[東京 7日 ロイター] -
<07:42> ドル109.20─110.00円の見通し、米雇用統計後のドル売り続くか
ドル/円は109.57円付近、ユーロ/ドルは1.2164ドル付近、ユーロ/円は133.25円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が109.20―110.00円、ユーロ/ドルが1.2110─1.2210ドル、ユーロ/円が132.80―133.80円。
4日のニューヨーク市場では、米雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想に届かなかったことで、連邦準備理事会(FRB)が早期に金融引き締めに着手するとの観測が後退し、米長期金利が急低下、ドルは109.37円まで急落した。 5月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比55万9000人増と底堅い伸びを示したものの、市場予想の65万人に届かなかった。
「雇用統計の内容が格別に悪かったわけではないが、3日に発表された雇用関連指標がかなり良かったため、(雇用統計に対する)期待値が上がり過ぎていた」(外為アナリスト)ことが、米長期金利の急低下やドル安の原因だという。
米国債市場では、長期債を中心に利回りが大きく低下し、利回り曲線が平坦化した。 リフィニティブによると、米10年債利回りは一時1.5550%付近と、5月26日以来の水準に低下した。
きょうは「雇用統計後のドル安の流れが続くかが注目されるが、鍵を握るのは引き続き米長期金利の動向」(前出のアナリスト)とみられる。
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