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〔マーケットアイ〕外為:豪ドル1カ月半ぶり安値、円は対ドル以外も軒並み高

[東京 23日 ロイター] -

<09:44> 豪ドル1カ月半ぶり安値、円は対ドル以外も軒並み高

日本の連休中、対主要通貨で最も円が買われたのは豪ドル。前週18日高値の76円後半から75円前半へ下落し、8月前半以来の安値を更新し、現在も上値の重い展開が続いている。

新型コロナウイルス感染再拡大を警戒する欧州を中心とした株安に加え、オーストラリア準備銀行(中央銀行)のデベル副総裁が「低めの為替レートは確実にメリットがある」と発言したことなどが、下げの手掛かりになったという。

同様に下げが目立ったのは英ポンド。18日高値の136円前半から前日に133円前半まで下落。ほぼ3カ月ぶり安値を付けた。

こちらの手掛かりは経済活動の再制限。政府はレストランやパブなどの営業時間を24日から午後10時までに制限する方針を発表した。マスク着用義務も厳格化されるほか、警察支援に向けて軍投入の可能性もあるとしている。

ユーロも同様の動き。18日の124円前半から、21日に2カ月ぶり安値となる122円半ばへ下落した。その後も122円後半で横ばいが続いている。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が「外国為替相場の動向を含む入手可能な情報の注意深い検証が必要になる」と発言したことが「再び通貨高けん制に出た」(証券)と受け止められたという。

こうしたクロス円の相次ぐ下げが、ドルと円の押し上げにつながり、ドルは18日日中の104円後半から21日には104.00円まで下落、その後一転104円後半へ急反発し、前日海外では105円台を回復する荒い値動きとなった。

市場では「海外仲値に関連した取引も少なくなかったようで、ドル/円はかなり読みづらい展開が続いた。しかし基本的に(円が買われやすいため)上値の重い展開に変わりはないだろう」(外銀)との声が出ていた。

<08:00> ドル104.50─105.50円の見通し、突発的変動に注意

きょうの予想レンジはドル/円が104.50―105.50円、ユーロ/ドルが1.1670─1.1740ドル、ユーロ/円が122.50―123.30円付近。

18日から22日にかけての外為市場は、ドルと円が2強。大手銀行が20年近くにわたり違法とされる巨額な資金を移動させていた、欧州などで新型コロナの感染が再拡大してきたといった報道で、世界的に株価が下落したことが響いたという。

結果的にドルと円は売買が交錯する場面が多かったものの、ドルや円にかかる上昇圧力にずれが生じることで、円買い先行する形で下落したり、ドル買いがけん引して急上昇する場面もあった。「リスクオフだが円高一辺倒ではない」(トレーダー)だけに、日中も突発的な動きに注意が必要だ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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