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〔マーケットアイ〕外為:人民元が3年ぶり高値、インフレ抑制策を好感

[東京 27日 ロイター] -

<16:30> 人民元が3年ぶり高値、インフレ抑制策を好感

オフショア人民元は、午後4時過ぎに1ドル=6.3700元まで上昇し、2018年5月以来の高値を付けた。

スポット市場の人民元は、1ドル=6.3761元まで上昇し、同じく3年ぶりの高値をつけた。

市場では「中国は今週、高騰する鉄鉱石などの価格制御に乗り出すなど、インフレ抑制の動きを見せている。市場はこうした一連の動きにポジティブな反応を見せ、人民元を買いすすめている」(国内銀)という。

また、「インフレ抑制には自国通貨高のほうが都合がいいので、コモディティー価格を制御する諸政策の一環として、当局も人民元高を演出または許容しているとみられる」(同)という。

中国国家発展改革委員会は24日、規制当局が今年の金属価格の大幅な値上がりについて協議したと表明し、工業用金属産業の企業に「通常の市場の秩序」を保つよう求めたと明らかにした。

声明によると、発改委、工業情報省、国有資産監督管理委員会、国家市場監督管理総局、証券監督管理委員会は23日、コモディティー産業の大手企業と協議し、価格を押し上げないよう求めた。 これに先立ち、中国国務院(内閣に相当)は19日、コモディティー価格の「不合理な」上昇を抑制し販売価格への転嫁を防ぐために、需給両面の管理を強化する方針を示していた。

<14:15> ドルは109円前半、米長期金利の持ち直しに反応薄

ドル/円は109.11円付近。薄商いの中、ドルは109円前半で足踏み状態となっている。

リフィニティブによると米10年国債利回りは1.5774%付近と前日の安値1.5520%から反発しているが、ドル/円の反応は鈍い。

午前の取引では「米長期金利の反発局面で、じわじわとドルが売られる傾向がみられた」(外為アナリスト)という。

米長期金利を手掛かりにドル/円の売買を手掛けるのは、いわゆるデイトレーダーと呼ばれる超短期売買中心の主体がほとんどだが、きょうは米長期金利の上昇局面で、実需のドル売りがデイトレーダーによるドル買いをしのいだとみられる。

米通商代表部(USTR)のタイ代表は26日、米国は中国との通商・経済関係において「非常に大きな課題」に依然として直面しており、幅広い分野で注意が必要だと指摘した。ロイターのインタビューで述べた。

米中両国は2020年1月に「第1段階」の通商合意に調印。バイデン政権は21年末の期限を控え、米中通商政策の包括的な見直しを進めている。

米中対立は今日の外為市場では材料視されていないが、中長期的なリスク回避の材料として意識されている。

<12:02> 正午のドルは109円前半、月末控えた実需のドル買い活発

正午のドルは前日NY市場終盤と比べわずかにドル安/円高の109.07円付近。仲値公示にかけてはドル不足もみられ、一時109.20円付近まで上昇。月末をにらんだドル需要が高まり、ドル/円は底堅く推移した。

前日の米国時間にドル/円が109円を上抜けたことで、市場からは「これまで上値めどとして意識されていた109円が、今度はサポートラインになっているようだ」(三菱UFJモルガンスタンレー証券のチーフ為替ストラテジスト・植野大作)との見方が聞かれた。

ただ、足元のドル買いは「ファンダメンタルズとは関係ない、月末に絡んだ実需のフロー」(植野氏)だといい、ドル上昇の勢いが強まる雰囲気はみられない。

また、あすは米国で個人消費支出(PCE)価格指数が発表される予定となっている。米連邦準備理事会(FRB)が注視している指標だけに、その結果を見極めたいとの思惑も広がり、午後は様子見姿勢が強まりそうだ。

ユーロ/ドルは1.2187ドル付近、ユーロ/円は132.95円付近で推移。ユーロは前日の海外市場で下げが目立ったが、東京時間に入ってからは売りが一服し、もみあう展開となっている。

<09:10> ドル109円前半で小動き、ECB高官発言に関心

ドル/円は朝方からほぼ横ばいの109.16円付近、米10年債利回りは1.5%台後半で安定している。日経平均は寄り付きから小幅安となっているが、為替市場への影響は限定的。

ユーロ/ドルは1.2190ドル付近。欧州中央銀行(ECB)高官の量的緩和の縮小(テーパリング)の議論は時期尚早との見方を受けた欧州金利の低下、ドル買いなどを背景に、ユーロは1.22ドル台半ばから1.21ドル台後半まで下落した。

きょうは、デギンドスECB副総裁が会議で講演する予定となっており、発言が注目される。

一方、米連邦準備理事会(FRB)のクオールズ副議長は26日、テーパリングに向けた議論を始める用意があると表明した。同時に、引き続き忍耐が必要になるとも強調した。

市場からは「こうした欧米間のテーパリング議論に関する姿勢の違いがユーロ/ドルの重しとなりそうだ」(国内銀行)との声が聞かれ、ユーロの動向に関心が集まっている。

<07:48> ドル108.70─109.50円の見通し、ドル買い継続するか注目

きょうの予想レンジはドル/円が108.70―109.50円、ユーロ/ドルが1.2150─1.2250ドル、ユーロ/円が132.60―133.60円付近。

前日のNY市場では、ドルが主要通貨に対して今週初めて上昇した。米債利回りの安定や日本経済見通しの悪化、ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)の利上げ示唆などが影響した。

ドル指数は一時0.4%上昇し、90台を回復。今年3月以降の下げに歯止めがかかったものの、1月の安値近辺で推移している。

現在、ドル/円は109.12円付近、ユーロ/ドルは1.2192ドル付近、ユーロ/円は133.05円付近で推移している。

きょうは、前日のNY市場でみられたドル買いの流れが続くかどうかが注目される。上田東短フォレックス・営業推進室長、阪井勇蔵氏は前日のドル上昇について「月末のドル買いフローが目立ち、買い戻しの動きが広がった面もある」と指摘。東京市場でも、月末を控えた実需のドル買いがみられそうだが、「ドル/円は109円前半を中心に推移するのではないか」と同氏はみており、どんどん上値を追う展開にはなりにくいという。

また、このところ堅調に推移していたユーロが対ドル、対円で下落しており、ユーロ売りが一服するかも焦点となる。

欧州中央銀行(ECB)のパネッタ専務理事は26日、日本経済新聞とのインタビューで、来月10日のECB理事会後に資産買い入れペースを落とすべきではないとの認識を示した。こうしたパネッタ専務理事のハト派的な姿勢が、ユーロ売りを誘ったとみられている。

主なスケジュールでは、米国で新規失業保険申請件数(労働省)、4月耐久財受注(商務省)が公表される予定となっている。また、日本と欧州連合(EU)が首脳会談を行う予定。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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