July 22, 2020 / 3:15 AM / 15 days ago

〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは106円後半、ユーロ1年半ぶり高値更新

[東京 22日 ロイター] -

<12:08> 正午のドルは106円後半、ユーロ1年半ぶり高値更新

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点(106.76/79円)とほぼ同水準の106.74/76円。

ユーロは正午過ぎに1.1547ドル付近まで上昇し、昨年1月以来1年半ぶりの高値を更新した。ユーロ/円も123.30円と6月8日以来の高値をつけた。 午前の取引でドル/円は、対ユーロでのドル安と対ユーロでの円安の綱引きとなったが、ユーロ/円での円安がドル/円の下値を支えた。

この日は金相場の上昇も目立った。

欧州連合(EU)首脳会議は21日、新型コロナウイルス危機対応で7500億ユーロの復興基金について合意した。これを受けて外為市場ではユーロ高/ドル安が進行し、ドル建てで取引される金に割安感が強まった。

また、新型コロナの感染拡大で打撃を受けた経済の回復に向け、米国を始め各国が追加的な金融緩和策を打ち出す、または緩和状態を継続するとの期待も金相場上昇の背景だ。こうした期待は、投資対象として債券などの金融資産に対する金の相対的優位性を意識させた。

ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物中心限月は、一時1オンス=1866.8ドルと前日の清算値1843.9ドルから上昇し、2011年9月以来の高値をつけた。

<11:09> ドル指数は95前半、4カ月ぶり安値圏での取引

主要6通貨に対するドルの強さを表すドル指数は95.109付近。

前日は95.047まで下落し、4カ月ぶり安値を更新し現在も安値圏にある。

ドル指数の下落の主因は、指数の構成通貨で最も比重の高いユーロの健闘だ。

ユーロは先ほど1.1543ドルまで上昇し1年半ぶり高値を更新した。

ドル安の一方で、金価格は上昇している。

ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物中心限月は、一時1オンス=1866.8ドルと前日の清算値1843.9ドルから上昇し、2011年9月以来の高値をつけた。

金上昇の背景には、ドル安と新型コロナの感染拡大で打撃を受けた経済の回復に向け、米国を始め各国が追加的な金融緩和策を打ち出すか、または、緩和状態を継続するとの期待があるという。

<10:10> ユーロは一時1.1543ドル、1年半ぶり高値更新

ユーロは1.1533ドル付近。一時1.1543ドルまで上昇し、昨年1月以来1年半ぶり高値を更新した。

ユーロ/円は一時123.30円まで上昇し、6月8日以来の高値を付けた。

ドルは106.84円付近で仲値後も小動きだが、ユーロ/円での円安傾向がドル/円の下値を支えている。

市場では「欧州復興基金の合意でユーロ・フィーバーが続いている。米長期金利の低迷やその片棒を担いでいる米連邦準備理事会(FRB)の新理事指名も、ドル売り/ユーロ買い材料だ」(ストラテジスト)との意見が聞かれた。

前日の欧州復興基金の合意を巡っては、総額7500億ユーロは維持されたものの、補助金(5000億ユーロ)と融資(2500億ユーロ)で構成されていた当初案が、補助金(3900億ユーロ)と融資(3600億ユーロ)へと補助金部分を削減され、気候変動対策に充てられるはずだった資金なども削減された。 市場では、早期の決着を疑問視する声も多かったため、合意に至ったこと自体がポジティブとの受け止めのようだ。

米10年国債利回りは0.6053%付近と前日ニューヨーク終盤と同水準。

前日は米上院銀行委員会が、トランプ大統領が米連邦準備理事会(FRB)理事に指名したジュディ・シェルトン氏の人事を賛成13、反対12の僅差で承認したことが伝わり、米長期金利が低下する場面があったという。

シェルトン氏は2016年の大統領選でトランプ陣営の経済顧問を務めた。2月の指名公聴会では、委員会の共和党メンバーからも、主流の経済思想から外れているとの指摘が出た。また、中央銀行の必要性を疑問視し、長年にわたりFRBを批判してきた同氏を金融政策当局者に充てることに懸念の声も上がった。

市場では「シェルトン氏はハト派」(外国銀)との認識が広がっているようだ。

銀行委員会での承認を受け、今後は上院本会議で採決が行われる。本会議では少数の共和党穏健派が承認の鍵を握ることになる。

<08:42> ドル106円後半、20日のドル/円出来高は65億ドルに倍増

ドルは106.85円付近。東京市場は4連休を控え、朝方から小幅な値動きとなっている。

今週は週初めの20日の仲値公示にかけて、実需のフローを受けて、ドルが107.06円から107.57円まで急伸したことが話題を呼んだ。

日銀が前日夕刻に公表した集計によると、20日のドル/円スポット取引の出来高は65億2300万ドルと、7月1日ー17日までの1日平均出来高(約29億ドル)の2倍を超え、6月30日(70億1800万ドル)以来の大きさとなった。

市場では、20日の売買の受け渡し日が連休前の22日であったため、「連休前に外貨を確保しておこうという実需の動きが重なった」(アナリスト)との見方が多いが、一部では、こうした実需のフローの中に、防衛関連の支出など、海外からの政府調達を反映した大口のドル買い/円売りも含まれていたとの思惑も出ている。

ただ、20日の出来高を入れて集計しても、7月これまでの平均出来高は31億5800万ドルと、過去2年間で最も出来高が低迷した5月(35億3200万ドル)と肩を並べる規模だ。

「大きめのフローがその都度話題になるようでは、東京がニューヨーク、ロンドン、シンガポール市場と並ぶ4大市場の一角を占めているとは言い難いだろう」(外国銀)と辛口の意見も聞かれた。

今年の3月までは1日のドル/円スポット出来高が100億ドルを超える日もあったが、4月以降は6月30日の70億ドル台をピークに低迷が続いている。

<07:38> ドル106.30─107.30円の見通し、対ユーロでのドル安を警戒

ドル/円は106.84円付近、ユーロ/ドルは1.1532ドル付近、ユーロ/円は123.20円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.30―107.30円、ユーロ/ドルが1.1480─1.1580ドル、ユーロ/円が122.60―123.60円。

欧州連合(EU)首脳は21日、5日間に及んだ対面協議の末に新型コロナウイルスで打撃を受けた経済の立て直しに向けた7500億ユーロ規模の復興基金案について合意した。7500億ユーロは、トリプルA格付けの欧州委員会が共通債券を発行して調達する。

当初、内訳は5000億ユーロが返済義務のない補助金、残りを融資としていたが、倹約4カ国が反対。ミシェルEU大統領が補助金3900億ユーロ、融資3600億ユーロという妥協案を提示した。

EU首脳の合意を受け、外国為替市場ではユーロが一時1.1540ドルと2019年1月以来1年半ぶりの高値を付けた。

きょうも「対ユーロでドル安が進めば、ドル/円も下押ししやすい」(外為アナリスト)といい、警戒されている。

ただ、4連休を控えた22日の東京市場は早くも連休ムードとされ、「連休中に25日を迎えることから、きょうが事実上の五・十日とも言えるが、受け渡し日が28日とかなり先なので、実需も動きにくいだろう」(同)とみられている。 テクニカル面では106.60円付近にドルの下値サポートがある。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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