April 27, 2020 / 3:10 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは107円半ば、4月のスポット出来高は3月から6割減

[東京 27日 ロイター] -

<12:00> 正午のドルは107円半ば、4月のスポット出来高は3月から6割減

正午のドル/円は、24日のニューヨーク市場午後5時時点(107.50/53円)に比べ、わずかにドル安/円高の107.45/47円。

午後にも結果が判明する日銀金融政策決定会合に市場は関心を寄せている。

「日銀の追加緩和にかこつけて、円売り仕掛けの準備をしている短期筋もいるようだ。緩和が決まれば、それなりに円安方向に振れる可能性がある」(FX会社)。

しかし、今週は中銀イベントが目白押しで、米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)理事会も控え、一旦円が売られたとしても「緩和余地がほとんどない日本の円が『出尽くし感』から買い戻される可能性が高い」(同上)とされ、円安方向への振れは、あったとしても一時的との見方が多い。

さらに、日本の実業界では、新型コロナウィルスの感染拡大による営業自粛や、すでに大型連休に突入した企業もあり、実需の取引は細っている。

日銀によると、4月これまで(17営業日)のドル/円のスポット取引の出来高は一日平均39億5500万ドルと、3月(21営業日)の同92億2200万ドルに比べ約6割減となっている。

今後も引き続き、不要不急の取引は手控えられるとみられ、流動性不足から相場のトレンドが出にくい環境が続きそうだ。

<10:45> ドル107円半ばで一進一退、金融界の信用リスク指標は低下

ドルは107.56円付近で一進一退。午前9時過ぎに一時107.62円付近まで強含んだが、円売りは間もなく失速した。

銀行セクターの信用リスクを示す指標であるLIBOR―OISスプレッド(ロンドン銀行間取引金利とほぼリスクフリーのオーバーナイト・インデックス・スワップの格差)は現在3カ月物で82.91ベーシスポイント(bp)まで低下している。

同スプレッドは3月月初に10―20bp台だったが、3月末に一時140bpまで急伸した。

市場では「FEDのドル流動性措置を受けて、LIBORが低下してきたことが背景。ただ、中小企業や大手企業の破綻はこれから増えるとみられ、銀行セクターにまつわる信用リスクが消えてなくなることはないだろう」(外国銀)という。

ドルLIBOR3カ月物の24日の清算値は0.88713%と前営業日から10.425bp低下した。LIBORは3月31日に1.4505%と直近の最高水準に達していた。

オーストラリア第2位の航空会社ヴァージン・オーストラリア・ホールディングスVAH.AXは21日、自社の資本構成を変更し、より強固な財務基盤を得るため、任意管理に入ると発表した。新型コロナウイルス危機と高水準の債務負担で経営破綻に至った。

<09:11>ドル107円半ば、日銀会合後に「出尽くし感」から円高方向に回帰も

ドルは107.58円付近でじり高。

29日に東京市場が休場となるため、きょうの取引の受け渡し日は30日で、月末関連の実需のフローが仲値付近まで見込まれている。

きょうは日銀金融政策決定会合が実施されるが、市場では「日銀の追加緩和にかこつけて、円売り仕掛けの準備をしている短期筋もいるようだ。緩和決定であれば、それなりに円安方向に振れる可能性がある」(FX会社)。

しかし、今週は中銀イベントが目白押しで、米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)理事会も控え、「決定会合の後は、緩和余地がほとんどない日本の円が『出尽くし感』から買い戻される可能性が高い」(同上)とされ、円安方向へのスウィングはあったとしても一時的との見方が多い。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(4月21日までの週)をみても、短期筋がドル売りと円買いを積み増していたことがみてとれる。

ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は115億1000万ドルと、前週の113億9000万ドルから増加し、約2年ぶり高水準となった。

一方、円のネットロングは21日に2万6026枚と、前週の2万2643枚から増えている。

<07:50>ドル107.00─108.00円の見通し、日銀がB/S拡張策にでるか注目

ドル/円は107.45円付近、ユーロ/ドルは1.0818ドル付近、ユーロ/円は116.25円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が107.00―108.00円、ユーロ/ドルが1.0770─1.0870ドル、ユーロ/円が115.70―116.70円とみられている。

日本では29日が休場のため、きょうの取引の受け渡しは月末30日となるため、月末関連のフローが出やすいという。

きょうの注目は日銀金融政策決定会合で追加緩和が決定されるかどうかだ。

市場では、「社債やコマーシャルペーパーの買い増しに加え、国債の無制限買入などが予想されている。こうした措置が決定されれば、一時的に円安に振れる余地がある」(外為アナリスト)という。

また、新型コロナウィルスの感染拡大がまだ広がっていることや、原油相場や株価が不安定なことで、リスク回避の円買いが生じやすい地合いは続いている。

中長期的には、米連邦準備理事会(FRB)などの他中銀と比べ、日銀がどれほどバランスシートを拡張するかが、円相場を左右する一因となりそうだ。 FRBによると4月22日時点のB/S(総資産)は6.57兆ドル(707兆円)と、3月3日の緊急連邦公開市場委員会(FOMC)の直前と比べ1.6倍に膨らんだ。 主要項目で伸びが目立つのは、5.5兆ドル台(596兆円)に突入した証券保有残高や過去1カ月で9100倍の4097億ドル(44兆円)まで膨れ上がった他国中銀とのドル流動性スワップだ。

24日の米国時間の原油先物は上昇したものの、週間では大幅安となった。新型コロナのパンデミック(世界的流行)が引き起こした需要急減が背景。

清算値は、北海ブレント先物が前日比0.11ドル(0.5%)高の1バレル=21.44ドル。米WTI原油先物が0.44ドル(2.7%)高の16.94ドル。週間では3週連続の下げとなり、北海ブレントで24%安、WTI先物で約7%安となった。

目下WTI先物は16.55ドル付近での取引となっている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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