April 28, 2020 / 1:27 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル107円前半、ドルLIBORは1カ月半ぶり低水準

[東京 28日 ロイター] -

<10:19> ドル107円前半、ドルLIBORは1カ月半ぶり低水準

ドルは107.30円付近で一時107.34円まで上昇した。

祝日を明日に控え、仲値を挟んで実需の買いが先行しているもようだ。ただ、「108円ちょうどが事実上の抵抗線となっているため、上値を追う機運は盛り上がりにくい」(アナリスト)とされ、実需の買い一巡後は軟化する余地があるという。

ドル短期金融市場では、指標となるLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)3カ月物が前日、0.84075%と、3月12日以来1カ月半ぶりの低水準となった。 これを受けて、銀行セクターにまつわる流動性リスクや信用リスクの物差しであるLIBOR―OISスプレッド(LIBORとオーバーナイト・インデックス・スワップの格差)は3カ月物で78.57ベーシスポイント(bp)まで縮小し、3月13日以来の低水準となった。同スプレッドは3月末に一時140bp台に乗せていた。

3月の外為市場では、ドルの流動性クランチを受けてドル買いが進行する局面があったが、現在のLIBORまたはLIBOR―OISスプレッドは、ドルが当面は足りていることを表しており、ドル買い材料が一つ消えたことになる。

市場では「今後、(LIBOR―OISスプレッドが)下がり続けていくかどうかは不透明だが、米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和や信用緩和は明らかに効いてきている」(外国銀)という。

信用緩和の追加措置として、FRBは27日、地方政府向け支援の対象拡大を発表した。地方債買い入れの対象を人口50万人以上の群や人口25万人以上の市にも拡大し、買い入れ債券の年限を最長3年に延長する。 今月発表された当初案では、群は人口200万人以上、市は人口100万人以上が条件となっていたため、比較的規模の大きい20程度の地方政府に対象が限られていた。

<09:00> ユーロ116円前半、イタリア国債は「ジャンク級」を免れる

ユーロ/円は116.12円付近。ユーロ/ドルは1.0823ドル付近。

前日のユーロ圏金融・債券市場では、格付け会社S&Pグローバルがイタリアの格付けを据え置き、イタリア国債がジャンク級(投資不適格)への引き下げを免れたことを受け、イタリア国債や南欧諸国の債券が買い戻され、利回りが低下した。

S&Pグローバルは24日、イタリアの格付けを「BBB/A─2」に、格付け見通しを「ネガティブ」にそれぞれ据え置いた。

ユーロ/円は、前日海外時間に116.35円付近まで買い進まれたが、東京市場の高値116.50円には至らず、小幅に反落して現在に至る。

「原油先物の急落が前日の欧州通貨高/ドル安に歯止めをかけた。きょうは月末のフローが予想され、ユーロや英ポンドが動意づく可能性がある」(アナリスト)。

きょう約定された取引の受け渡し日は月末となるため、ロンドン・フィクシングの時間帯には実需売買が交錯しそうだ。

市場では、欧州中央銀行(ECB)が今週の理事会で新型コロナウイルス感染拡大に対応し、一段の景気支援策を打ち出す姿勢を示すか注目されている。

午前9時のドル/円は107.29円付近。朝方から極めて狭いレンジでの取引となっているが、仲値公示までは実需の買いフローが先行するとの見方がでている。

<07:55> ドル106.80─107.80円の見通し、前日急落の原油相場を警戒

ドル/円は107.23円付近、ユーロ/ドルは1.0828ドル付近、ユーロ/円は116.11円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.80―107.80円、ユーロ/ドルが1.0780─1.0880ドル、ユーロ/円が115.70―116.70円とみられている。

前日のニューヨーク市場でドル/円は、米長期金利の低下に歩調を合わせて一時106.99円まで下落した。しかし、106円台では押し目買いが流入し、間もなく107.35円まで切り返して上昇した。

前日急反落した米原油先物6月物は、現在1バレル=12.99ドル付近。前日の清算値は12.78ドルだった。急落の背景は世界的な貯蔵余力不足への懸念がある。

きょうは原油在庫統計の発表が予定され、同指標をきっかけにさらなる値崩れを引き起こすか否か注目される。

原油相場の下落はカナダドルなど資源国通貨の下押し材料となるが、ドル/円への影響はケース・バイ・ケースとなっている。

「資源国通貨が対ドルで強烈に売られれば、ドル/円でもドル高方向に作用するが、リスク回避を背景に、円が対資源国通貨で大幅に買われ、クロス円の下げがきつくなれば、円高方向となる」(外為アナリスト)という。

先ほどトランプ米大統領の発言が伝わったが、ドル/円は目立った動きを見せていない。

トランプ米大統領は27日、中国は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を阻止することができたはずだとの見方を示し、米国は中国の対応について「本格的な調査」を行っていると述べた。 また、北朝鮮の金委員長の様子は知っているが、明かすことはできない、とした。

一方、米ニューヨーク州選挙管理委員会は27日、6月に予定されていた同州の大統領選予備選を中止すると発表した。ジョー・バイデン前副大統領による野党民主党の大統領候補指名獲得がほぼ確実となる中、新型コロナウイルス感染拡大が続く中での投票は不必要なリスクと指摘した。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below