October 29, 2019 / 2:19 AM / in 23 days

〔マーケットアイ〕外為:人民元は7.05元後半、基準値は2カ月ぶりの元高レベル

[東京 29日 ロイター] -

<11:10> 人民元は7.05元後半、基準値は2カ月ぶりの元高レベル

オンショア人民元は1ドル=7.0578元付近でやや元高方向に振れている。取引開始時点は7.0600元だった。

中国人民銀行が発表した対ドル基準値は1ドル=7.0617元と、8月26日以来約2カ月ぶりの元高水準となった。

前日トランプ米大統領が、中国との通商協議について、予定よりかなり大きな合意に署名する可能性があると述べたことで、足元ではリスク回避ムードが後退している。

トランプ大統領は、合意は「第一段階」のものとの認識を示した上で、11月にチリで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で署名が計画されていると述べた。

米中対立を巡る市場の楽観的な見方を背景に、人民元は直近の安値7.1533元(10月9日)からじわじわと人民元高に動いている。

ただ、市場では第一段階の合意について厳しい見方も出ている。

「中国が通商協議で合意された事項の法制化を拒んでいることには変わりなく、米国は引き続き中国に圧力をかけていくことになるだろう。これは先のペンス副大統領のスピーチからも明らかだ」(国内エコノミスト)という。

ペンス副大統領は25日、米国は「中国の発展を阻止することは目指していない」とし、「中国指導部との建設的な関係を望んでいる」と強調したうえで、「長期にわたり米国民を利用してきた貿易慣行を終わらせ、新たに出直すこのまれなチャンスを捉える」よう中国に促した。

<09:18> ドル2営業日連続「11銭レンジ」、海外ファンドも敬遠の膠着ぶり

ドルは108.97円付近。一時109.02円まで強含んだ。

この日はスポット月末応当日に当たるため、3カ月ぶりの109円台では実需勢によるドルの手当て売りが予想されている。

日本銀行によると、東京市場のスポット・ドル/円の変動幅は25日に108.61―108.71円、前日は108.68―108.79円と2営業日連続11銭と極めて狭いレンジに収まった。

「ドル/円がこう着感を強める中、短期のデイトレーダーはドル/円(での取引)を諦め、株やビットコイン市場に流れているのではないか」(FX会社)という。

11月に決算を控える米系ファンドなどは、通常年であれば決算前に損出の挽回を狙った荒っぽい売買に傾きがちで、相場もそうした動きを受けて値幅が拡大しやすい。

しかし、今年のドル/円は流動性が低迷し値幅も狭いため、「下手に動くと抜け出せなくなり、損失をかえって拡大させやすい」(前出のFX会社)。このため積極的にドル/円での取引を手がける動きは見当たらず、ファンド勢にまで敬遠されるこう着ぶりとなっている。

<08:00> ユーロ1.11ドル付近、LVMHのティファニー買収提案が話題

ユーロは1.1099ドル付近。ユーロは10月半ばから1.11ドル台に乗せ、3カ月ぶりの高値圏で推移している。ユーロ/円は120.96円付近で同じく3カ月ぶりの高値ゾーンを維持している。

外為市場では、仏LVMHが米ティファニーに対して145億ドルでの買収を打診したことが話題を呼んでいる。

「買収が成立すれば、ユーロ売り/ドル買いのフローが予想される」(アナリスト)とされ、ユーロの下押し圧力が予想される。

関係筋によると、提案額は1株当たり約120ドル。ティファニーの28日の株価終値は129.73ドルで、前営業日比で31.6286%上昇した。

クレディ・スイスによれば、ティファニーの戦略的価値はLVMHの提案の1株当たり120ドルを大きく上回っており提案を拒否する可能性がある。ティファニーの目標株価を113ドルから140ドルに引き上げた。 ティファニーはLVMHから買収の打診があったことを確認したが、LVMHへまだ返答しておらず、交渉に入るかどうかも不透明だという。 LVMHは業績が好調で、この数年は米市場での事業拡大を模索してきた。一方のティファニーは米中通商紛争などが逆風となっているという。

<07:36> ドル108.50─109.50円の見通し、3カ月ぶり109円台で実需の売りも

ドル/円は108.99円付近、ユーロ/ドルは1.1099ドル付近、ユーロ/円は120.98円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.50―109.50円、ユーロ/ドルが1.1050─1.1150ドル、ユーロ/円が120.40―121.40円とみられている。

この日のスポット取引の決済は月末に当たるため、実需の動向が注視される。「3カ月ぶりの109円台ということで、輸出企業によるドル売りが予想され、こうした売りがドルの上値を抑える公算が大きい」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

上値抵抗線としては200日移動平均線のある109.06円付近、8月1日の高値109.32円が意識されそうだ。

前日のニューヨーク時間には、トランプ米大統領が中国との通商協議について、予定より早くかなり大きな合意に署名する可能性があると述べたことが伝わったことで、リスク回避が後退し、株が買い進まれたほか、円を中心に安全資産とみなされる通貨の売りが広がった。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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