「追加緩和の予告」(アナリスト)と受け止められ、有力手段とされるマイナス金利の深掘りは効果が見込みにくいとされることなどが背景、との指摘が出ている。

しかし黒田総裁の会見を経て、追加緩和は「指標を含む今後の経済動向次第」(証券)との見方が優勢となりつつある。通貨オプション市場でも、リスクリバーサルは大きな動きを見せず、予想変動率が1カ月半ぶり低水準となる5%台をつけるなど、円高予想は限られている。

<08:00> ドル107.50─108.50円の見通し、上昇一服

きょうの予想レンジはドル/円が107.50―108.50円、ユーロ/ドルが1.1000─1.1100ドル、ユーロ/円が118.70―119.50円付近。

米連邦公開市場委員会(FOMC)後に強まったドル高が一服となってきた。当初はパウエル連邦準備理事会(FRB)議長会見や声明の内容が予想よりタカ派的との見方からドルが買われたものの、10月の再利下げを予想する声も上がる中、ドル買い圧力は早くも鈍化している。

連休前の5・10日で仲値にかけて実需の売買が活発となる可能性はあるが、日中は売買が交錯しがちとなる見込み。目立った手掛かりに欠ける中、値幅は小さいものとなりそうだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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