November 5, 2019 / 12:23 AM / 15 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル108円後半で底堅い、米中合意「第1段階」の定義づけは不明

[東京 5日 ロイター] -

<09:08> ドル108円後半で底堅い、米中合意「第1段階」の定義づけは不明

ドルは108.72円付近。ユーロは120.94円付近。

前週末から米中通商協議に関する米高官の発言を受けて、ドルは追い風に乗っている。ただ、109円台では実需の売りが待ち構えているという。

1日にはロス米商務長官が、「第1段階」の米中通商合意は達成に向けて進んでいるようで、確実ではないものの、署名は今月中旬ごろに行われる公算が大きいと述べたことで、ドル買いにつながった。

市場では、「そもそもなにが『第1段階』に相当するのか定義づけられていないため、本来は一喜一憂もできないはずだが、金融市場は全般に情緒的な反応を示していて、楽観できる手掛かりがあれば、それに反応するという流れになっている」とFXプライムbyGMO、常務取締役の上田眞理人氏は言う。

市場では、中国が米農産物を大規模に購入すると同時に、米国が12月に予定されるの対中制裁関税を先送りすることが「第1段階」だと見る向きが多いが、両国からは公式な説明はない。

一方、ロス長官が3日に、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に米国企業が部品を販売するためのライセンスがまもなく交付されるとの見通しを示した。

また、同長官は3日、国家安全保障を理由に検討している自動車関税について、日欧韓の自動車メーカーと「良好な会話」を持てたとして、今月の発動決定を先送りする可能性があることを明らかにした。

米国は「通商拡大法232条」に基づき自動車・部品に最大25%の追加関税を課すかどうかを11月14日までに判断することになっている。米国は5月に自動車関税発動の可否を巡る判断を6カ月先送りしており、専門家は今回も判断延期を予想している。

<07:39> ドル108.00─109.00円の見通し、109円の壁を意識

ドル/円は108.58円付近、ユーロ/ドルは1.1127ドル付近、ユーロ/円は120.82円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.00―109.00円、ユーロ/ドルが1.1080─1.1180ドル、ユーロ/円が120.30―121.30円とみられている。

前日から、米中通商協議に対する楽観的見方が広がり株高となっていることで、この日のドルの下値リスクは限定されそうだ。

ただ、「8月以降109円台での定着に失敗してきたこともあり、109円の壁が意識されている。きょう予想される株高等に支えられて、どれほど上値を伸ばせるかは不透明」(外為アナリスト)だという。

きょうは五・十日にあたるため、仲値にかけて実需のフローが予想される。

米中両国は1日、通商問題を巡る閣僚級の電話協議で進展が得られたとした上で、米当局者は月内に「第1段階」の合意に署名する可能性があると明らかにした。また、ロス米商務長官が3日公表のブルームバーグとのインタビューで、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に米国企業が部品を販売するためのライセンスが「かなり近いうちに」交付されるとの見通しを示した。前日の海外市場ではこれらのニュースがリスク選好度を押し上げた。

10年債国債利回りは先週末の1.728%から一時1.789%上昇し、現在は1.7805/7787%の気配となっている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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