September 29, 2019 / 11:39 PM / 15 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル107円後半、米国株の崩れ方が心配との声

[東京 30日 ロイター] -

<08:31> ドル107円後半、米国株の崩れ方が心配との声

ドルは107.91円付近。ユーロは118.05円付近。

27日にはユーロが1.0904ドルと2年4カ月ぶり安値をつけたほか、英ポンドも大幅に下落したことで、結果的にドルの強さが目立った。

近年のパターンとして、リスク回避時には、ドルと円が両方買い進まれるケースが多いが、現在はドルが最も買われ、円がそれほど買われないという変則的な状況となっている。

市場では「ナスダックなど米国株の崩れ方が心配だ。センチメントが相当弱いと考えられる」(FX会社)との意見が出ていた。

米国株式市場は下落して27日の取引を終えた。トランプ政権が米証券取引所に上場する中国株の廃止を検討しているとの報道を受け、米中貿易摩擦が激化するとの懸念が高まった。関係者によると、米国から中国企業への投資を制限するための方策の一環という。

ただ、米国財務省は27日に、現時点で中国企業の上場を阻止することは考えていないとしている。

米中の閣僚級通商協議は10月10─11日に開催される予定。米国ではその後、第3・四半期決算シーズンを迎える。

関税の影響を受けやすいフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は報道を受け下げ幅を拡大し、終値は2.4%安。第1・四半期のさえない利益見通し発表を背景に米半導体大手マイクロン・テクノロジーが下落したことも重しとなった。 午後の取引で、S&P総合500種が50日移動平均線を一時下回ったことも地合い悪化につながった。

<07:33> ドル107.50─108.50円の見通し、月末の需要で108円台に定着も

ドル/円は107.94円付近、ユーロ/ドルは1.0848ドル付近、ユーロ/円は118.11円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が107.50―108.50円、ユーロ/ドルが1.0890─1.0990ドル、ユーロ/円が117.70―118.70円とみられている。

27日の海外市場では、米中通商協議の進展期待などからドルは108.18円まで買い進まれたが、トランプ米政権が米証券取引所に上場する中国株の廃止を検討していることが伝わり、107.79円まで下落した。

政府関係者によると、米政府は米国の対中投資を制限するための方策を検討しており、中国に流れる米国のポートフォリオ(金融商品)資金を抑制する案も検討しているという。

きょうは午前に中国の経済指標の発表が予定されている。

「月末の駆け込み的ドル買いフローが予想されるためドルは上方向に行きやすいとみられ、海外市場の高値108.18円を試す可能性がある。これを上抜ければ次は108.48円を試しそうだ」(外為アナリスト)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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