October 30, 2019 / 5:12 AM / 20 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル108円後半、FOMC内で意見相違あっても利下げを確実視

[東京 30日 ロイター] -

<14:03> ドル108円後半、FOMC内で意見相違あっても利下げを確実視

ドルは108.85円付近。109円ちょうどできょうのニューヨーク時間に期日を迎えるオプションが引き続き意識されており、上値は重い。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は日本時間の明日未明に金融政策を発表するが、市場では0.25%ポイントの利下げが確実視されている。

最近のFOMCの議事要旨からはメンバー内で意見の対立があることが明らかにされている。ただ市場では、「意見の隔たりがあっても、利下げだけは断行している」(とレーダー)との指摘が聞かれる。

CMEのフェドウォッチによると、市場に織り込まれた利下げ確率は97.3%。

米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は15日、連邦準備理事会(FRB)が今年これまでに実施した2回の利下げで、景気拡大は継続できるとの考えを示した。

デイリー総裁は講演で、米経済に関するニュースは「おおむねポジティブ」だとし、失業率は3.5%と低水準にあるほか、雇用の伸びは力強く、消費支出は健全な状態にあるとの認識を示した。

クラリダFRB副議長は18日、世界的な成長鈍化や地政学的な緊張によってもたらされるリスクから米経済を守り、回復を持続させるために、FRBは「適切に行動する」という見方を改めて示した。

一方、トランプ米大統領は29日、マイナス金利を導入している他の国々に追随する必要があるとして、FRBをあらためて批判した。 トランプ大統領はツイッターへの投稿で「FRBは全く分かっていない!われわれには無限の可能性があるが、それを妨げているのはFRBだ」と述べた。

<12:00> 正午のドルは108円後半、人民元基準値は2カ月超ぶりの元高

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点(108.87/90円)とほぼ同水準の108.86円付近。ドルは早朝の高値108.90円から、仲値公示前に108.81円まで下落して午前の安値をつけたが、その後は切り返して108.88円まで反発した。五・十日に伴う実需の売買が値動きの背景とみられる。

人民元の対ドル基準値は1ドル=7.0582元と8月26日以来の元高水準となった。スポット人民元は7.0646元と8月下旬以来の元高水準で推移した。

米中関係について「最近、人民元がやや元高方向で安定的に推移していることからみて、両国間の緊張感は相当後退して、久々に平穏になっていると考えられる。米国産農産物の大規模購入などに中国がコミットしたのかもしれない」(中国担当の国内エコノミスト)との見方が聞かれた。

午前の取引時間中には、トランプ大統領が5月に署名した国家安全保障上のリスクをもたらす企業の通信機器を通信業界のサプライチェーン(供給網)から排除するための大統領令について、実施ルールの検討が進められているものの、「まだ大詰めを迎える段階ではない」(米商務省当局者)との報道があったが、市場は反応薄だった。

大統領令は、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の排除に道を開くとみられてきた。

商務省は今月上旬までに実施ルールをまとめる予定となっていたが、今も検討中とのことで、「米国はファーウェイの締め出しに現時点では躍起になっていないことがわかった」(前出のエコノミスト)との声が聞かれた。

一方、中国商務省の王受文商務次官は29日、外国企業の参入を規制する分野を定めた「ネガティブリスト」の対象外となっている分野について、全ての外資の投資規制を撤廃する方針を明らかにした。さらに、外国投資家と外国企業に対して「明示的にも暗示的にも」技術移転を強要することはないと表明した。

<10:32> 豪ドル74円後半に上昇、第3四半期の豪CPIは予想通りの結果

豪ドル/円は74.77円付近。

先ほど発表された第3四半期の豪消費者物価指数(CPI)は、前期比0.5%の上昇、前年比1.7%の上昇。中銀トリム平均値では前期比0.4%の上昇、前年比1.6%の上昇と全ての数値が事前予想と合致した。

豪ドルはCPI発表前にかけて小幅に売り込まれていたが、CPI発表後は反動高となった。

豪中銀は今年に入り政策金利を3回引き下げ、過去最低の0.75%としている。

豪CPIが予想と合致したことで、12月の豪利下げ観測は、目先沈静化された。

<09:05> ドル108.90円付近、アトランタ連銀はGDP予想値を下方修正

ドルは108.90円付近で小動き。

109円ちょうどにはきょうのニューヨーク時間に期日を迎えるオプションがあるとされ、109円に接近すると売りが出やすくなるとみられる。

一方で「下がってくれば買いも出やすい」(FX会社)とされ、きょうのアジア時間のドルの値幅は狭いものとなりそうだ。

また、この日は五・十日にあたるため、仲値にかけては実需のドル買いも予想されている。

市場の関心は今日発表される7―9月期(第3四半期)の米国内総生産(GDP)に向けられている。

「GDPの結果をふまえて、パウエルFRB議長が景気の先行きをどう説明するか。それによって12月利下げに対する期待感が左右される」(前出のFX会社)という。

日本時間の明日未明に結果が明らかになる米連邦公開市場委員会(FOMC)では、0.25%ポイントの利下げがほぼ確実視されているが、市場では今月で「予防的利下げ」が打ち止めとなるか、または、12月にも再度の追加利下げがありうるのか、パウエル氏の会見などから判断したいとしている。

アトランタ連銀の数理モデルGDPナウによれば、第3四半期の米GDPの伸び率は28日時点で1.7%。前回24日の予想値1.8%から下方修正された。

同連銀によれば、最新のデータで設備投資や輸出の落ち込みが確認されたことが予想値の修正の原因だという。

<07:38> ドル108.40─109.40円の見通し、米中通商合意に新たな不安感

ドル/円は108.88円付近、ユーロ/ドルは1.1112ドル付近、ユーロ/円は120.99円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.40―109.40円、ユーロ/ドルが1.1060─1.1160ドル、ユーロ/円が120.50―121.50円とみられている。

前日のニューヨーク時間には、米中通商協議を巡る「第1段階」の合意文書署名が、来月チリで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)に間に合わない可能性が出てきたとの米政府当局者の発言を受け、ドルが108.75円まで20銭ほど売り込まれる場面がみられた。

ただ、同当局者が、双方の合意が崩れたわけではないとも述べたことで、ドルは切り返して小幅に反発したが、市場には不安感が残り、ニューヨーク時間にドルは109円台に乗せることはできなかった。

APEC首脳会議は11月16─17日に開催される。

香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、米中首脳はAPEC首脳会議に合わせて通商合意を最終決定するとみられているが、具体的な日程はまだ決定されていない。

市場では前日から開催されている米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが実施されるとの見方が大勢だ。CMEのフェドウォッチによると、市場に織り込まれた利下げ確立は97.3%、と1カ月前の49.2%から上昇した。

FOMCでは短期金融市場の流動性についても討議されることが予定されている。

「0.25%の利下げは完全に織り込まれている。市場の関心はFOMCが今回で利下げ打ち止め感を出すのか否かに向けられている。個人的には、打ち止め感は出さず、柔軟に動ける余地を確保するとみている」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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