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〔マーケットアイ〕外為:ドル109円前半で軟調、ユーロは高値圏でのもみ合い

[東京 8日 ロイター] -

<09:05> ドル109円前半で軟調、ユーロは高値圏でのもみ合い

ドル/円は109.22円付近で軟調。前日海外市場の安値109.19円に迫っている。

内閣府によると、1―3月期の実質国内総生産(GDP)の2次速報値は、前期比マイナス1.0%、年率マイナス3.9%だった。ドル/円への影響は見られない。

ユーロ/ドルは1.2191ドル付近。前日一時1.2202ドルと4日ぶりに1.22ドルを回復し、現在は高値圏でのもみ合いとなっている。

きょうは独ZEWの6月景気期待指数、ユーロ圏1―3月期GDPの確報値、ユーロ圏の雇用統計など一連の経済指標の発表が予定される。

ユーロ関連では、ロシアのプーチン大統領が4日、米国がドルを経済および政治戦争の手段にしていると批判し、ロシアが石油・ガス取引の決済にユーロなど他の通貨を使用する可能性があるとけん制したことが話題を呼んだ。

ただ、ユーロ/ドル相場への影響は今のところ限定的だという。

市場では「ロシアは石油など国際商品について、既にユーロ建て決済を一部行っている」(外国銀)との指摘も出ていた。

ユーロ/円は133.17円付近。ユーロ高と円高に挟まれ、こう着気味となっている。

<07:54> ドル108.90─109.70円の見通し、ドルの戻りが鈍い

ドル/円は109.26円付近、ユーロ/ドルは1.2191ドル付近、ユーロ/円は133.19円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.90―109.70円、ユーロ/ドルが1.2140─1.2240ドル、ユーロ/円が132.70―133.70円。

前日のニューヨーク市場でドルは109.19―109.36円と狭いレンジ内で推移した。

市場では、「米雇用統計を受けて下落した後、ドルの戻りは極めて鈍く、ドル強気派にとっては逆風が吹いている」(外為アナリスト)との声が聞かれた。

きょうは米国で3年物国債の入札が予定され、入札結果を受けた米長期金利の反応が注目される。

一方、米雇用統計後の米長期金利の急低下などを受けて、ユーロは堅調地合いを保っており、きょうも底堅い展開が予想されている。

市場は10日の米消費者物価指数(CPI)や欧州中央銀行(ECB)理事会に注目している。ECBに関しては、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買い入れペースへの言及があるかどうかが注目される。

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