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〔マーケットアイ〕外為:ドル110円前半、ロシア政府系ファンドはドル建て資産削減へ

[東京 4日 ロイター] - <15:22> ドル110円前半、ロシア政府系ファンドはドル建て資産削減へ

ドル/円は110.23円付近でこう着気味。米雇用統計の発表を控え、市場は様子見姿勢を強めている。

過去2営業日はこの時間帯から海外短期筋がドルを買う動きを見せていたが、きょうはそうした動きはみられないという。

前日のロンドン市場序盤にドルが109円台後半で売られる場面があったが、その背景には、ロシアの政府系ファンドによるドル資産削減の報道があると指摘されている。

ロシアのシルアノフ財務相は3日、ナショナル・ウェルス・ファンド(NWF)について、1カ月以内に米ドル建て資産を完全に排除し、ユーロ建てや人民元建ての資産、金の比率を高める方針を示した。

財務相によると、ドル建て資産の比率は35%から削減され、ポンド建て資産の比率は半減する予定。変更後はユーロ建て資産の比率が40%、元建て30%、初めて追加される金が20%、円建てとポンド建てはそれぞれ5%になる見通しという。。

市場では「日本や中国に比べて、ロシアのドル資産の保有額は小さい。ただ、最近では一部のエマージング諸国のドル離れも進んでおり、こうした動きが続けば何らかの影響はあるだろう」(アナリスト)との意見が聞かれた。

<14:18> ドル110円前半、クロス円での円高で上値重い

ドルは110.26円付近で取引されている。米長期金利の上昇で底堅さを保っているものの、クロス円での円高圧力がドル/円にも波及し伸び悩みとなっている。

ユーロ/円は高値133.74円から133.51円まで下落。英ポンド/円は高値155.63円から155.30円まで下落した。クロス円での円高は、前日ドルが欧州通貨に対して買い戻されたことが背景とみられる。

注目される5月の米雇用統計について、非農業部門雇用者数の市場予想中心値は65万人程度の増加となっている。4月は26.6万人増と予想を大きく下回ったため、今回はどちらに振れるのか関心が集まっている。

<12:02> 正午のドルは110円前半で小動き、ドル上昇の勢い弱まる

正午のドルは朝方から小幅にドル安/円高の110.15円付近。前日のドル上昇の流れは東京時間に入ってから停滞し、ドルが上値を追う動きは限定的となっている。市場関係者の関心は日本時間今夜の米雇用統計に向かい、指標の発表を前にドル/円相場は膠着感が強い。

ユーロ/ドルは1.2119ドル付近、ユーロ/円は133.51円付近で推移している。

市場参加者からは「米国の労働市場は着実に改善している」(国内銀行)との声が聞かれる。一方、米雇用統計についてはマーケットの見方が分かれているという。

企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが3日に発表した5月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が97万8000人増と、2020年6月以来の大幅な伸びだった。市場予想の65万人増を上回った。

三井住友ⅮSアセットマネジメントのチーフマーケットストラテジスト、市川雅浩氏は、ADP雇用報告と労働省の雇用統計は必ずしも連動性が高いとは言い切れないと指摘。今晩の雇用統計に対しては期待も高まっているが、市場予想を下回る可能性に警戒感もある。

米経済の回復期待は強く、労働市場も徐々に改善しているが、「やはり(雇用統計の)内容を確認したいとの思惑もあり、様子見姿勢が強い」(市川氏)という。

また、米労働市場の改善を背景に、米連邦準備理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩和の段階的縮小)期待が高まりつつある。ただ、米長期金利は足元ではレンジ内で推移し、上昇圧力は弱い。

「なかなかレンジを突破できない米長期金利は、市場がテーパリング早期開始についてまだ本格的な期待を抱いていない現状を表している」(前出の国内銀行)との指摘もあった。

<10:54> ユーロは1.21ドル台で停滞、対円では弱含み

ユーロ/ドルは1.2127ドル付近で朝方からほぼ横ばい。一方、ユーロ/円は133.60円付近で弱含みとなっている。ユーロ/円は1日に2018年2月以来の高値(訂正)となる134.12円を付けており、利益確定売りが進んでいる。

市場からは、特段ユーロに関する新規材料が出たわけではないものの「ドル高の受け皿として、ユーロなどの主要国通貨が売られているようだ」(国内銀行)との見方が出ていた。

<09:06> ドル110円前半で小動き、ユーロなどは調整ムード

現在、ドル/円は朝方に比べてほぼ横ばいの110.31円付近で推移。前日の米国時間にはドルの上昇圧力が強まったが、東京時間に入ってからは上値を追う動きは限定的となっている。

他の主要国通貨では、ユーロ/ドルが1.2121ドル付近、英ポンド/ドルは1.4108ドル付近、豪ドル/米ドルは0.7660ドル付近で推移し、いずれも前日から下落している。

昨日に公表された米国の新規失業保険申請件数や全米雇用報告(ADP)が市場予想を上回ったことで、ドルは強い地合いとなっている。ただ、積極的にドルが買われているというよりは「ここのところ堅調だった欧州通貨や資源国通貨の買い持ちを、投資家が調整しているような印象だ」(国内証券)との指摘が聞かれた。

<07:52> ドル109.30─111.00円の見通し、ドル高続くか焦点に

きょうの予想レンジはドル/円が109.30―111.00円、ユーロ/ドルが1.2050─1.2250ドル、ユーロ/円が132.80―134.80円付近。

前日のNY市場では、ドルが上昇し、対ユーロで3週間ぶり、対円で2カ月ぶりの高値を付けた。労働市場に関する経済指標が予想より良好だったことで、米経済が新型コロナウイルス禍から回復している兆候が改めて示された。

米労働省が3日に発表した5月29日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は38万5000件と、前週の40万5000件から改善し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)発生以降で初めて40万件を下回った。労働力不足で雇用が制限されている中でも労働市場が堅調であることが示された。市場予想は39万件だった。

現在、ドル/円は110.29円付近、ユーロ/ドルは1.2130ドル付近、ユーロ/円は133.77円付近で推移している。

きょうは、今晩公表予定となっている5月の米雇用統計に関心が集まる中、ドル高基調が継続するかどうかが焦点となる。

前日に発表された新規失業保険申請件数や全米雇用報告(ADP)が市場予想を上回ったことで、今晩の雇用統計も良好な結果が示されるのではないかとの期待が高まっているという。

市場からは「雇用統計の内容が良ければ今年の高値を上回り、111円台を試す展開もありそうだ」(楽天証券・FXディーリング部、荒地 潤氏)との意見が聞かれた。

ただ、東京時間では「節目の110円台に乗せたことで、実需のドル売りが出る可能性もある」(荒地氏)といい、積極的に上値を試す展開にはなりにくいとみられている。

主なスケジュールでは、国内ではBIS等主催「Green Swan Conference」に黒田東彦日銀総裁が出席する予定。海外では、ユーロ圏で4月小売売上高(統計局)が発表予定となっているほか、G7財務相会合がロンドンで5日まで開催される。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

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スポットレート(日銀公表)

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