September 30, 2019 / 11:20 PM / 14 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル108円前半、トランプ米大統領の弾劾関連報道は異例のドル買い

[東京 1日 ロイター] -

<08:11> ドル108円前半、トランプ米大統領の弾劾関連報道は異例のドル買い

ドルは108.06円付近。前日は米経済指標が弱く米長期金利が低下したにもかかわらず、ドルは108.18円まで上昇した。

さらに前日の海外市場では、トランプ米大統領の弾劾訴追を巡る不透明感も安全資産としてのドル買いを誘ったという。

市場では「現職大統領の弾劾裁判の可能性が持ち上がれば、通常ならドルが急落してもおかしくないところだが、今の市場の雰囲気ではむしろリスクオフのドル買いとなっていて、非常に違和感を覚える」(FX会社)との声が聞かれた。

来年の米大統領選で野党・民主党の有力候補とされるバイデン前副大統領に打撃を与えることを狙いウクライナに圧力をかけたとされる疑惑を受け、民主党が多数を占める下院は弾劾調査を開始した。

米共和党上院トップのマコネル院内総務は30日、下院がトランプ大統領の弾劾を可決した場合、上院としては弾劾裁判を行う以外に選択肢はないとの考えを示した。

金融情報会社MNIが30日発表した9月のシカゴ景気指数は47.1(市場予想50.2)と、前月の50.4から低下した。7月の44.4ほど落ち込まなかったが、2015年以降で2番目の低水準だった。

生産の落ち込みが最も大きく、7.6ポイント低下の40.4と09年5月以来の低水準となった。需要鈍化を背景に新規受注も7.6ポイント低下の48.5となった。

<07:31> ドル107.50─108.50円の見通し、日銀短観や香港情勢に注目

ドル/円は108.08円付近、ユーロ/ドルは1.0897ドル付近、ユーロ/円は117.78円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が107.50―108.50円、ユーロ/ドルが1.0850─1.0950ドル、ユーロ/円が117.30―118.30円とみられている。

きょうは日銀が9月短観を発表する。製造業、非製造業ともに悪化が予想されており、その悪化度合いによっては10月30─31日開催の金融政策決定会合で「追加緩和が検討すされるかどうかの重要な判断材料となるため、市場は関心を寄せている」(外為アナリスト)という。

また、中国の建国70周年を祝う式典が予定される。緊迫感が高まる香港情勢も警戒されている。

前日のニューヨーク外為市場では、ユーロは一時1.0885ドルと、2年半ぶりの安値を付けた。 9月のドイツの消費者物価指数(CPI)は前年比の伸びが0.9%と3カ月連続で鈍化し2016年11月以来の低い伸びにとどまったことや、ドイツの主要な経済研究機関が2019年の経済成長率見通しを従来の0.8%から0.5%へ引き下げたことがユーロ安の背景。

ユーロは対円でも前日117.55円まで下落したが、ドル/円での円安が進んだため、ユーロ/円の下落はユーロ/ドルの下げに比べて小幅にとどまった。

前日の海外市場では、トランプ米大統領の弾劾訴追を巡る不透明感も安全資産としてのドル買いを誘ったという。大統領は、下院情報特別委員会のシフ委員長(民主党)が「反逆罪」で逮捕されるとの考えを示唆し、自身に対する弾劾調査を進める議員らへの圧力を強めた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below