October 15, 2019 / 11:26 PM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル108.83円付近、米中協議の継続が中国の最善策

[東京 16日 ロイター] -

<08:19> ドル108.83円付近、米中協議の継続が中国の最善策

ドルは108.83円付近。前日のニューヨーク時間に一時108.90円まで上昇し、8月1日以来2カ月半ぶりの高値をつけた。109.07円にテクニカルな抵抗線があるとされる。

しかし、ロンドン時間には、米国が報復関税を撤廃しなければ、年間500億ドル規模の米国産農産品の輸入が困難になると中国政府がみているとの報道でドルはいったん108.16円まで下落している。

「中国も先の国慶節で大々的な軍事パレードを実施した手前、通商交渉では米国の要求を簡単に受け入れたという形には絶対にしたくないだろう。具体的な合意はせず、話し合いを続けていくという形が今の情勢では中国にとってベストだと思われる」(中国担当エコノミスト)との見方が出ていた。

トランプ米大統領は11日、米中が「第1段階」の通商合意に達したと発表し、前日から2日間の日程で行われていた両国の閣僚級通商協議が部分合意に達したことを明らかにした。トランプ氏は、中国が最大500億ドル分の米農産品購入に合意したとして評価したが、数千億ドル相当の中国製品に対して発動済みの関税はそのままとなった。

ムニューシン米財務長官は14日、12月15日に発動が予定されている対中追加関税について、その時までに中国と通商合意に達しなければ、課される可能性はあるが、合意成立を期待していると述べた。

<07:36> ドル108.30─109.30円の見通し、2ヵ月半ぶり高値から109円試すか

ドル/円は108.86円付近、ユーロ/ドルは1.1034ドル付近、ユーロ/円は120.10円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.30―109.30円、ユーロ/ドルが1.0980─1.1080ドル、ユーロ/円が119.60―120.60円とみられている。

前日の海外時間には、英国と欧州連合(EU)双方の交渉担当者がEU離脱の協定文書を巡り、15日中の合意を望んでいるとの報道をきっかけに英ポンドが急伸した。英ポンドの対円での上昇はドル/円に波及し、ドルは一時108.90円と2カ月半ぶりの高値をつけた。

しかし、EU当局者2人はロイターに、離脱協定文書草案で合意に近づいているというのは「時期尚早」とした。

前日発表された米大手金融機関の決算が「まずまずの内容と捉えられた」(外為アナリスト)ことで、米国株と米長期金利が上昇し、ドルの上昇を支えた。

この日は「2カ月半ぶりの高値圏にあるドル/円が109円台まで前進していけるのか、株や金利の動向、および、夕刻以降はブレグジットを巡る報道にも注意したい」(同)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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